最近、禅の本を読んでて、「天衣無縫の極み」って禅の悟りなんじゃないかと思った。
ワンピース
大方の予想通り、くまは麦わら一味を助けに来たようですが、しかし、これはくまがその気なら麦わら一味は軽く全滅してたということですね。つえーよ、くま。普通に勝つつもりなら大海原に落とせば勝ちですし。
これで一応三日間の時間は稼げてミッションコンプリート(?)ですが、レイリーは大将にケンカを売ったし、「三日間でコーティング」の方ができそうにない感じになってきました。となると、素直に「三日後にシャボンディにみんな揃って落ちてくる」というよりは、新世界のどこかに全員バラバラで飛ばされて、サバイバル&再集合イベントみたいな方向になるかもしれません。新世界でウソップがやけに逞しくなって合流したら熱いなー。あ、でも、サニー号が置いてけぼりになっちゃうか。
・ルフィ「仲間一人も救えないっ……!」
掲示板の方で、「大将を呼び寄せるほどの災禍を招いて、実際に大将が来たら『敵わないから逃げろ!』って、ルフィは船長としてダメなんじゃない?」的な意見がありましたが、この流れからすると、ルフィが天竜人にケンカを売ったくだりを反省する展開があるかもしれませんね。しかし、あれがあったからこそキッドさんにも認められた(?)し、レイリーも協力してくれたわけで、反省の仕方も難しいところ。今回の「ヤバイと分かってても主人公的に正しい行動を取ったら、実際、シャレにならんくらいヤバかった」という展開はなかなか新しいけど、その分、落としどころが難しそうです。
・ナミ「スリラーバークで女の子が一人…、ああやって消されて二度と帰って来なかった…」
何も知らない人がこれを読んだら、すごくホラーな感じを受けるだろうなと思いました。「スリラーバークとかいう恐ろしそうな場所で、いたいけな少女が奇怪な大男に襲われて二度と帰って来なかった」と読むとすごく怖い。実際は女の子の方が怨霊使いなのだけれど。
・くま
くまは「触れたら勝ち」の事実上の即死能力者だけど、黄猿には触れることすらできない辺り、最強レベルの強者の間でのバランスが取れてるなーと思いました。しかし、モリアさんはオーズを仲間にしてどうするつもりだったんだろう。オーズじゃ、くまにも黄猿にも勝てないんじゃね? カイドウはどうだか知らねーけど。
ナルト
うはw 天照、見たら勝ちwww
頑張ってた割にはアッサリ決着が着いちゃった感のある八尾戦ですが、こういう無体な論理能力がちゃんと性能を発揮して勝利するのは結構好きだったりします。無体な能力は無体な性能を発揮すればいいんだよ! さながら手塚に当たった木手部長の如く! 「な、なんだよ、これ……。バカじゃねーの……。どーしろってんだよ……( ゚д゚)ポカーン」ってなればいいと思うんだ。だって、それだけの能力なんだからね。これまで天照はあんなに無体な能力なのに、なんだかんだであまり役に立ってなかったので、これくらいは活躍してもいいと思うんだ。
ただ、サスケの「くっ」とか「ズキン」とかだけでは、この無体な性能に見合うデメリットが感じられないので、できれば回数制限を設けて欲しかったな、という感じ。「あと3回使えばお前の目は潰れる」とかあれば、今回の天照の無体な性能と成果も、もっとスンナリ受け入れられるし、感じるところが多かったと思うのだけど。まあ、手塚も回数制限なんてあってねーようなもんだったけどな!(テニスの場合は敵も同レベルの無体な能力を使ってくるのでバランスが取れてた)
あと、逃げてる最中に黒炎が背中にぶつかり、「キャ!」と倒れて気絶した今週の香燐ですが、飛んできた石が頭に当たって気絶したサクラを思い出して幸せな気持ちになったのは僕だけではないはず。サクラ2号だよ、この子。でも、今回のサスケは優しいね。一生懸命仲間をフォローしてるよ。序盤のサスケもこんな感じでナルトやサクラをフォローしてたんだよなあ。
だからさ、もし、ナルトのストーキングに根負けしてサスケが木の葉に帰るとするじゃん? するとたぶん、今度は水月か重吾がストーカーになるんだよ、間違いない。香燐は「ウチを置いてかないでー」とか泣きついて無視されてションボリするポジションね。間違いない。
・「あいつら何者なんです!?」「あれはうちはの家紋!」
サスケは服を替えておくべきだったんじゃないかな(´・ω・`)
「あいつら何者なんです!?」
「暁のメンバーだ、相当の手錬だとは思うが……」
「暁か。謎の秘密結社集団だな。ぜんぜん分からないぜ」
「ああ、ぜんぜん分からないな」
と、なるところを、
「ああ、あれ、木の葉のうちはさんところの息子さんだよ」
みたいになっちゃったよ。見事にアイデンティファイされちゃった。もちろんこれが雷影の敵意を木の葉に向けるための策ならアリだと思いますが、サスケくんはたぶん何も考えてないだろうな。
・「あの雷影様……、黙ってませんね」
雷影「おい、テメーら、よくもオレの弟をやってくれたな!」
木の葉「ま、待て……! オレたちは雲隠れと争うつもりはない、信じてくれ! アンタの弟と戦った覚えもないし、それどころか顔すら知らない。一体どういう忍なんだ……!?」
雷影「HIPHOPを愛し、ヘタクソなリリックを日常的に口ずさみ、ビートたけしのモノマネが得意で、必殺技はハンセンのモノマネから繰り出すラリアット。おまけに尾獣を操り、牛とタコのキメラに変身する忍者だ」
木の葉「帰ってくれ(´・ω・`)」
雷影「ま、待て……! 本当だ、信じてくれ!」
・ナルト「これならアレができるかもしれねェ…」
1、影分身します
2、おいろけの術を使います
3、セックスします
今までのナルトもここまではやってたと思うんだ。そんなナルトがこのたび仙術チャクラを手にし、「疲れるどころか回復が早い」体を手に入れたのです。よく分かりませんが、何か相当エロいことを考えていたに違いありません。フカサクさまに言及された時の狼狽ぶりからもそれが見て取れます。
…………さて。ところで、ナルトは上述のおいろけの術において、一体誰に変身していたのでしょう。以下から選びなさい。
1、春野サクラ
2、日向ヒナタ
3、うちはサスケ
トリコ
「巨大なフグ鯨が小さくなったからとても美味しい」という理屈にちょっと感動しました。僕たちが最初に抱いてた「フグ鯨って鯨じゃねーじゃん、フグじゃん」「鯨っつーか、イルカじゃねーの」あたりのツッコミが、「体が縮んだんだよ!」で解決された上に、それが「旨み」にまで繋がってくるなんて……! フグ鯨というイチ食材にいちいちアイデアが凝縮されてますね。素晴らしい。「これ、身が固くて食えねーんじゃねえか?」という気が正直しなくもないですが、それはそれとして素晴らしい。
To Loveる
今週の籾岡さんの痴女っぷりは異常。今週ばかりは全面的に古手川さんが正しいと思いました。
真中のように妄想せずとも、何らかのトラブルに見舞われなくとも、ぱんつくらいは進んで見せてくれる女の子が周りにいるとか、リトくんは羨ましいとか羨ましくないというか、なんだか別の世界に生きてる人みたいですね。この世界を僕たちの現実世界の延長上と見るのは間違いだと思いました。だって、何か軸がぶれているもの。「はちきれんばかりのヒップ!!」で当然のようにぱんつが見える辺りも(これはいつものことだけれど)確実に軸がぶれているよね。しかし、本当に当然のようにぱんつが見えるよなあ。女性の臀部にフォーカスを当てるということは、すなわちパンツを見るということである。遮蔽物としてのスカートの存在は完全に無視されている。もうスカート穿かなきゃいいんじゃね?
ところで、ぱんつって陰部をわずか布一枚隔てただけなんですよ。そう考えると、ぱんつってとてもえっちいですね。
・「みんなにスタイル維持の秘訣聞いてみたら!?」
肉体構造が人間と同様かどうかすら怪しいララやルン、ヤミ、御門先生に聞くのは確実に間違いだと思いました。特にルンなんて、たまに男になるような超特異体質です。そんな人に肉体維持の秘密を聞いて何になるというのか。肉体維持どころか男になるじゃん。根本的に維持できていません。だから、この場合、籾岡さんたちが本当に尋ねるべき相手は天条院さまだったと思うんだ。まあ、宇宙人と同等かそれ以上に、意味のある返答は期待できない訳だけれど。
ところで、リトくんの「男はおっぱいばかり見てるわけじゃないから気にしなくていいんだぜ!」は男の子的には正論ですが、実際にこれをいうと、「あたしたち、別に男のためにおっぱい大きくしたいわけじゃないんだけどー」って言われるので要注意なんだぜ。よく分からないけど、「背が高くなりたいぜ」「別に背が低くても気にしないよ」「そういう問題じゃねえんだよ!」的なニュアンスっぽい。
サイレン
ドルキさまの連れてきた二人の部下を見て、「あー、こりゃ、本格的にキメラアント編になっちゃったなー」と思ったり。「凝を使わなければ見えないテレパス」もしかり。そのうちドルキさまは生存者のめくら少女を見つけて、一緒にボードゲームを嗜むうちに性格が変わったりするんだ。
・今週のヒリューくんと、来週からのヒリューくん予想
「テレパスしてくれとダダをこねる」→「みんなピンチ」→「やはり、あのテレパスはマズかった……!」
「ウソをついてみる」→「バレてみんなピンチ」→「やはり、あのウソはマズかった……!」
「壁になったり、目くらましをしてみる」→「副作用で足手まといに」→「やはり、ヒリューの活躍はマズかった……!」
我ながらすごいヒリューくん補正だ。これだけ活躍したのに悪い結果しか想像できない。なんというミラクルドラゴン。
銀魂
なんだこのポエム合戦は……。正直、読むのが辛かった。
バクマン
なんだろう……。この奇妙な読後感は……。微妙に共感できないし、現実感もないのだけど、すごく作り物な感じがするのだけど、それでいて、できるだけリアルな雰囲気を出そうとしていて……。例えるなら、非常に精巧に作られた人形劇のような……。血の通わないロボットたちが必死に人間の振りをして人間ドラマを演じているような、そういう酷く形容しがたい印象を受けています。とりあえず、今のところ面白くはない。
ぬらりひょん
・つらら「さぁ~何したか白状して下さい! 私ごはん作って待ってたんですよ!?」
ぬらりひょんがスクイズ化の予感……! つららが世界な感じになる様子が簡単にイメージできてしまう辺りがとてもイヤだ。
・犬神
当然のようにあかなめだと思ってたら犬神だった。しかし、畏れを集めるといっておきながら、初手セクハラというのはいかがなものか。いや、痴漢は確かに怖いけれど。
・隠神刑部
リクオと隠神に共通した才能、――というか特権は、ぬらりひょんと狸という、どちらも元はアレな妖怪でありながら、人間としてそれなりにスマートなビジュアルで生まれついたことだと思うんだ。ほら、七人同行とか、見るからに妖怪妖怪してるじゃないですか。「組長は狸なのに、なんでイケメンなんだよー」「差別だー」とか、みんな腹の底では思ってるよ。そりゃ犬神もリクオに嫉妬するよ。でも、犬神はまだ恵まれた方だと自覚し、セクハラは自重すべきだと思う。
クロガネ
Mr.アンチェインだ……。アンチェインはこうして生まれるのか……。
今回の金未来杯ではこれが一番面白いかな?? 正直、どんぐりの背比べな感じですけど。「銃を撃ってみる→効かない→大砲を取り出す」の流れが奇しくもアルバイターと同じでしたが、それだけに、展開のスマートさといい、解決法といい、比較してみるとこちらの方が一枚上手。各漫画を主人公別に比較してみても、クロガネだけが一線を超えている感じがあって、一番キャラとしても魅力的かなあ。でも、別に連載で読みたいとも思わない。そんな感じ。
ネウロ
ポニョ、キタコレ……!
しかもネウロの場合は洒落とかではなく、タイミング的にも間違いなくポニョそのものの予感。その巨大さや、全ての海の帝王というところから、ポニョというよりはグランマンマーレなのでしょうが、ビジュアル的にはきっとポニョだと思うんだ。松井先生ならやってくれる……!
ネウロvsポニョとか成立しないかなー。魔人vs邪神とか、もう字面だけでワクテカなんですけど。これ、ちょっとしたドリームマッチじゃね? 成立するなら、正直シックス戦より楽しみ。
ダブルアーツ
最終話にして衝撃の真事実……! キリは実は童貞だった…………!!!!
これまでダブルアーツ研究家の中で定説となっていた「キリは非童貞なので処女めんどくせーと思っている」「なので、エルーが近くで何してても勃起しない」というアイデアが最終話で全否定されました。最後の最後にしてなんというサプライズ……! これまで見事に騙されてたよ……!!!
この事実を元に改めて考えるならば、今までのお風呂シーンなどでキリは常に欲情・勃起していたことになります。しかし、作中ではキリが煩悶している様子などは一切描かれていません。と、なれば、考えられるのは……スーパー賢者タイム……??
作中のキリが常時賢者タイムだったとするならば、彼の平然とした態度にも納得がいきます。また、それは彼が非常に早漏であることにも繋がりますから(フレアで持久力二倍になった程度では意味がないほどに)、チェリーハンターのスイが相手にしなかったのも分かります。おそらく「3回付き合った」というのは、性交を3回試みたがそのたびごとに失敗した、という意味ではないでしょうか。もちろん、スイが全裸絵を描いた時にもキリは射精したはずです。
しかし、これほどの早漏となると、キリはこれからどうすればエルーとセックスできるのでしょうか。おそらくカギとなるのはフレアの力だと思うのですが、2人と繋がっても所詮2倍。おそらくキリ一人では興奮から射精まで1秒前後と思われるので、2人でも2秒。100人繋がっても1分40秒しか持ちません。絶望的な数字といえます。となれば、フレアにはまだ語られていない秘密があったと考えるのが自然ではないでしょうか。ガゼルメンバーたちもキリのフレア能力に特別の関心を抱いていました。やはり、フレアにこそキリやガゼルたちの性生活を改善しうる何らかの力があったはずです。
ですが、打ち切りとなった今、もはやフレアの謎を解明する機会は失われました。個人的にはキリの今後の性生活と、ガゼルメンバーが童貞だったのかどうかが気になりますが、もはや今さらに協議しても詮無いことです。
***
最終話でキリが童貞であることを明かし、物語に更なる謎を投げかけて終了したダブルアーツ。しかし、総じてみれば、なかなか楽しめた漫画だったと思います。特に「キリ非童貞説」の成立過程が一番楽しかったなー。
ブリーチ
「できれば僕を――許さないでほしい」
と、なにやらオサレな捨て台詞を吐いて最後にOSRを稼いだ吉良。しかし、これも考えてみれば不思議な話で、死神は虚を倒して罪をそそぐ的なニュアンスで戦っている訳ですから、許すも許さないもないと思うんですが。「今からキミの悪念などを切り払うが、それはそれとして悪念は持ち続けて欲しい」ということでしょうか。一体、何を言ってるんだ。
そして一方、檜佐木サイドでは仮面破壊の儀礼を終えたエセクタの人が、「正解!」を連呼しOSRアップ。さらに、名乗りを上げることでOSRを高めました。ここまではOSRバトル的にも「正解(エセクタ!)」といえます。そして、彼は高めたOSRを使い、いよいよレスレクシオンしますが…………!
………………カ、カニ?
…………カニ!???
あ、いや、それ……。たぶん「不正解(ノ・エス・エサクト)」だよ……。もうカニの時点で勝ちようがないと思うんだ。それはデスマスク登場の昔から決まっていたことなんだよ……。OSRバトルでカニに変身してしまったのは致命的なミスだったと思います。どんな技を秘めていようが、仮面をまだ少し残していようがカニじゃ無理だよ。南無三。
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