トリコ
今週始るや否やデビル大蛇は倒されているのではないか? などと思っていた先週の僕ですが、フタを開けてみると普通にバリバリ戦っていました。さすがにそこまでバトルをサラサラとは流さないか。まあ、これはこれで非常に面白かったのでOK。来週辺りでササッと勝負つきそうだしね。
そういえば、これまではトリコのあまりの強さに、「トリコは最終話まで苦戦らしき苦戦をしないのではないか」などと考えてましたが、今回でレベル21あたりで互角と判明。しかし、トリコが「すげえ力だ……!」というだけで、「デビル大蛇はすごい力」ということがちゃんと伝わってくる辺り、島袋先生、見事なものです。すごい説得力あったよ。
・小松の扱い
これまで「トリコ最大の問題」と考えられていた、「小松同伴問題」ですが、それも今週で解決しました。
読者「トリコはどうして小松を連れてくの? 足手まといじゃないの?」
島袋「小松が付いてきてるだけだよ。ホントに困ったら見捨てるよ」
……と、いうことでした。確かにレベル21あたりで互角ならば、レベル5のガララワニやレベル8のトロルコングの群れなんかはトリコにとっては何の問題でもなく、「小松を世話しながらも十分に達成できるミッション」だったのかもしれません。なので、「自分に余力のある時は保護してあげるけど、余力がなければ保護しないよ。それを承知で来るなら来ればいいよ」というスタンスならば小松同伴問題も一挙に解決ですね。トリコは何か理由があって小松を連れまわすのではなく、小松は危険を覚悟で自分から付いてきてるし、絶対に守ってもらえるとも思っていない、と。そう言われれば、確かに一話の時からそういうスタンスではあったなあ。小松の世話を焼くトリコが甲斐甲斐しすぎたから、僕らが忘れてただけだったのかもね。
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ところで、四天王がデビル大蛇と互角程度だとすると、単純に考えて四天王一人一人はレベル15~25くらいある訳ですよね。四天王の一人、ゼブラは現在グルメ刑務所へ服役中らしいですが、レベル8で戦車が敵わないくらいなのに、一体何をどうやってゼブラを捕縛して服役させてるんだろう……。
ワンピース
・つよいよパシフィスタ!
思った以上に強かったパシフィスタ。量産型と再生怪人は勝てないのがお約束なのに、麦わら一味が総出で戦って今のところ互角くらい?? こんなのが少なくとも三体配備されてるって世界政府はスゲーなー。これ、本格的に量産が決まったら、CP9とか七武海とかいらないんじゃないの?? CP9のほとんどは麦わら一味が一対一で勝てたことを思うと、量産型くまはCP9より強い気がしてきます。
あと、黄猿のところにいる量産型くまが「スクラッチメン・アプー…」と言葉を発してるので、「キッドさんのところのくまは喋ってるからオリジナル」という訳でもなさそうですね。
・ルーキーがんばる
ウルージさんの「因果晒し」はネーミング的にも「ペインパッカー」な感じを受けます。ダメージを受ければ受けるほど巨大化して強くなる、的な。何があっても死ぬことはないワンピースにおいては相性の良い能力というべきなのか、それとも、所詮、打撃力上昇だけではロギアに勝てないので、イマイチな能力というべきなのか。
そして、ドレイクさんは恐竜のゾオン系でした。うん、同じ政府の人間として、キリンやら羊やらばかり当たってしまったCP9は、やっぱり可哀想な気がしてくるんだ……(´・ω・`)
ホーキンスさんの「降魔の相」は良く分からなかったです。五寸釘らしきものを持ってはいるけど……。単純に考えるなら、ホーキンスさんにとって最大の攻撃は「身代わり」対象に黄猿を含めることなので、五寸釘攻撃はその目的とも思われます(対象の身代わり人形化)。……でも、五寸釘を打ち込まれたりしたら、今までの「身代わり」の人たちも気付くよねえ。これはちょっと考え辛いかなー。
それか、「降魔の相」は、単に「常時身代わり状態」にしてるだけで、五寸釘攻撃は普通の物理攻撃なのかなー。しかし、「目が見えない……!!!」と慌てるホーキンスさんは、らしくないくらいに取り乱してたので、「降魔」は実は中の人が既にこっそり入れ替わってるとか、そういう能力の可能性もあるかなと思ったり。
アプーさんの能力は、(あんまり知ってる人いないだろうけど)「魔界学園」の海鳴平助のように音で攻撃する能力みたいです。海鳴平助は「音が刃」で「音で斬る」能力者だったけど、アプーさんは斬れるし、爆発もできるし、たぶん他にも色々できるんでしょう。ところで、アプーさんの二つ名も「海鳴り」だし、これって尾田先生の菊地秀行オマージュじゃないかしら。
それと、アプーさんは歯が鍵盤になってるだけでもヘンだったのに、口はシンバル、胸は太鼓、腕はラッパと、実は「全身ヘンな人」でした。これにより、突出してヘンな特徴だった歯が単なるキャラ付けのためのものではなく、アプーという一つのキャラとして成立した感じがしたのが良かったです。なんといいますか、たとえば八尾さんがラップをすることには意味がないんですよ(これから明らかになる可能性もありますが)。八尾さんのラップは八尾さんのキャラ付け以上の意味を持ってないんです。同様に、今週までアプーさんの歯もあまり意味を持ってなかったんですが(能力関係だと想像できる余地はありましたが)、今週で「ただのヘンな特徴」ではなくなって、そのヘンな特徴に必然性が生まれ、キャラ全体に統合された感じがするんですよね。「『ヘンなキャラだ』と思っていたのに納得がいった」と言うのが一番早いかな??
しかし、ダメージ無効化のホーキンスさん、被ダメに従い強くなる(であろう)ウルージさん、恐竜に変身できるドレークさん、そして、おそらく回避不能の「音による攻撃」を持つアプーさんと、これだけ揃っていても勝てる気がしない辺り、黄猿さん、というか、ロギア系は怖いなあ、と思いました。アプーさんに腕を斬られても血が出ていないところを見るに、おそらく黄猿さんはロギア系であり、ダメージ無効耐性だよね。最後のアプーさんの爆破もたぶんダメージ入ってないんだろうなあ……。そう考えると、パラミシアやゾオンに比べてロギアの何とも有利なことよ。物理攻撃無効って色々と次元が違いますね。アプーさんの回避不能攻撃も効かなきゃ意味ないんだしなー。
リボーン
両手両足で剣を持つ幻騎士さんを見て、「この人は八尾さんと仲良くなれそうだなあ」と思いました。一方、「すわ、秘承鶴錘剣!」などと思った方とは、僕がお友達になれそうです。
読者プレゼント
今週載ってた「ランドサーフ」にはスゲー心惹かれました。超欲しいんですけど! キックボードといい、セグウェイといい、僕はライト系の乗り物には簡単に心動かされてしまうぜ。セグウェイ超欲しいもん。
動画を見てても実に楽しそう。でも、これ、実際にやると絶対疲れるよなー。キックボードも見た目よりすげえ疲れるし。
キャプテン翼
実はキャプ翼はマトモに読んだことないんですよね……。だから、日向とか岬くんとかメジャーどころしか分からないんだけど、それでも、森崎くんが試合に参加できなくて、中西くんと違って声すら掛からなかったことは納得できたよ。「そうなんどもぬかれてたまるか~!」だよね??
あと、立花兄弟のスカイラブのシーンは、キャプ翼を全く知らない最近の若い人が見たらどう思うんだろう。「片方が発射台となり相手を飛ばす」という発想はなかなか浮かばないと思うから、「地面の方の人はどうして肩支持倒立をやってるんだろう」とか思ってたりするのかな?? いや、案外、テニスの洗礼により、「スポーツ漫画ではありえないことほど起こるものだ」と認識して、すんなりと理解できているのかもしれません。「テニスですら日吉が飛ぶ、いわんやサッカーをや」な感じで。ちょっと興味深いので、キャプ翼を初めて見た若い人は、掲示板に「スカイラブをどう思ったか」書きこんでもらえると嬉しいです。もしくはキャプ翼を知らなくても、スカイラブはみんな知ってたりするのかな??
To LOVEる
今週のジャンプで唯一声を出して笑った漫画。
それまでの、To LOVEるとは思えない程にシリアスな展開から、一転してヤミの大股開きへの飛躍には笑わざるを得なかった……! これ、ひょっとして、今までのTo LOVEるで一番品のないシーンじゃなかろうか。
そういえば、ヤミって登場してスグの頃はあまりエロいシーンがなくって、「もしかして矢吹先生はヤミ(イヴ)にエロイことはできないんじゃなかろうか」って言われてたんだよね。
それがいまやこれですよ。まったく、時代の流れを感じますなー。
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