【7/22】2008年34号のジャンプ感想


 ちょっと出先なので、今週は短めで。


・ワンピース
 
「み、三日・・・」
「しかも、全員離散してのサバイバルだと・・・」
「わしゃなんか悪い予感がするのう」

 もう、この時点で長くなりそうな雰囲気がぷんぷんしてきてるんですが、しかし、ルーキーたちにくま、黄猿と、各地に散らばった麦わら一味という感じで、これがうまーく全部消化されたら、とてもきれいなシリーズになりそうな気はしています。尾田先生がうまくまとめてくれることはあまり疑っていないので、とにかく短くまとめて欲しいな。億越えルーキーが10人、麦わら一味が9人、くま、黄猿、戦桃丸。ここまでで22人。レイリーやドフラミンゴたちが絡んでこないとしても、全部タイマンなら11戦。くま戦みたいに多人数バトルになればいいんだけど、ワンピースで11戦って、ちょっと気の遠くなる話だよなぁ・・・。多人数バトルを切実に希望。


・ナルト

忍術=精神エネルギー+身体エネルギー
仙術=精神エネルギー+身体エネルギー+自然エネルギー

 なんか忍術は儒教っぽいなー。これって魂魄ってことだよね? んで、仙術は道教っぽい。ナルトの世界観(というか岸本先生の世界観)は中華ベースなのかしら。

 あと、逆口寄せってスゲー便利だと思いました。これ、巧いことシステム化したら、全国どこにでも瞬間移動できるようになりますよね? たとえば、A地点にAがいて、B地点にBがいて、C地点にCがいたとします。AはBとしか契約しておらず、BはCとしか契約してません。この状態でCがA地点に行きたい場合、BがAによりA地点に口寄せされて、さらにBがCを口寄せすれば、CはA地点に飛ぶことができます。おお、すごい便利。木の葉の忍たちは、みんなとりあえず口寄せをマスターすればいいんじゃないかな? 下忍を全国に派遣して、問題のある時だけ上忍を口寄せすることで、効率的な依頼遂行システムが作れると思うんだ。


・ブリーチ

 バラガンさんの背中に禍々しい物体が集合していくのを見て、次ページで圧倒的迫力の武装バラガンが現れるのか!と思わせておいて、ページをめくるとバラガンさんが椅子に座ってたあたり、非常に久保帯人だったと思います。しかし、これがガチなのかギャグなのか真剣に判断つきません。

藍染「よし、後のことはバラガンたちに任せよう」
バラガン「よし、とりあえずわしは椅子に座ろう」

 さすがはエスパーダでも三指に入るOSRの持ち主です。あの藍染さまと思考回路が同じだ。次週、隊長格が何人椅子に座るかで勝負が決まる気がしますね。 


・トリコ

 たぶん、みんなとほとんど同じ感想だと思うんだけど、ゾンゲさまが地味に強かったのが本当にすごく良かったです。とても良い意味で裏切られた。

 あと、掲示板でみんなが言ってた「クジラなのに卵生ってなんだよww」とか、「クジラとイルカって体長の違いだけで区別されるのにフグサイズでクジラってどういうこと?」とかが、今週冒頭の説明でちゃんと解決されていたのもびっくり。そーか、魚乳類と来たか・・・。水圧で体長が30cmまで圧縮とか民明書房並みの頭の悪さですが、でも、そんな頭の悪さは嫌いじゃないぜ!


・こち亀

 表紙を見た瞬間に「うっ・・・!」と思って、それでもがんばって読み進めたけど9ページ目で挫折した。礼子が雑巾の絞り汁をお茶に入れるあたりで。不快というか、それ以前の感覚で、「こち亀はもうどうしょうもないんだなあ、仕方ないか」みたいなかんじ。哀しい諦念観とでも言おうか。


・どがしかでん

柴「オレが魔法をかけたんだ」

 ちょ・・・w それ、本来はヒロインのセリフじゃねーの? この漫画の主人公の能力開発はヒロインの仕事じゃなかったの??

 思ったんだけど、いま柴くんとヒロイン(名前が思い出せない)はお互いの立ち位置を奪い合う関係になってるよね。立ち位置ってのは、大門(主人公の名前は覚えた!)にあれやこれやと世話を焼くポジションね。つまり、この漫画はダメ主人公をヒロインや柴くんが取り合うハーレム漫画だったんだよ! そんでいまのところ、主人公を取り合ってるのはまだ二人だけだけど、そのうちHIPHOP先輩も「ホレ、尻を鍛えるんじゃあ!」とかいって大門争奪戦に参加するんだよ。もちろん部長の参戦も時間の問題。主人公をみんなが寄ってたかって手取り足取り練習させて、「ダンクだけならむしろ巧いじゃないか!」とか「バカみてーな時間(3日間くらい)を割いて3Pシュートを極めさせた!」とかいって、みんなで主人公の才能を際限なく開発していけばいいんじゃないかな!


・ぬらりひょん

 呪いのカナちゃん人形、まさかの伏線・・・! 結果的にクソの役にも立たなかったけど、これは「気配すら感じひん!(・∀・)」って言い切ったゆらちゃんの責任だよね。清継くんは悪くないよ。カッコイイよ。素敵だよ。


・バリハケン

 禍福は糾える縄の如しとはまさにこのことか。団吾くんのこれまでの強運は同じ原理で彼に凶運ももたらしていたのですね。しかし、小学校時代の団吾くんたちのポエムは、ちょっと中二力が高すぎではないだろうか。あれは死んだら死神になれるレベルだよ。


・ダブルアーツ

「いったい何百人で本部に行く気なんだ」とのファランの言葉に、「えっ、それが一番効率的なんじゃね??」というツッコミが入ってから今週の話を見てみると、まるでエルーが命がけで「あったかいイケメンキリ」を独り占めしようとしてるように見えてしまう不思議。「このやろうハイネ、あたしのキリさんから手を離しやがれ」な感じ。


・とらぶる

 下着が見える、裸が見える、それ以外の何ひとつも描く気のない、実に潔い話だったと思います。長谷見先生は小中学生男子の股間を刺激すること以外、何も考えていない。


・スケットダンス

 名前にボンバーズと付いただけで、「情けない」「弱々しい」イメージが喚起されてしまうあたり、ビッグボンバーズは罪深い存在だと思うのですよ。


・サイレン

 マツリ先生が時計やら新聞やら、ちまちまと努力してたのが良かったです。こういう「僕ならこうする」をキャラクターがやってくれるだけで、だいぶ面白味が増してくる気がします。カブトくんの「お金持ちになるためのアイデア」は未来で新聞でも読むのかと思ってたんですが、風化して読めないとなると次のドリフトでカブトくんはションボリするのかな。カブトくんのアイデアが僕の予想程度は軽く上回る面白いアイデアだったらいいなー。


・勇者学

 勇者学、ホントに打ち切りだとしたら、今週の出火で鋼野先生がクビになるんでしょうか。彼がクビになっても、本当に自業自得であり、まったく同情することなく終わりそうなのが勇者学らしくていいなー。鋼野先生は本当にカスだけれど、最後だと思うとそんな鋼野先生の腹立たしさすらも勇者学の趣きと感じられることだなあ。


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