トリコ
・トリコ「ガララワニは夜行性だからな。狙うなら動きの鈍い昼がいい。湿原には明日入ろう!」
これはアツイ!!!! 個人的に今週のトリコで一番アツかったセリフですよ、実にカッコイイ! 後で見るように、トリコはスーパーガララワニとガチで闘っても十分倒せるレベルなのに、にも関わらず動きの鈍い昼間を狙う! これがプロか! 当たり前っちゃ当たり前なんだけど、だからこそ素晴らしい。このセリフはトリコの"プロフェッショナル"を強調し、さらに「にも関わらず夜間戦闘をしなければならない」ことで、スーパーガララワニ戦にに幾らかの緊張感をもたらしましたね。
そして、ガララワニによるターゲッティングは、「全力のガララワニを倒さないとトリコのスゴさが引き立たない」「でも、トリコはプロだから相手が全力を出せる時に戦ったりはしない」というジレンマを巧く解決していたと思います。
・ガララワニ戦
読切の時と比べるとかなり楽勝だったイメージ。でも、読切の時の巨大猿よりも今回のガララワニの方が美味しそうな気はするね。口の中にヒルを飼ってる動物の肉と思うと、ほんのちょっと嫌だけれど。
しかし、今回の2話だけで「秘境探険は楽勝」「レベル8くらいも楽勝」となっちゃって、これからどう展開するんだろう。「レベル10以上の食材」という方向はもちろんあるだろうけど、パワーインフレでは頭打ちが目に見えてるしなぁ。ドラゴンボールみたいに別の惑星の動物を狩ったり、霊界の動物を狩ったりはできないだろうし。
後は北朝鮮(みたいなところ)に潜入して、軍隊と戦いながらのハントとか? いや、トリコがいまさら軍隊相手に苦戦するとも思えないしな……。もしくは「海賊の宝の地図」よろしく、「レベル20食材の地図」みたいなのを発見して、「ここに行けば東西南北全ての土地のレベル20食材が揃っているという。伝説とも言われた美食屋の理想の大地だ。いくぞ、小松!」展開とか。あ、いや、それじゃオールブルーだな……。どうでもいいけど、サンジは今さらオールブルーを発見してどうする気なんだろう。
サンジ「おお、これが夢にまで見た伝説のオールブルー!」
ナミ「うん、まあ、空島もあったしね」
ウソップ「まあ、あってもおかしくはないよな」
ルフィ「魚釣り放題だな、ワハハ」
チョッパー「良かったなー、サンジー」
サンジ「うん……(´・ω・`)」
いまさら騒ぐほどのことでもない気がするなー。いや、まあ、コック業の上では意味あることなんだろうけどさ。
閑話休題。トリコは「食べるために倒す」なので、基本的には対モンスターバトルで一貫されそうなところは期待してます。最近の漫画は最初は人外と戦っていても、すぐに人間相手のバトルになっちゃうので(武装錬金しかり、みえるひとしかり)、トリコは最後まで人外と戦って欲しいな。きっとライバル美食屋とか非道の美食屋とかが出てきてバトることもあるんだろうけど、最後はモンスター相手に落ち着いて欲しいな。
サイレン
アゲハの能力は「クリーム」でした。サイレンドリフトのメリットの一つに「現代に戻っても超能力が使える」というのがあるんですが、その意味ではこれは結構なハズレですね。みなさんもよく友達と集まった時に、「欲しいスタンド」議論をすると思いますし、その時はいつも「でも、クリームって日常生活で使えねーよなー」って話になると思いますが、僕も昔は「クリーム」や、「ザ・ハンド」を一体どうやって使ったものかと腐心していたのですよ。で、その結果、
・ゴミ処理(ゴミを出し忘れても安心)
・がんこな汚れを落とす(ザ・ハンドでちょびちょび削る)
この辺りでならギリギリ利用価値があるという結論に達しました。だから、アゲハも現代に帰った後、ライズを使って体育で大活躍する雨宮さんを横目に、便器にこびりついたウンコを削ったりすればいいんじゃないかな。
アゲハ「掃除にしか使えないよー、とほほ」
ヒリュー「そういうなよ。オレだってテレビのチャンネル変えるくらいしかできねえよ」
アゲハ「うるせえ! おまえといっしょにすんな、カスが!」
ヒリュー「………………(´・ω・`)」
ワンピース
「天竜人に逆らうフラグ」は、どうやらケイミー絡みで達成されそうです。ルフィの口からも「たとえ、どんな事したってケイミーは必ず助け出すから!」と、「オレ逆らうよ」宣言に等しいものが飛び出し、事は順調に進んでいる模様。
天竜人に逆らう理由は、「村人がひどい目に遭ってたから」とか、そのくらいの理由だと、「ルフィばかだなー(´・ω・`)」ですが、仲間絡みなら、これはもうしょうがない。麦わら一味はロビンの件で「仲間のためなら無茶するよ」という読者との共通認識をゲットしましたしね。「ケイミーのため」は導入として悪くないと思います。とはいえ、ケイミーは昨日今日知り合ったばかりの「仲間」なので、そこはちょっと説得力に欠けるのだけど。これ、さらわれたのがはっちんだとたぶん心情的にはもっと納得し辛いんだろうな。うん、ほら、ケイミーかわいいから。
一方のピーターマンさんはケイミーをオークション会場へと引渡し終了。この過程で何かあるもんだと思ってましたが、ここまでは意外とスンナリ進みました。しかし、ピーターマンさんも「あー、良かった。無事に引き渡せたぜ。麦わらのやつらにさらったのがオレだとバレたら大変だからなー」と思っていたことでしょうが、
「出品者は?」
「"ハウンドヘッツ"で」
「ピーターマンか」
ケイミーの前でバリバリ名前を出されてしまいました。この業界には守秘義務とかないみたいです。
と、いうわけでケイミーに名前がバレてしまったピーターマンさん。それを考えると、今回のヤマは本当にハイリスクなものだったと思うな。どれほどの収入になるのか分からんけど、麦わら一味のお礼参りまで考えると実に割が悪い。これ、イメージ的には武闘派で知られる大手ヤクザからコカイン盗んだようなもんだよ。ちょうハイリスクだよ。
あと、覇気ってかなり指向性が高いんだなあと思いました。「スゲエ、覇気をあんな遠くのリンゴに当てるなんて……」「な、なにィー! カエルを傷つけず、下の岩にだけ覇気を当てるだとォー!」みたいな。
ナルト
戦闘中、イタチさんが突然吐血した理由が、まさか「病気でした」だったなんて……。そ、それは言われなきゃ分からないぜ……。ところで、イタチさんの目論見どおりにサスケが里の英雄になった場合って、
サスケ「ウオオオ、オレはイタチを倒したぞー!」
サクラ「キャア、サスケくんカッコイイ! 大好き!」
ナルト「サスケカッコイイってばよ! 大好きだってばよ!」
ダンゾウ「(え、イタチ死んだの?? じゃあ、もうサスケ守る意味なくね? 里を抜けたことで大義名分も立つし、処刑して良くね?)」
ってことにならないかなあ。この一連の計画の後のフォローが微妙な気がします。イタチの生存によるプレッシャーと、サスケが英雄視されることは二者択一だよね。
しかし、そんな作中のことよりも問題なのは、作品としての「ナルト」自体のこの後の展開で、これまで一番物語を引っ張ってきたサスケの動機は解消され、「サスケ大好きだってばよ!」しか頭にない主人公もこれで行動動機が曖昧になり(今後ナルトは何を目的に動くんだろう?)、そして、目的はありながらも、イマイチ悪の秘密結社として存在感の薄い暁のみなさんは、イタチを失ったことでさらに存在感が薄くなりそうです。今までサスケとイタチの確執にばかり焦点が置かれていたせいで、暁の皆さんが尾獣を集めてるのって、「結構どうでもいい」感じなんですよね。そして、その攻防の過程で死んでいった自来也先生も結構どうでもいい。
アイシールド
・石丸「ロデオドライブ!!」
なん…だと…?
鬼兵さんは可及的速やかに泥門に転校すべきだと思いました。石丸さんでさえロデオドライブ使えるようになるんだぜ。鬼兵さんが持ち直すにはもうこれしかねえよ。
勇者学
・河野盾 登場回数54回
河野君が登場しなかった残り3回が気になる……。そんな話あったっけな? 杖とゲーセンの話は確かに出てなかった気がするけど。
・人気(不人気)投票
不人気はもう鋼野先生一択だと思うんだけど人気投票の方が難しいなぁ。こうしてみると、好感の持てるキャラが本当にいないことよ。
まあでも一人選ぶならまさ子かな? 次点で輪月円。まさ子は勇者学で数少ない心の清い女の子だし、輪月もちょっと奇特なだけで性格は悪くない。この漫画は「性格が悪くない」というだけで相当のアドバンテージが取れるよ。個人的には槍崎先生もそんな嫌いじゃないなー。あの人もどうかと思うバカだけど、根は悪い人じゃないしね。
《人気投票予想》
本命:まさ子 対抗:輪月円 大穴:槍崎英雄
《不人気投票》
大本命:鋼野剣 対抗:ブタ 大穴:まさゆき
たぶん、「みんなはオレじゃねー!」な結果になると思う。でも、鋼野先生の不人気一位だけはガチ!
ブリーチ
すごい……! こんなに副官が役に立ってた時期があっただなんて……! 副官なのに隊長格の風格を漂わす矢胴丸リサがすごくカッコ良かったです。本当になんて恋次はダメなやつだったんだ……!
山本「いまから挙げる五人以外は全員自宅待機ぢゃ!」
浦原「でも、ボク行くっス!」
テッサイ「私も行きますぞ」
山本「…………(´・ω・`)」
エスパーダも死神も自宅待機を守らない人たちばっかりだぜ! そういえば一護たちも守らなかったから、山本総隊長の命令って悉く誰も守ってないね。いや、ひょっとすると山本総隊長とか藍染さまとかの自宅待機命令はダチョウ倶楽部的に理解すべきものなのかもしれません。「いいか、絶対出撃するなよ! 絶対だぞ!」
リボーン
ピカチューが進化してライチューに……!
ぬらりひょん
清継くんの頭の中では、
「妖怪に捕まる>>>(超えられない壁)>>>入浴中の女子」
なんですね。本当に清廉潔白な人柄だなあ。女子が壁一枚隔てた向こうでお風呂に入っているというのに、漫画的に当然ありうべきリアクション(ドキドキする/覗こうとする等)は一切無視で、直ちに妖怪に捕まりに行こうとしています。なんというストイックな生き様だろうか。
あと、今週の清継くんを語る上で忘れてはならないポイントが、彼は女の子達を「邪魔者」呼ばわりしながらも、彼女たちが山を下りようとした際にはそれを留めたことです。彼女たちは山の不気味さを騒ぎ立てており、清継くんの本来の目的遂行(妖怪に捕まる)の上では邪魔な存在でした。山を下りてくれるのは、清継くんにとっても好都合だったはずです。
しかし、清継くんは彼女たちの下山を押し留めたのです。なぜかって? 「暗くなった山を下りるのは危険だから」ですよ。清継くんは自分の目的遂行を阻害しかねない彼女たちの身の安全までも考え、彼らの下山を思いとどまらせたのです。そして、女の子たちにはセキュリティ完備の別荘と豪華な温泉を与えておき、念のため、花開院ゆらという霊的実力者まで残していきます。その上で自分と腹心の二人だけで、本当に危険なミッションにトライしようとしたのです。嫌がる女子には無理強いをせず、むしろ安全確保に努め、危ないことは自分だけで引き受ける。本当にどこまでも完璧だな、清継くんめ。しかし、このアメまずいっすねぇ!
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