先週の補足でも書きましたが、「テニスの王子様」同人誌、通販開始しました。こちらのショップで取り扱っています。また、店頭でも購入可能です。
今回の同人誌は全国大会の全試合解説(比嘉~立海戦)、計63種のテニスアーツ解説&ランキング、ゲストとのテニス討論などをメインに、「男の子でも楽しめるテニスファンブック」「数年後に読み返してテニスを懐かしめるファンブック」を目指して作っています。数年後に見返してニヤニヤするため、ぜひ一冊ご購入下さい!
参加ゲストは山岸さん(錬金場)、マルコさん(カフェオレ・ライター)、xxさん(インターネット殺人事件)、いずみのさん(ピアノ・ファイア)、リンドウさん(フタゴ・フラクタ)、No.5(幻想動物現場主義)。そして、表紙はムーさん(有無)、774さん(あまたま。)です。同人誌の詳細はこちらの公式サイトから御覧になれますので、よろしくお願いいたします。
トリコ
読切と異なり、第一話はトリコの凄さ描写だけに留めてきました。読切もそうだったけれど、トリコさんは武力だけでなく、観察による状況把握など非常に「プロっぽい」。この「プロっぽさ」はハンターハンターに通じるものがあるのですが、それにしても、プロ中のプロが強くて頼りになるという当たり前なことの、この安心感! それでもネテロ会長が王にやられたら人類おしまいな気がするように、トリコがやられたら誰も捕まえられないんじゃねっていう感覚が残るので、あんまり危機感も損なわれてません。そう考えると主人公をヘタレにする理由ってあんまりないのかもですね。プロでいいじゃん、強くていいじゃん、みたいな。
驚き役の小松さんも、読切の時と比べ(今のところ)個人的欲求に従って同行しており、個人的にはこっちの方が好感持てるかなー。個人の欲望に素直な人って好きだぜ。
サイレン
うーん、これはどうなるんだろう……。この漫画がこの漫画であるためには、これはもうヒリューくん死ななきゃいけないよなー。背中をボウガンで撃たれて死ぬんだから、胸を貫通したらやっぱり死ぬよなー。ヒリューくんの最大の伏線であったタツオは現在進行形で消化中だし、死んだら死んだでストーリー上、困らないっちゃ困らないんだけれど。
色んな意味でみんなに愛されているヒリューくんの代わりが朧やカブトごときに務まるとも思えないけれど、でも、ここはやっぱ死ななきゃダメだよなー。惜しい人材なのだけれど。ゴールが間近にある点、今まで死んだ人と違ってヒリューがPSYに覚醒している点など、生存に有利な条件もあるけれど、しかし、それはそれで、「だから生き残れました」では今後の緊張感が薄れてしまいますし。ゴール付近なら「大怪我しても、まあいっか」だし、PSY能力者なら「大怪我してもまあいっか」になっちゃうんだよなあ
最大限に譲歩しても、ゴール後、即ICU行き。次回は入院中で動くのも苦痛なところを呼び出されて、超足手まといな感じで頑張るくらい? 後は、タツオくんのマスクがなぜか生命維持装置になってるとか、胸のタヴゥーコア移植とか? んー、でもやっぱここは素直に死んで欲しいかなー。サイレンはちゃんとサイレンであって欲しいのです。
内容に関してはあんまり思うことがない。今週はごくふつうでした。
ワンピース
・「あの一味はイカれた連中ばかりと聞いてるが…」
なるほど、このセリフにはすごく納得できました。言われてみればそうだよなぁ……。他の海賊からしてみたら麦わら海賊団って、「な、なんだあのキチガイどもは…… ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」みたいな感じなんだろうな。
麦わらを現実の暴走族に置き換えてみると、「大手暴力団を2つも壊滅(七武海戦)」「最高裁判所を襲撃して裁判中の仲間を奪回(エニエス・ロビー)」「自衛隊特戦群を返り討ち(CP9)」と、まるで血に飢えた狂犬のような狂いっぷりです。こんな誰彼構わずケンカ売るヤンキーがいたら本気でイヤですよね。つーか、コレ、武丸だよ。麦わら=武丸。細かい事情を知る読者から見れば義賊でも、結果しか知らない人たちからすれば魍魎の武丸みたいなもんなんだよ。
・攫われたケイミー
ここはよくわからなかったです。ピーターマンが遊園地のマスコットに化けていたとしても、それでもどうこうならない戦力差だろうに。あのメンツで一体どれだけのミスを重ねたら攫われるってんだ。チョッパーの「アイスの種類が多いから」の意味もさっぱり分からん。
なので、最初はチョッパーの声帯模写をして麦わらの一味の戦力分散を図ってるのかとも思ったけど、絵を見る限りは本当にケイミー攫われてるんだよなあ。やっぱりよく分かんないぜ。
しっかし、ピーターマンさんは危ない橋を渡りましたね。魍魎の武丸から単車を奪うに等しい行為ですよ、これは。たとえケイミーが5億で売れたとしても、魍魎の武丸が常に自分を狙ってるのかと思えば(たとえ顔も名前も相手に知られていなくても)、怖ろしくて日常生活なんて営めないよ。
インディ・ジョーンズ
おおおおお、いつの間にインディ・ジョーンズの新作ができてたんだ……。全然、知らなかったぜ……。子供の頃、キャッキャと見ていた映画なので、これはちょっと楽しみだなあ。映画館まで行くかどうかは分かんないけど!
そういえば子供の頃は(確か)「魔宮の伝説」で、「おさるの脳味噌食べてる! コエー!」って素直に驚いてたけど、文化人類学をかじった今ではどう思うんだろうか。そう考えると旧三部作もまた見たくなってきたことよ。
ナルト
イタチ「(あー、もう、ホント、イヤな任務だったなー(´・ω・`) 里のため、みんなのためしょうがないとはいえ、こんな任務本当にイヤだよー。あーイヤだイヤだ。かわいいサスケになんて言えばいいのかしらん。うわっ、サスケもう来た! ままま待ってよ、まだ心の準備が……!)」
サスケ「うそだ、こんなの兄さんじゃない」
イタチ「(うわわ、サスケ泣いちゃってるよ。まあ、そりゃそうだよなあ。ううーん、なんていえばイイんだろうか。困ったなあ。でも本当のことはしゃべれないし、なんか、うまい象徴表現はないかな……、えーと、えーと……)えーと……、お前の"器"を、確かめるためだ……」
イタチ「(うおおお、オレ何言ってんだよ! 器ってなんだよ器って! 意味わかんねえよ! あわわ、サスケが( ゚д゚)ポカーンとしてる。そりゃそうだよなあ、いきなり器とか言われても訳分かんないよなあ。何となく言ってみたけど、オレだって訳が分からないもの。ああああ、どうしよ、どうしよう)お、お、お前はオレの器を確かめる為の相手になる…。そういう可能性を秘めている…」
イタチ「(おおおお、オレ、ナイスフォロー! えっと、だから、いまサスケが器で、オレも器で、あ、アレ?? なんか訳が分からなくなってきたぞ。いや、違う、ここはオレとサスケを器という隠喩を使って示して、その二つの大小を比べるという意味だから……。ウン、だからサスケも器が大きくなれば良いのかな? えっと、だから……)お、お前はオレを超えることを望み続けていた。だからこそ生かしてやる……オレの為に」
イタチ「(よ、よし……! なんとか話が繋がった! 後は「これからもがんばって下さい、万華鏡写輪眼も体得して下さい」と励ますだけだ、よし!)愚かなる弟よ、みにくく生き延びるがいい……。そして、いつかオレと同じ目を持ってオレの前に来い」
イタチ「(よ、よし、完璧だ……! ……たぶん)」
***
回想シーンは↑みたいに感じました。「僕への憎しみを糧にがんばってください」と言うだけに、器だの何だのと訳の分からない話を持ち出してたイタチ兄さんはたぶん混乱してたんだと思うな。
ブリーチ
ありゃ!? 浦原さんは直ちに心配する副官の下へと向かったのかと思わせて先に会議に出てたのね。なんか意外だなー。「大変です! 奥さんが交通事故で……!」「な、なんだって! よし、今すぐ役員会議に出席して相応の外出手続きを取ってから駆けつけるぞ!」みたいな。てっきり会議ブッチして駆けつけたのかと思ってたぜ。しかも、会議にも遅れてるってことは、「よし、今すぐ役員会議に出席して相応の外出手続きを取ってから駆けつけるぜ! その前にとりあえずウンコするけどな!」みたいなことなんでしょうか。
あと、前回言ってた「浦原さん、ぜんぜんひよ里信用してNEEEEE!」は夜一さんが代弁してくれました。うん、それは全くそうだよね。しかし、それにつけても思うんですが、山本総隊長は一護の時の、「オレ、虚圏に織姫取り返しに行くよ(`・ω・´)」⇒「ならん」といい、いつもやる気のある人を意地でも任務から遠ざけてるような気がしますよ。これはアレかな。「やる気がありすぎる人や、近しい者を盾に取られてる人は失敗しやすいから敢えて任務に就けない」という方針なのかな。いや、違うなー。ルキアの時は執拗なまでにシスコン兄ちゃんを動かすもんなー。今回の浦原さんと朽木隊長で、一体何が違うっていうんだろうか。…………お、OSRか?
・大鬼道長+副鬼道長=副鬼道長+副隊長
それ、釣り合ってないよ! もはやかませの代名詞と化してしまった副隊長と大鬼道長をエクスチェンジとか意味分かんないぜ。いや、鬼道衆がどんなすごいやつらなのかさっぱり分からないからなんともいえないんだけどさー。「実は大鬼道長は副隊長程度の力しかありません」って感じなら納得できるけど、それはそれでどうかと思うな。
そして、こんな正気とは思えないエクスチェンジは黙認されてしまいました。山本さん愚痴言ってねえで止めろよ! 浦原さんは「なんで享楽隊長は良くて僕はダメなのー?(´・ω・`)」みたいな気持ちになってるんじゃないかなー。享楽隊長は「あー、ウチの副官代わりに行かせるわ」でオッケーで、浦原隊長は「僕が行くっス」⇒「ならん」だもんなー。九紋龍史進並みの扱いの悪さだぜ。
リボーン
最近のリボーンのバトルはよく分かりませんが、とりあえずブラックスペルが幼女のために戦ってたことは分かりました。
To LOVEる
・よく訓練されたTo LOVEる読者
何を言ってるかわからねーと思いますし、理解してもらえるとも思ってないんですが、
このコマを見た瞬間、「ああ、(リト君が)パンツを見せているんだな」と脳が瞬間的に判定してしまいました。一瞬置いてから、「そんなわけないじゃん!」って思い直したんだけど、なんとおそろしいTo LOVEる脳。
・スーパー賢者モード
猿山「ララちゃん、相変わらずいい胸してるぜ…」
リト「お前…、いつもそんな事考えてんのか?」
常時スーパー賢者モードのリト君に爆笑。「何を胸が揺れたくらいで騒いでいるのですか。おっぱいなど、三日に一度は裸で横に寝ている女のものを見ればよいではないですか」といわんばかりの醒めた表情が面白かったです。昔はあれだけ奥手で赤面ドカンやってたリト君も、数々のトラブルに見舞われ、様々な非常識性的シチュエーションに揉まれた結果、否が応でもある程度の耐性を付けざるを得なかったのですね。人はいつまでも純粋なままではいられないということです。
そして、このシーンが面白いのは、基本的にリト君の視点を追っている僕たち読者もちょうど同じ経験をしているということ。リト君が「おっぱいが揺れて喜ぶ猿山くん」を見て冷たい視線を送っているように、つい3ページ前でカラーの生おっぱいを見た読者も、やはりそんな猿山くんに醒めた視線を送るのです。
・揉まれ子さん
キミはもう少し自分の立場というものをわきまえた方がいい。キミの存在価値はそこにしかないのだから。
しかし、やっぱり天条院さまは素晴らしいなあ。ララにおっぱいのことを聞かれた女性キャラクターたちが、
籾岡&理沙⇒身近にいる女の胸を揉む
古手川さん⇒冷静さを装いながらおカタイ態度を取る
ヤミ⇒トランスで胸を大きくしようとしてみる
など、それぞれの個性に応じたリアクションを返す中で、
天条院さま⇒突如として水着姿になり学園中を練り歩く
と、一人格の違うクレイジーを見せつけました。でも、考えてみて下さい。自分のプロポーションに自信のある女の子が特に理由もなく水着姿になって、「見ろ」と言わんばかりに学内中を練り歩くんですよ。素晴らしいことじゃないですか。天条院さまのクレイジーは、人に迷惑をかけたりせず、いつもみんなが幸せになる方向に向かってるんです。だから、僕はそんな天条院さまが大好きなんだ。
・衝撃! リト君が女の子に!
なら、リト君は猿山君とくっ付けばいいよ! 僕は男の子キャラでは猿山君がダントツで好きだよ! 他の男ってザスティン様とレンしかいないけど!