【5/13】2008年24号のジャンプ感想(まとめ)


ハンター

・ユピーカワユス(*´д`*)ハァハァ

 いや、何がカワイイって「ムカツク」ですよ。「てめェのツラがちらついてムカツク」。なんだムカツクって。お前は女子高生かっつーの( ´∀`)σ)゚Д゚;)

 これ、冨樫先生、天然なのかなー? 見た瞬間、ユピーに胸がきゅんきゅんしちゃってとまらなかったぜ。ユピーはそもそも怒ってるフリしてる時点でかなりカワイイんだよね。「ムカツク」はダメ押しだったなぁ。かわゆいぜ。最後のページのアオリの「砕け散れ、凶獣!!!」に違和感を感じちゃうもん。やめて、ユピーにひどいことしないで!って思っちゃうもん。まあ、ハコワレだから、どっちにしろ砕け散らないけどな! むしろ強くなるけどな!

 思うに、今のユピーのかわゆさは「怒ってるフリ」をしていることが、逆説的に「怒ってないユピー」を表してて、そこに親しみやすさが出てるんでしょうね。ユピーってあんな単細胞キャラなのに怒ってないんだよ。なのに、怒ってるフリして、「ムカツク」とか、「あ"あ"あ"あ"あ"あ"、うるせェェんだよ!!!」とか言ってるんだよ。かわゆい、かわゆい。「殺す!」「跡形も無くすぞクソ共!」とか言ってるのに全然そんなこと思ってないんだよ。ホントにかわゆいよぅ。

 あと、あれだ。基本的に単細胞キャラなのに、がんばって頭使って慣れない演技を必死にやってるところもかわいいんだ。でも、怒ってるフリとか良くわかんないから、うっかり「ムカツクー」とか言っちゃうんだ。ホントかわゆいなあ。かわゆす、かわゆす。


・ナックルの変なギャグ

 2ページ丸々使って脳内独り言を繰り広げたナックル。読んでる途中で、「よくあるシーンだけどずいぶん長いなー」と思ってたけど、「ってオレすげェな」「おそらく300文字以上考えてっけど!?……あれ?」あたりで吹きました。ユピーへの敵意を高めた直後の急降下っぷりが面白かったです。

 で、これは僕の場合だけかもしんないけど、この2ページ丸々使った変なギャグでズコーってなったせいか、キルアが助けに来てることを完全に失念しちゃってて、「みんな……後は……頼む……!!!」のシーンで、「ウオオオ、ナックル死んだー!」って本気で思っちゃったぜ。だから次のページのナルカミのカタルシスは言うまでもなし。「キルア、スッゲー」って思ったよ。変なギャグページだけど、ここは効果覿面と感じました。

 あと、「一発で十分」と言ってたキルアが何をどうすれば「一発で十分」なのかと思ってたけど、「仲間が全力を出して五分五分くらいで戦ってたら、ちょっと隙を作ってあげるだけでおk」という意味でした。なるほど、これまた非常にスマートな回答だと思います。確かに、神速(カンムル)がどんな技か分かんないけど、その一発でユピーを倒すってのはナシだもんなー。なら、お前が最初からメレオロンと組めよ、ってなっちゃうし。(まだ決着はついてないけど)ユピー戦は「圧倒的強者に対して、不意打ち+人数差で勝ちました」ってオチになりそうで、とても良いと思います。正しいよね。

 それにしても、ユピーは目の前の敵(シュート)と頑張って戦ってたら、(ナックルに)後ろから殴られて、今度はそいつと頑張って戦ってたら頭上から(キルアに)雷を落とされて、ホントに「なんだそれ(´・ω・`)」って感じでしょうね。次回はユピーがこの「なんだそれ(´・ω・`)」状態にマジでムカついてガス欠すると見た。だって、これムカつくもん。ユピーは必死で頑張って頭使って「ムカツクー」とか言ってるのに、不意打ちで全部おじゃんなんだもん。これはムカつくよね。しかし、メレオロンは働いてるなー。最初のハコワレセットも、今回のキルア強襲も全部メレオロンのおかげだよ。姿を隠せるって普通にクソ強いね。「死んだフリ」「声帯模写」「カメレオン効果」あたりが普通にクソ強かったバジリスクみたいだ。


サイレン

不良「名前は?」
ヒリュー「……ドラゴン(`・ω・´)」

 ヒリューくんはすごい中二力の持ち主でした。ごめん、キミ、龍を具現化していいわ。キミの中二力なら可能だ。いや、必然であるといってもいいだろう。キミならダンゲロスでも魔人になれる。

ヒリュー「キミはスーパークール&アナーキー。そしてオレはドラゴン。どうだい、似合いのカップルと思わないか?」
雨宮「お願いだから私に話しかけないで」

 ヒリューがんばれ。もっとがんばれ。しかし、このアメまずいっすねぇ!


ブリーチ

 すごいなあ。六車さん、ちゃんと複数人で見張りに当たらせたり、伝令を出す時も一人は自分の手元に残しておくなど、前線指揮官としてちゃんと仕事をしているよ。これが恋次なら、「初の死神の犠牲者だ! だが、オレたちは守られるために来たんじゃない! そう、事件を調査するためだ! 全員バラけて一人ずつ調査に当たれ!」とか言って、オサレなポエムを詠んで戦力分散してたよね。一護なんかは組織戦闘の素人だから仕方ないにしても、ホントになんで恋次は率先して敵地での戦力分散を先導したんだろうか。不思議だ。

 今回は一方的なバトルだったからかもしれないけど普通に複数戦闘も面白くて、むしろ、「久保先生、漫画巧いなあ」とすら感じました。しかし、こんなに漫画描けるのに、虚圏編のあのつまらなさは一体なんだったんだろうか。本当に不思議だ。虚圏編はそんなに描くの嫌だったんだろうか。


・ひよ里「こいつ何とかせえや! あんたの教育が悪いねんぞ!!」

 今にして思えば確かに浦原さんの教育が悪かったとしか言いようがありません。今はまだ上官をアゴでこき使う程度ですが、もう少ししたら部下を人間爆弾に改造するようになりますからね。うん、いくらなんでも、もうちょっと教育すべきだった。浦原さんが追放された後、十二番隊の人たちは「あ、あのやろう……。とんでもねえ置き土産を残していきやがった(´・ω・`)」とか思ったことでしょう。


・浦原「こういうことしっかり任せられそうなのってひよ里さんだけなんスよ」

 といった割には速攻で助けに行った訳ですが! まあ、六車さんたちがやられるくらいなんだから、信用していても、なお危険な事態とも言えなくもないですが。それでも、報告を聞くや否や直ちに飛び出して、「ボクが行くべきだった」という浦原さんにはあんまりひよ里への信頼が感じられないぜw


アイシールド

 みんながしょんぼりしてた「帝黒の前では神龍寺もザコなのー?(´・ω・`)」問題は、今回それなりにフォローしてくれましたね。つまり、帝黒と神龍寺なら、やっぱり「帝黒>>神龍寺」だけれど、阿含個人に関しては十分渡り合える実力、と。それで阿含は自分ところの選手を殴って退場してたから、神龍寺の戦力には含まれてない、と。なるほどねー。つまり、神龍寺は実力以前に人間的にダメだったのか。

 しかし、これ、神龍寺メンバーは、

「ねえ、なんで向こうの天才は大和とか鷹とかなのに、うちは阿含なの? どうして??(´・ω・`)(´・ω・`)」

 みたいに思ったろうなあ。相手と同じくらいのカードは揃ってるんだけど、こっちのメイン戦力はすぐに仲間を殴って退場になるとか、レアカード引いたと思ったらカスレアだったみたいな話だぜ。

 ところで、スポーツ特待生で神龍寺に来てる生徒すら引き抜こうとする帝黒引き抜き部隊のハングリー精神は凄まじいと思いました。それは無理だろ、常識的に考えて……。


勇者学

 ふと気付いたら一番に読んでいたよ。ハンターを探そうと思ってペラペラしてたら勇者学が出てきたから読んだんだけど、それでも自分の中での評価がこんなに上がっていただなんてびっくり。勇者学スゴいや。

 で、今週ですが、主人公(?)の鋼野先生が出てこないのはもちろん(最近、出てこない方が多いくらいな気がする)、もう一人の主役の盾も終始解説役に徹しており、勝負のステージに立つのは脇役二人だけ。それでも十分に面白いと、まるでブリーチの如き主人公不在っぷり。しかし、勇者学メンバーの中で最も没個性なのが盾くんなのだから仕方がない。といっても、彼には(今回もそこだけは光っていた)異常なファッションセンスがある分、もしかすると鋼野先生の方がさらに没個性かもしれないけれど。鋼野先生のファッションは今さら突っ込んでもらえないからなー。あの人、ホントうざいだけだよなー。

 どうでもいいけど、なんとなくバキューム袴田が勝ちそうな気がするよ。


ダブルアーツ

>> ガゼルは物語開始以来、任務成功率0%なので、もうすごい雑魚臭。
>> よく考えたらガゼルって肉食どころか雑食でもないド草食動物じゃないか。
(掲示板より)

>> 今回の殺し屋さんはガゼルの中でも下の下なんですよ、きっと。
>> この後、ガゼル四天王とかガゼル十二神とか出てくるんじゃないかな。
(掲示板より)

 ホ、ホントに出てきやがったぜ、ガゼル・イレブン……! 「シマウマ四天王」とか、「ヤギ八部衆」みたいな感じで草食動物の上澄みといわれても別に強い気はしないけれど。

 しかし、ガードのヘイムさんがあっさり噛ませ犬になっちゃったのはまあしょうがないとして、それよりもどうして地元民のキリさえ知らなかった隠れ協会の場所を知っていたかの方が気になります。ていうか、隠れ教会の場所を知ってるなら、彼らはもっと効率的に狩れたんじゃないかな?? 遭遇戦やんなくてもシスターは一定数ここに溜まってる訳ですし。ガードが脅威だとしても、教会から出て行くシスターを各個撃破してもいいんですし。

 もう一つ不思議なのは、シスター協会がガゼルの創始者の素性を知っていたこと。そこまで分かってるなら向こうの狙いもある程度分かりそうなもんだけどなー。「ルーシー・ゼズゥ……。四十二歳、童貞。トロイウイルスへの耐性を持っているわ」「……ということは、もしかして」「ええ、間違いないわ。トロイを広めて患者とセックスするのが目的よ。彼はもう四十二歳だし」「大分焦ってると見て間違いないわね」みたいな感じで。意外と上層部はもうガゼルの目的とか知ってるんでしょうか。

 おまけにもう一つ挙げると、エルーが実は下っ端シスターだったのも意外というか不思議な感じ。わずか8歳でシスターとなってから、「白い妖精」なんて異名が付けられるくらいに活躍してて、がんばりすぎて寿命が縮まって死にかけてる程のシスターが上の役職に就けないなんて、じゃあ一体どういうシスターがどういう活躍をすれば上の役職に就けるというのでしょうか。不思議だぜ。

 あと、シスター達は犠牲になって時間を稼ぐよりも、みんなで手を繋いで全力ダッシュした方が逃げられそうな気がしました。


ぬらりひょん

 リアルGWはもう終わったとか、妖怪博士が胡散臭すぎるとか、いろんなことはさて置いて、中学生の時分に男女混合の合宿を行うというだけで清継くんはすごいなあと思いました。活動内容とか清継くんの人間性とか、いろいろ置いといてコレだけで清十字団に入りたいよ。だって、ゴールデンウィークに女子と合宿できるんだぜ? いや、エロスな意味ではなく青春って意味でね。10年くらいしたらさ、

「いや~、オレさ、リア厨の頃、クラスで清十字団とかいってバカなサークルごっこやっててさー。それで、ゴールデンウィークとかも、みんなで妖怪合宿だー!とか言って、クラスの男女で合宿とかやってたのよ。あの頃はホントバカだったよなー! ゴールデンウィーク潰して何やってんだオレって感じ。だははは!」

 とかいって呵呵大笑する訳ですよ。それを聞いてる同僚とかは、「へぇ~、そ、そうなんだ。ハハハ」と愛想笑いしながら、「クソッ! オレは中学のゴールデンウィークなんて家でゲームしてたよ、クソッ!」とか思うわけですよ。いかに清十時団の活動が羨ましいことか、分かって頂けたでしょうか。

 それにしても清継くんは常時テンション高くて面白い人だなあ。


ディグレ

 なんだかさっぱり話が見えませんが、(まだハッキリとは出ていないものの)千年公のビジュアルがピエロのようなアレではないと分かっただけで、ずいぶん物語に興味を持てるようになりました。やっぱりビジュアルって大事なのね。あのピエロみたいなのがラスボスというだけで、僕の中でかなり「ディグレどうでもいい」感が生まれていたのだと気付きました。

 しかし、それはそれとして、さっぱり話が見えないぜ。最初はノアの一族とは別の平行世界の家族の物語かと思ったり、もしくはブリーチのようにノアの一族の過去エピソードかとも思ったんですが、現在進行形だし、同一人物のようだし、いわゆる「ノアの一族」と今週の彼らがどう繋がっているのかさっぱり分からない。これは真面目に読んでる人なら付いていけてるものなんだろうか。


ポセイドン

 最後までどうでもいいオチで逆に安心しました。これで有終の美を飾ったりしたら逆になんかイヤだったよ。しかし、サオリさんはともかく、オチは本当に酷かったなあ。なんといえばいいのか分からんが、とにかく酷かった。狙いが全て分かった上で全て浅いという非常にポセイドンらしい酷さだった。

 結局、この作品は小学生にはウケてたんでしょうかね? そこだけでも知りたい。でも、打ち切られたってことは、やっぱりウケてなかったんだろうなあ。もっと言うなら、これを連載することにした編集の意図も知りたい。


初恋限定

 分からない。千倉さんと曽我部くんのペアはさっぱり分からない。曽我部くんはこの旅が始るまでは「ちょっとイタイ子」に過ぎなかったのですが、この旅が始ってからは「イタくてダメな子」にランクアップしてしまいました。特に「ダメな子」が甚だしい。社会生活を営む上で絶望的なくらいダメ。のび太くらいダメ。うん、正直、曽我部くんは無理だよ。モテないよ。さすが河下先生、ダメ男子を描くのは巧いぜ。

 まあ、曽我部くんは「お互いがんばろう」だし、別にモテた訳じゃないんだよね……? 「あたしはまだ忘れられないけど」って言われてるし、見方によってはフラれているようにも見えるな、うん。「曽我部くんがモテるはずがない」という思いがすごい強固なので、彼がなんかちょっとイイ感じになってるだけでもやもやするぜ。これを凝縮した作品がいちご100%だったんですね、分かります。

 あと、楠田くんと江ノ本さんはとてもじゃないけど続く気がしません。こんなトゲトゲしたカップルが長続きするとは思えないんだぜ。


ジャガー

 ハマーさんがすごい勢いで吹っ飛んだけど、うん、でも、これに関してはハマーさんの言う通りだよ。自分の体をここまで跳ばしたハマーさんはスゲエよ。作用反作用を考えるなら、ハマーさんは自分と同じ体格の相手であれば普通にこのくらい吹っ飛ばせるってことだよなあ。これはハマーさんもスゴイし、ピヨ彦の筋肉はもっともっとスゴすぎるってことなんじゃなかろうか。そして、ピヨ彦の筋肉は何週間持続するのだろう。個人的には「今年の抱負」が終わる来年度まで続いて欲しいな。


巻末コメント

>> 何とかがんばります。
>> なるべく早くに続きが出せるように・・・。<義博>

 その言葉だけで嬉しいと思ってしまう自分に信者乙!


>> 今回は話(ネーム)作りで苦労しました。
>> ドロドロするのはみんなもヤダよね。<健太朗>

 すごい。矢吹先生がこんなことをちゃんと考えているだなんて……。長谷見先生におんぶにだっこかと思っていたのに、成長したんだなぁ……。


>> 妹に誕生日の贈物(プレゼント)を買ってやると言ったら
>> ブランド物のバッグを買うはめに…。<健太>

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