【4/7】2008年19号のジャンプ感想


 遅ればせながらアニメTo LOVEる1話見たよー。ララが服を着るだけで喘ぐとか、脚本の大和屋先生は良い仕事してやがるぜ。ジャストフィットできつくもないのに喘ぐあたりが頭悪かったです。


ハンター

・ナックル

 ああ、ナックル逃げるのかww そりゃまあ、そうだよなあ。しかし、シュートが面と向かって交戦して時間を稼ぐよりも、ナックルが走って逃げ回った方が簡単に時間を稼げるってのは、ちょっとどうかと思わなくもないところ。ただ、ナックルの体術はカイトと同レベルらしいし、ユピーの攻撃をサクッとかわせても不思議ではない…………のかな? かな? ユピーが王の下に向かわずにナックルを追いかけてくれてる(シュートに止めも刺そうとしない)のは、ポットクリンがユピーの不安を煽っているから、ということなんでしょうかね。

 これでシュートの生き残りの目が濃くなってきた気がしますけど、こないだの「ナックルの誤算」がまだ出てきていないので(シュートの集中力が切れることではなかったですね)、ユピーが突然パッと閃いて、「さっきの空飛んでるやつを人質にして脅したらよくね?」とか思ったりするんでしょうか。もしくはナックルが、「あ、あれ……? メレオロンいなくね、ちょwwww」みたいな展開もあるのかなー。


・ウェルフィン

「軍団長一の懐疑主義者」。ポッと出の時はただの狼さんだったウェルフィンですが、すごいキャラ付けがきましたね。今までの「色々考えすぎて悪い想像ばかりして変な方向に迷走する」ウェルフィン像も、この一言でなるほどなーという感じです。彼はこういうキャラだから、あんなことになっちゃった訳ですね。しかし、軍団長達は仲が良いのかなんなのか、結構お互いのパーソナリティを把握してるもんですなあ。

レオル「言っとくが、これは貸しだぜ?」
プロヴーダ「礼は言わないよ」
レオル「なんで?(´・ω・`)」
プロヴーダ「だって、お前、軍団長一恩着せがましいじゃん。どうせ、それに関する能力だろ」

 ヂートゥさんはおばかな子だったから良かったけど、レオルさん、結構ダメだったんじゃないかな!


・卵男(ミサイルマン)

 どう考えても最強能力キタコレ。ヘタすりゃ王も護衛軍も一人でブチ殺せそうな凶悪すぎる能力です。「お前3秒以内に死ね。3、2、1……。じゃあ死ね! 発射! どかーん」で殺せそうな気すらします。とはいえ、ウェルフィンにとって能力は交渉材料の一つらしいので、こういう「交渉の余地のない」命令は流石にNGなのかもしれません。そうだとしても遠距離攻撃可能なジャッジメントチェーンな訳で強いことに変わりはないですが。あまりに無体な能力だよなあ、コレ。

 こんな凶悪な能力を持つ上に、極端に疑り深くて危険なところには(実際は危険じゃないところにまで)踏み込もうとせず、王宮内でいま最もどうでもよく危険の少ない「ビゼフ探索」クエスト実行中のウェルフィンは、なんだか全然死にそうな気がしません。危険に巻き込まれる気すらしない。でも、こんな性格じゃ討伐隊側についても安心できねーし、なんやかんやで最後は死んじゃいそうですけどー。


・キルアいました

 前回の終盤、ゴンの背後にキルアがいなかったことから、「ゴンに呆れちゃってキルア出てったんじゃないの?」という見方もありましたが、どうやらそれはなかった模様。ゴンの叫びを聞いてメレオロンがここにやってきたということは、キルアはまだゴンと一緒にいるみたいです。良かった、良かった。

 ところで、メレオロンに肩を叩かれてギクッてしてるキルアが地味にイイですね。ゴンと一緒に治療待ちのキルアは、もちろんピトーの突然の変心や第三者の乱入に備えて気を張ってると思うんですが、「ゲエエ、めっちゃ警戒してたのに誰かが後ろにいるー! ヒィー、死ぬー! 殺されるー!!!」とか思っちゃったんじゃないかな。あそこでキルアをギクッてさせられるのはメレオロンだけなんですよね。


サイレン

 サイレンが能力バトルになっちまった…………! 前回、タツオらしき人が銃を持ってたから、「良かった、能力バトルじゃねーぞ」と思ったものですが、弾の方がPSIでしたファック。ちくしょー、やっぱり対人能力バトルになっちまうのかー!

 今回のステージ攻略はタツオくんらしき人を倒してマスクを奪えば済みそうですね。アレがあればミミズも襲ってこれませんし。そして、あのマスクを奪ってしまうと、今後クリーチャーは全てマスクで対処可能となってしまい、本格的な対人能力バトルになってしまいそう(クリーチャーの外野化)。よく分からん怪物にビクビク怯えながらゴールを目指す今の緊張感が削がれそうで怖いなあ。

 いや、対人能力バトルになっても、それはそれでそれなりに面白いんでしょうけどね。ただ、サイレンが劣化ハンターになってもしょうがないなあと思うんです。今のサイレンにはサイレンだけの魅力があるので、そこは大切にして欲しいんだけどなー。不安だぜー。トへロスマスクは「なんだこれ、音出ねえ(´・ω・`)」「私達には吹けないみたいね」な展開を希望。あと、みえるひとも武装錬金もだけど、最初人外の敵を相手にしてる漫画は途中から人間的な敵と戦うようになる流れができてるんで、それもできれば打ち破って欲しいなあ。

 先週、ミミズが襲ってこなかったことから、「スタート地点は安全地点?」と思われていましたが、全然そんなことなかったのは良かったです。雨宮さんが「え、なになに?」って顔してるのが可愛かったー。あれは、「スタート地点は安全なのよ。夜科くん、なにを慌てているの?」って意味かと思ったら、単に雨宮さんがボケてただけでした。でも、可愛いから万事オーケーなんだ。しかし、スタート地点が別に安全でないということは、ゴール地点の電話ボックスも壊れたらハイそれまでよ、なんですかね。「電話ボックス駆け込む」→「ミミズ襲う」→「電話ボックス壊れる」とかなったら、残った人たち呆然とするだろうなあ。

 あと、望月朧覚醒フラグが立っちゃいましたけど、ちょっと朧贔屓が過ぎる気もします。主人公にだって初回覚醒特典なんかなかったぜー。


ブリーチ

山本「その能力、人格に申し分無しと結論した」

 山本隊長、人格検査もしてたのか……。藍染さまをはじめ、三名もの裏切り者を出した現在の護廷十三隊ですが、これは山本隊長の監督責任を問われても仕方ないのでは……?? 彼ら三名にも「人格問題なし!」と太鼓判を押したわけですよね。いやいや、問題あったよ。目ェ曇ってるよ。

雛森「藍染隊長って本当に良い人ですよね。あたしだーいすき」
山本「じゃのう、本当に良いやつじゃのう。わしもだーいすき」

 スッカリ騙されていたのは雛森ちゃんだけじゃなかったってことか。曳舟さんが昇進しても山本隊長が昇進しないのは、たぶんここら辺に理由があると思うんだ。


ナルト

 先週までのコントのような戦いも終わり、少しだけ楽しくなった気がします。ブリーチもだけど、戦ってなければ読めるなあ。

 結局、トビは彼らの足止めだけして去っていきました。交戦するつもりはなかったのに、「僕、写輪眼持ってまーす」とアピールだけはしておくなど、今回のトビの行動は疑問に満ちたものですが、一つだけはっきりしていることがあります。シノのような秘術系は別に役に立たなかったということです。なーにが、「こういう状況では、シノのような秘術系が役に立つ」でしょうか。まったく、カカシ先生の言うことは何一つアテにならないぜ。そういえば、どうしてこういう状況で秘術系が役に立つのかの説明は結局最後までありませんでした。本当にカカシ先生の言うことは(ry


ワンピース

 なんだ、デュバルさん、根は悪い人だったのか。急に同情できなくなっちまったぜ。まあ、特に悪くもない人が海軍に追い掛け回されて整形ショットまでされたら後味悪すぎるもんな。仕方ないか。

 それにしても、トビウオライダーズ相手に一人だけガチで遅れをとっているサンジは天晴れだったと思います。能力者でもないのに溺れ死にそうになるとか、サンジはさすがサンジだと思いました。


アイシールド

・全員個室の一軍ロッカールーム

 こ、ここで花梨が着替えてるのか…………。「気をつけて着替えないといろいろ見えてしまいそう」な扉の配置具合が、まるで熱湯コマーシャルみたいだぜ。

「一軍なんやから報酬違って当たり前やがな!」

「報酬」=「女子高生の生着替えが毎日見られる」なのでしょうか。そりゃあ、みんな必死にもなるよな。中学生・高校生男子のエロパワーは人間の限界を超えうる。たぶん横島くんとかは三日で一軍に上がれると思うんだ。んで、棘田さんは色々経験が多かったので、エロパワーをアメフトに回しきれなかったのが一軍に上がれなかった理由に違いないんだ。やっぱり童貞じゃないとダメよね。


サムライうさぎ

 爆砕点穴キタコレ。千代吉は土木工事用スキルをゲットしたゾ☆ しかし、千代吉は本当に何を思って地面に穴を掘ったんだろうか。せめて黙っておけばハッタリとして機能したのに。

 石雨は地味ながらも対人戦闘では有用な技なんですが(投石は弓矢、鉄砲に次ぐ実践的な戦闘技術)、しかし、相手がボコボコぶつかりながらも我慢して突進してくるのはいかがなものかと。「相手は効果的な攻撃を仕掛けてきましたが、我慢したから大丈夫でした」ってどうかと思うなー。あと、「鉄製の鋤で後頭部をブン殴っただけだから死なないでござる」のるろ剣理論とか、このでかい人はどれだけ頑強なのかと。おまえはワンピースですかと。

 そんな感じで、相変わらず微妙な戦闘シーンでしたが、唯一、風雲七菜城だけは評価したいです。土を掘ったら城ができていたとか、もはや剣術と呼ぶのもおこがましい土木建築術ですが、このくらいやってくれたらもはや言うこともないんだぜ。


ぬらりひょん

 期待してたんだけどなぁ――。この漫画、どうにも内容が薄すぎます。今週の話とか本当に空気みたいだった。

 薄いというか、散漫なんですかね。学校パートとヤクザパートの乖離が甚だしく、繋がりがさっぱり感じられないので、どっちつかずなイメージです。これに加えて平常時主人公の受身っぷりと、いつ覚醒するのか(読者にも)分からないもやもや感で、なんというか、ふわふわと空中を漂っているような、地に足のつかぬ読後感を受けます。椎橋先生、ぬらりひょんは初めて連載するには設定が難しすぎたんじゃないかなあ。花開院さんの存在も物語をさらに混迷させたようにしか思えず、どこへ進もうとしているのかさっぱり見えてこない。でも、ここから見事に収束できたら、それはそれでマーベラスなので頑張って欲しいです。(←もう長続きしない前提で言ってるけどw)


ダブルアーツ

 新しいガゼルの人は殺る気があるのかないのか……。あんなに大量のナイフを当たらないように投げてあげるなんて、一体何を考えているのでしょうか。「ハイ、あなたたちにも武器あげますから、逃げずに抵抗してきてくださいね」ということなんでしょうか。レンケさん(今回のガゼル)はヴィグさん(前回のガゼル)と同じ嗜好(ハント大好き!)なんでしょうか。

 シスター組織はやっぱり武力を持っているとのことで、なるほど、これは納得の展開。でもなー、なんかファルゼンの皆さん、来る前に全滅しちゃいそうな気がするんだよなー。でもって、エルーがアンディの仇討ちに動きだしそうな気もするんだよなー。うん、こんなつまらない予想はサクッと裏切って欲しいですね。


リボーン

 懇切丁寧な能力説明&見てるだけの仲間たち。リボーンはブリナルトよりは自分内評価高いんだけど、今週はあんまりナルトと変わらないなーw 笹川兄は高速自己治癒能力のことを黙っておけばもっと有利に立ち回れたのに、サムライうさぎといい、みんな説明しすぎだぜ。あと、獄寺&山本の「このっバーカ! 野球っバーカ!」は、ナルトの「シノの説明は分かりにくいんだってばよ」を彷彿とさせる緊張感のなさでした。戦闘中とは思えない身内との心温まるコミュニケーション。キミら、クワガタがヤバイと思うなら援護しようぜ。

 ラスト2Pの慌てる入江さま辺りは面白いんですけどねー。今回の戦闘シーンはどうにもイマイチ。それでも、ブリナルトと比べて短いだけでも良しとするべきか。

《ブリーチの場合》

「すごい炎です」
「炎を上回る回復力です」
「回復力を上回るさらにすごい炎です」
「すごい炎を上回るすごい回復力です」

《ナルトの場合》

「すごい炎です、勝ちました」
「残念ながら幻覚です」
「クワガタを使います、勝ちました」
「残念ながら幻覚です」


 う、うん……。やっぱりリボーンのがマシ、かな…………??


スケットダンス

 わー。普通に面白い。DMCでクラウザーさんがインタビューされてる時みたいだ。

「好きな食べ物は?」
「オ、オムライス。あ、ケチャップは人の血液だぞ」

 それと、愚民グミを想起させておきながらフェイントに使うとか、オチもしっかり練られてて頑張ってるギャグ漫画だなーと思います。

 今週、個人的に一番面白かったのは、スイッチの「ボッスンはいつも一生懸命だな」というセリフで、仲間が主人公のことを素直に誉めてるだけでこんなに面白いなんてなかなかあることじゃないですよ。ボッスンは本当に地味だけれど、特に特徴ないけれど、それでも十分オイシイね。彼は超人的活躍をしなければしないほどオイシイ気がします。なんて稀有な主人公だろう。


To LOVEる

「突然、RPG世界に紛れ込んだと思ったら、アニメキャラのマジカルキョーコが現れて、半裸でのしかかってきた」

 まさに異常三重奏。「RPG世界」という異常な世界に迷い込んで、その中でもさらに異常と思えるだけの異常事態。「RPG世界だから、これ以上異常なことはないだろう」などという理性的判断は通じないのです。例えて言うならば、タカヤが突如として見ず知らずの森の中にワープしたと思ったら、直後に全裸の孫悟空が現れて、「オッス、オラ悟空。ホモセックスしよう!」と言われたような、そういう異常事態。

「いいか、よく聞いてくれ。今から話すことは全て真実なんだ……。オレは学校にいたと思ったら、気付いたらRPGの世界にいたんだ……」
「バカな……、そんなことありえる訳が! …………いや、でも、オレはお前のことを信じるぜ」
「ありがとう……。だがおかしかったのはそれだけじゃないんだ。オレが宿で寝ていたら、アニメキャラのマジカルキョーコが突然現れて半裸でのしかかってきたんだ」
「ごめん。お前、やっぱ病院行った方がいいわ(´・ω・`)」

 これ、リトくんたちは現実世界に戻った後、間違ってもここで起こった事態を話せないよなあ。「RPG世界に囚われていたんだよ!」って時点で高い確率で狂人扱いなのに、起こったこと全てをありのまま言えば100%疑いの余地なく狂人ですよ。


こち亀

 いや…………。うん…………。みんな思ってることだろうから、一応書いておくけれどね…………。
 
 
 
 龍王の動き、普通だよね?


初恋限定


 どう見てもレイプ後です。本当にありがとうございました。

「先輩がおっぱい出すべきところはあそこでしょーっ!?」等、あまり認めたくありませんが、河下先生は良い意味で影響受けて正しく成長しているなあと思いました。

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