ハンター
・「タスケナクチャ……」
カタカナで書かれるとそれだけでキチガイっぽいなーw 今週は一話丸々「話の通じない狂人に絡まれて困っちゃうピトー」の話でした。最後の1ページがなかったら可哀想なのは完全にピトーの方だったよ。
ゴンのキレっぷりや話の通じないっぷりにゲラゲラ笑いながら読んでた今週だけど、それにしてもゴンのキレっぷりはいいなあ。こんな話の通じねー主人公、初めて見たぜ。
ピトーの「助けなくちゃいけないんだ」が「は? タスケ……?」ってなるくらいに、言葉は聞こえていても意味が理解できない状態。もう殺る気マンマンもマンマンだった訳ですね。まあ、ゴンからしてみれば、カイトを助けるため遥か格上の相手に命懸けの勝負を仕掛けなきゃならない状態で、それを、「悪党の手からカイトを助ける」という動機だけでここまで戦意を漲らせてきたのだから、相手が悪党っぽくないことを言い出したら、こんな感じになっちゃうのも致し方…………ないのかなあ? いや、キルアもこうなってたら致し方ない気がするけどキルアはこうなってないしなー。やっぱり状況的なモノというよりは、ゴンの性格的なものだと思うな。「勝手な事、言いやがって」って、いやいや、それはゴンくんの方が勝手だよー。勝手にピトーを脳内で超極悪人に仕立てて戦意を漲らせてた訳ですし。
ゴンのキレっぷりと同じく、ピトーの「下手に出るっぷり」も想像以上のものでした。「彼女を治した後はキミ達の望み通りにする」ということは、「今回のクーデターでは、自分はこれから王の身を守れない」ことは最低でも覚悟している訳です。それでもコムギを「このヒトがいなくなったら王は王でなくなる」という理由で助けようとしてるのは、つまり、今のピトーは機能としての「王」ではなく、個人としての「王」を尊重しているということ。あの時、ピトーが涙したのは王を機能としての王ではなく、個人としての王と認めた瞬間だったのでしょうね。
***
とりあえず、これでピトー「戦」は終了かな? どう考えてもこの流れからゴンとピトーが戦うことにはなりそうもないし。流石にゴンもここから殴りかからないだろうし、ピトーも自分の言葉を違えるとは思えないし、ゴンは戦意のない相手に戦いを強制するほどお馬鹿な子ではないし。
個人的にはゴンキルはまだまだピトーに勝てないレベルだと思ってるので、戦わずに決着がついてくれたら嬉しいです。治療完了までの時間があれば他の戦闘も十分カタがつくだろうけど、でも、その間、ゴンキルはどうするんだろうなー。流石にピトーを信用して他を助けに行くとも思えないし。キルアがイカルゴを助けに行く線はないだろうし。ウェルフィンやビゼフ長官あたりがいらんことをしてゴンキルがピトーとコムギを守って戦ったりするんでしょうか。駒は出揃ってる感があるから今更だけど、ここでハンター協会の副会長派が動く可能性もあるかもね。
サイレン
掲載順がやたら後ろなのが怖ろしいんですけど……。サイレン、面白いよね……? ユンボルみたいに僕らだけがキャッキャ言ってるわけじゃないよね……?(´・ω・`)
・「サイレンを目指す者に絶望と光を」
今まで何となく流してきたけど、ある程度知識の入った今ならこれも結構重要な情報かも。
この文句からするに、どうやら「サイレン」というのは「目指す」対象みたいです。ということは、サイレンは「特定の場所」か「知識」、もしくは「技術」なのでしょうか。彼らが少しずつ北上していることも分かっているので、「場所」かなと思ったけど、でも、それだったら後からプレイ参入した人が一方的に有利だよなー。
「サイレンを目指す者よ…、世界の出口を探す者よ…」と、「サイレン」と「世界の出口」が並列して語られていることを考えると、「世界の出口(=世界の秘密)」と捉えて、プレイ中に得られる「何らかの知識」「何らかの技術」なのかもしれません。マツリ先生を超えるPSI、もしくは、マツリ先生とは別ベクトルでの強大なPSIとか(次元に穴を空けるとかそういうの)。
どうもこのゲームは「度数をゼロにするとゲームクリア」ではなく、「度数がゼロになるとゲームオーバー(サイレンの秘密を解き明かせなくなる=滅びの未来を止められない)」みたいなので、その点を考えても、「知識」か「技術」な気がします。
・雨宮「死にたくなければ私の話を聞きなさい」
今週のここからの展開はちょっと微妙でした。「この世界は未来である」は、いま言う必要のない情報だよね。とりあえず元の世界に帰ってから言ってもいいことだし、「外には危険な新種の野生生物がウヨウヨしてますよ」くらいのニュアンスで抑えとけば良かったんじゃないかなー。
あと、望月朧にみんなが付いていって、アゲハが「ファック朧!」みたいなことを言ってますが、あれは現状説明だけして次の指針を示さなかった雨宮たちが悪いと思うなー。「あそこがゴールなのよ」→「じゃあ、僕は行くね」って、すごく自然な流れですし。朧くん悪くないよー。「まてよ、お前ら」って言っても、待って事態が改善されるわけでもないし、待った上で何をするのかまで提示しないと。
今回は参加者の皆さんを分断させたいために説明をヘタクソにした感がありますねー。雨宮さんも「どうってことないわ、信じてもらえないのはいつもの事だし」とか言ってないで、もっとうまい説明を考えるべきだよー。
・でっかいのキタコレ
うわぁー、鎖鎌効きそうにねぇー。
スケット
ボッスンのアレは集中とかいうレベルじゃなく瞬間記憶だろうと思いました。でも、集中モードに入ったら、後は「謎解きして勝ちって」だけの展開かと思わせて、ボッスンの過去(?)にまで触れてきたのはワンパターンじゃなくて良かったかなと思います。正直、ボッスンの過去に何の興味もないけどな……!
しかし、今回のボッスンの戦術は理詰め理詰めなので、これは簡単に裏をかかれそう。理詰めに対しては理に適わない行動を一度取るだけで良く、もし、安形が「集中モードは瞬間記憶能力に等しい」という情報を持っていれば簡単に崩せそうな気がします。もしくは安形がボケてるだけでボッスン負ける。
ボッスンの過去うんぬんも出てきたし、これは負けフラグかなあ。「スケット団やめる→過去うんぬんエピソード→ボッスン復帰」の流れは容易に想像できるし。でも、正直、あんまりそういう展開は望んでないんだけど、いやいや、今からそんなことを言ってもしょうがないからやめよう。そうならないかもしれないし、なっても面白いかもしれない。
ダブルアーツ
トロイとガゼルの説明があまりに説明口調だったことを除けば、まあイイ感じじゃないでしょうか。しかし、ダブルツアーツは北斗神拳みたいな扱いの方がアツかった気がする。
「伝承にいわく、男女二人が手を取り合い、二人にして一人の如く戦う暗殺術あり。その名を『ダブルーアーツ』という」
「ま、まさか、てめえら……。『ダブルアーツ』使い……!」
みたいな。
それなら、これからエルーとキリの向かう場所はシスター協会本部なんかじゃなくて、山ですね。山篭りして3年後に下山、老人から種もみを奪うモヒカンのガゼルをダブルアーツで倒すんですよ!
…………と、いう妄想はさて置き、シスターに護衛が付いてないのは良く分かんない設定。シスターはこの世界では重要な役割を担ってる訳だし、いや、そうじゃなくとも明らかに人が特定組織から狙われてるなら、何らかの護衛が付いても良さそうなもんですけど。この世界には警察的な組織はないんでしょうか。
それに協会本部が無事に存在しているなら(ガゼルはまずここを狙うよね)、そこには護衛がちゃんと付いてるわけでしょうし(入り口を巧みに隠してるのかもしれませんが)、今回、キリなんていう超重要人物を見つけたのに、本部から護衛も送らず「自力で来てね」ってのは、そりゃねーだろという気がします。この辺りはそのうち説明入るといいな。
ワンピース
ゾロに比べ剣技で劣るブルックのキャラの立て方が心配されてましたが、どうやらステータス異常魔法の使い手のようです。魔法剣士?
でも、ステータス異常魔法って格下相手にしか使えないイメージなんですよね。基本的に強敵とのタイマン勝負がメインとなるワンピースで、彼の魔法はどこまで役に立つのだろうか。ペローナ・ウソップ戦とかでは、音楽でペローナの恐怖耐性をダウンさせてウソップの恐怖バステ付与を援護したりとか??
……んー、ゲームライクに想像すると面白そうだけど、漫画で想像するとスゴイつまんなそうだな。ウソップが虫とか巨大ハンマーとかで頑張ってる間にブルックは後ろで一生懸命バイオリン弾いてるんですよ。そんで終わった後に、「私のフォローがあったからですよ!」とか言うの。うん、やっぱりどうかと思うな。世界樹の迷宮もバードがいきなり歌い出して、「FOEに勝ったのはアタシのおかげ!」とか言い出したら、パーティはきっとなんかムカつくよね。間違ってないけど、きっとムカつくと思う。トルネコがダジャレで「デスピサロに勝ったのは私のおか(ry
>> デュバルのいう「あの男」ってもしかしてルフィ達とはまったく関係なくて
>> サンジの手配書の顔にそっくりな男とかじゃないでしょうかw(掲示板より)
デュバルの正体に関してはコレを期待してます。あの顔だったら、そりゃ人生狂わされるよなあ。
ナルト
白蛇もしっかり燃やしてたし、やっぱりイタチさんは「サスケ好き好きだ~い好き!」って感じだったのかな? でも、そうすると途中で、「サスケはオレのスペアだー!」ってハッスルハッスルしてたイタチ像は一体なんだったのかってコトになるなぁ。
そして、ゼツさんは最初から最後までイタチを助けることなく観戦に徹し、「うん、今日もよく解説できた」と満足して帰っちゃったみたいです。いや、サスケを倒すことは暁の任務じゃなくてイタチの私闘だから、別に助ける義理はないっちゃないんですが。ゼツさんはあんまりプライベートの仲間意識とかないのかなあ。ゼツさんはサスケに止めを刺そうとした様子もないし、この場にいた理由は本当にイタチを観戦したかっただけなんでしょうか。もしかすると、イタチさんのファンなのかもしれない。
一方のマダラ。今週の作戦会議は、なんといいますか、逆にとても幸せな気分になれました。「ああ、ナルトだなぁ……」って。3ページに渡る作戦会議の間、マダラは「あらよっと」と木から下りただけ。ナルトたちはちょう余裕で、仲間に「おまえは説明の仕方が悪い」と文句をつける余裕すら見せます。この弛緩した雰囲気がまさにナルト。
まあ、これはナルトの「味」ってことにして、それはそれとして、今回の作戦会議って適正コマ数はどのくらいなんだろう。
「(かわされた!? ……いや、攻撃自体は当たっていたハズ。幻術の類か??)」
「(でも、私の白眼でも不審な点は見当たらない……。となれば……)」
「(アイツ、何かおかしな術を持ってやがるな……)おい、シノ……」
「分かっている」
↑僕が考えたらこんな感じだった。これだと慌し過ぎるかな?
To LOVEる-とらぶる 8 (8) (ジャンプコミックス) | |
矢吹 健太朗 長谷見 沙貴 おすすめ平均 今巻もお色気シーンが満載! 青いバカンス 御門先生が表紙です 今回ももちろん盛り沢山 Amazonで詳しく見る by G-Tools |