銀魂
今週もすごく面白かったんだけど、こっからイイ話になっちゃうのかなあ。空知先生、ギャグだけ描いててくんないかなー。
「O型は急な雨にみまわれるかも。外出の際は傘を忘れずに」
「なんでO型の上にだけ雨が降るんだよ」
↑だって、今週一番面白かったのココなんだもん。本筋と全然関係ないよ。そんなところが面白かったりするんだもん。
ぬらりひょん
うん……。ガチンコ妖怪バトルではなく、ぬる~く展開してくれてるのは嬉しいんだけど……、あんまり面白くないなぁ……。いや、決して酷いとかつまらないとか言う訳じゃないんだけど、この微妙なレベルだと打ち切りじゃないかなぁ、って感じ。KOSENと同じくらいの面白さなんだ(´・ω・`)
とりあえずどうかと思ったのは、妖怪が眼前で暴れてるのに気絶だとか目をつむってたとか、そういう微妙なごまかし方で通そうとするところで、これはとりあえず止めて欲しい気がします。興醒めポイントなので。村雨くんの「うまく殴ったら記憶を失うから大丈夫でござるニンニン」みたいな。でも、ゲドーくらいのぬるさで行くなら積極的に目をつむりたいポイントでもある。
あと、期待していた清継くんのフケ方が、小学生の頃とあまり変わらなかったのが残念でした。原子力もあのまま大人になっちゃうのかなあ。
ナルト
単純に考えればスサノオの副作用なんでしょうけど、「ゆっくり目を頂くぜー!」とか言ってるし、イタチさんがそこまでスサノオのことを把握していないとは考えにくいです。最後に白蛇が出てきたこともあるし、スサノオのリスクというよりは大蛇丸が何か仕掛けてたんじゃないかなあ、と思います――
――が、まさか、幻術じゃないよな…………。。
サムライうさぎ
神速の居合いをもって薄皮一枚を斬り続けるとは……。
実力うんぬんではなく、穂波さんが勝てる気がしないぜ。というか、極論、僕でも勝てる気がするぜ……。今週のサムライうさぎには、燃えるお兄さんの「ロッキーvsブルース」を思い出しました。(※1)
※1……一秒間に50発のパンチを繰り出す「スーパーウルトラグレートデリシャスワンダフルボンバー」を使うロッキーに対し、ライバルのブルースは「スーパーウルトラマッハカミソリジェットパンチ」という一秒間に50発のカミソリパンチを繰り出す技を使用する。しかし、両者が激突すると、ブルースの方は所詮カミソリなので薄皮一枚しか切ることができず、ロッキーは50箇所出血しながらも普通に勝利してしまい、「そうか、パンチがシュってなって血がシュバッて出てもしょうがないんだな……」「あれはなんかカッコイイけど、意味はないんだな」ということを子供心に思い知らされた一件。志々雄真実が刀に火をつけて斬りかかって、剣心が「痛いけど我慢するから平気でござる!」と応えたときにも同じような気持ちになった。見た目じゃないんだ、大事なのは中身なんだ!
ポセイドン
こないだラジオで人がこれの朗読をしてたんだけど、朗読だけを聴くと出来の悪い漫才みたいでそこそこ楽しめることが分かりました。楽しめるというか、エンターテイメントとして認識できるっていう感じなんですけど。なんていうか、セリフの掛け合いだけを聞いてると、「一応人を笑わせようとしてるんだな」ってことがちゃんと伝わってくるのです。どうしてもポセイドンに困っている人は一度試してみると良いかもしれません。
勇者学
スゴいヘタクソな人がやってる影牢みたいで面白かったです。
エムゼロ
ルーシーの膝枕はなにやらとても羨ましい情景かのように錯覚してしまいがちですが、これって要するに切り株にもたれかかってるようなものですよね。
マディ
あんな見るからに「悪玉キメラ」を出しておきながら、最後の最後までキメラ同士のバトルを描かなかった先生に敬意を表したいです。これは藍本先生、明らかにポリシー持ってやってるなあ。そんなところが好きだったぜ、マディ。
でも、数年後の情景で、クレイ博士がどうなったのか描かれてなかったのは残念。マディはいたずらができる程に知能が付いた(ハッピーエンド?)って分かるけど、クレイがどうなったのか全く分からないんだもん。だってさ、この漫画の最大の関心事ってクレイ博士の経済事情なんだよ? マディの成長よりも、クレイ博士の明日食べるごはんの方が読者は心配でたまらないんだよ? 数年後は「一日三食たべれるくらいには持ち直しました」的な描写が欲しかったなあ。最終回でアダマス相手にあれだけ活躍したのに、「いまも餓死寸前です」かもしれないと思うと悲しすぎるよ。キメラ学者として成功したような描写も特にないしさ。藍本先生、もうちょっとフォローしてあげて下さいよ!(主に経済的な面を)
しかしまあ、借家か居候かは知りませんが、屋内に住んでたので、とりあえず衣住は困らない程度に持ち直したんだろうなあ、と脳内補完することにしておきましょうか。さようなら、マディ。悪くない漫画だったぜ……!
***
そういや、サイレンってKOSENやマディと同じ時期に始ったのか……。そう考えると内容の濃縮度がやっぱり大分違うなあ。サイレンなんてもう半年くらい連載してるのかという印象ですからね。いや、まあ、マディはマディで、主人公が泥食って女体化するとか、敵ボスが猫耳少女を追い求めるとか、おかしな方向に濃縮されてたけど……。
ブリーチ
※今週のOSR感想はお休みです(´・ω・`)
んー。大局的に見るとちゃんと戦略してるのかな?? 藍染様も一応考えてることは分かったし、山本元柳斎もボケてるわけじゃないことも分かりました。しかし、双方ともにあれだけ織姫織姫言っておきながら、
藍染「実は織姫なんてどうでもよかったんだよ!」
山本「実は織姫がどうでもいいことなんて気付いてたんだよ!」
と、言われたんじゃあ……
一護「えー…………(´・ω・`)」
読者「えー…………(´・ω・`)」
ってなっちゃうぜ。いま、僕はすごく主人公に感情移入できてる自信がある。
あと、もしかして、「敵襲撃に備え全員自宅待機」にも意味があったのかと一生懸命考えてるんですが、こっちはどう考えても意味がなさそうなんだよなあ。旅禍やら隊長援軍やらを集中して叩けば、もっと援軍を引き出せたかもしれないんだし。遭遇戦をさせる意味はない、よね……?