【3/4】2008年14号のジャンプ感想(まとめ)


 テニスの王子様ベストバウトアンケート(全国大会編)を行っております。よろしければアンケートにご協力下さい。(同人誌の方で結果発表させて頂きます)


テニス

「許斐先生、最後は遊ばずにまとめてきたなぁ」という印象でしょうか。最後だからもっとはっちゃけて欲しかったけど、SCRIPTとのコラボもできたみたいだし許斐先生が楽しそうだからいいや。テニス信者ここに極まれり。

 しかし、信者から見ても幸村戦のノー説明っぷりは酷過ぎるなあ。読者に理解させる気ゼロだよ、コレ。「五感剥奪」「天衣無縫」は普通に読んでいてはまず理解不能でしょう。このラストバトルばかりは「わけわからん」と言われても仕方ない気がしますぜ。


・サムライドライブの行方

 最後まで凄まじい謎かけを残したサムライドライブ。まったく意味が分かりません。二つに切断されたボールが、返球と同時に一つへ戻ろうとするところを打ち返すと、再度二つに分かれて相手コートへ……。

 だめだ、何を言っているんだいったい。「この一点を見極めろ」が何か大切なメッセージの気もするんですが、全く意味が分かりません。

 物凄く恣意的に解釈するなら、これも「回転」によるものなのでしょうか。つまり、サムライドライブは超回転によりボールをネットで切断すると同時に、二つに別れたボールがどちらも返球された場合、ちょうど二つが合わさって一つのボール形を成すようなポイントで打ち返せるよう誘導する回転がかけられている(手塚ゾーンのように)ということなんでしょうか。ううむ、信者とはいえ、「そんな馬鹿な」と言わざるをえない。

 そして、再度二つに分かれたボールは幸村少年のコートへ。これ、どうなるんだ、ポイント入るのか……? 読者も混乱しながらページをめくると…………、


「ゲームセット、ウォンバイ!」


 ウオオオオ、あれはテニスとして認められたのかァァアアア!!!!!

 最後まで何がなんだか分かりませんでしたが、とにかくこれは「テニス」だったようです。この件については後述。


・DEAR PRINCE

 最後まで包帯だった乾先輩や、「手塚が笑った!?」などはさておき(カツオが金髪になったことや人間テニス兵器と化した越前が渡米したこともさておき)、おそらくほとんどの人には気持ち悪くて仕方なかった「DEAR PRINCE」を、信者の最後の務めとして解説したいと思うんだ。ありがとてにぷりもさておくよ。

「一生で最高のチャンス
逃したとしても
世界が終わる訳じゃなし
Yeah 前に進もう

(中略)

Ready go! 手をつなごう
Ready go! 逃げ腰なキミへの
Ready go! プレゼントだから
Ready go! 立派にやれるさ

 まずは、ほぼ確実なところから。今回の幸村戦のメインテーマは「楽しいテニスvs勝つためのテニス」であり、当然、越前少年は前者を代表している訳です。ここでの「逃げ腰なキミ」というのは、「楽しいテニス」から逃げている(=勝つためのテニスに囚われている)幸村少年のことであり、そんな幸村少年に対して、全国優勝という最高のチャンスを逃しても世界が終わる訳じゃないから前へ進もう(=「楽しいテニス」をしよう)と呼びかけているのでしょう。


「キミに届ける勇気は
まだ1つしかないけれど
キミから届くHappy Dream
星の数だから」

 ここはかなり深読みになりますが、「キミに届ける勇気」とは、「楽しいテニスをしよう」という越前からの勇気であり、「キミから届くHappy Dream」というのは、「楽しいテニス」により紡がれる越前と幸村の可能性のことだと思われます。テニスは対人競技だから、相手も「楽しいテニス」をしてくれないとHappy Dreamはありえない訳です。相手の五感を剥奪するようなテニスをしてちゃダメなんですよ。


「勝ち負けだけが
全てじゃない!」って
誰かさんが
言ってたっけな

 劇場版テニスEDのSCRIPTの歌詞の一節からオマージュ。関東大会で「準優勝などいらん」と受け取りを拒否した皇帝が、今回は素直に準優勝の盾を受け取っています。つまり、勝ち負けの結果をも併せ呑んだ「楽しいテニス」の境地に、幸村、真田たち立海勢も至れたということでしょう。


「いつかは誰も
自分の夢に
区切りを着けなくちゃと言うけど
嫌だよ

Get Ready 明日の為に
Get Ready リスクは承知さ
Get Ready 我慢できるかな
Get Ready とても辛いけど

Ready go! テニスボール
Ready go! 握りしめた
Ready go! プレッシャーの中
Ready go! 限界を超えよう!

 ここの解釈は極めて恣意的なものであることを先に断っておきます。僕はこのくだりを「超人テニスへと変化したテニプリに対する許斐剛の心情」と理解しました。全国大会突入を境に全く別の漫画へと変化したテニス。おそらく、そこに劇場版テニスの影響があったことは間違いないでしょう。あの辺りで許斐先生が一線を超え始めたのだと思います。

 許斐先生もそれまでは自分のテニス表現に「限界」を設けていたのではないでしょうか。しかし、その「限界」を突破し、のびのびとした天衣無縫なテニスを描けるようになったのが全国大会編。これまでの読者層に対する裏切りとも言える転換を、「リスクは承知さ」「とても辛いけど」「プレッシャーの中」で、「限界を超えよう」としたと読み取れはしないでしょうか。ここの直前に劇場版テニスEDの一節が挿入されていることが、僕にそれを否応なく連想させるのです。


キミに届ける勇気が
少し溜まった時は
これからの物語を
共に描き出そう

My friend

 そして、「スポーツ漫画」としてのテニスを愛していた人たちに対するメッセージがこれです。許斐先生は全国大会編以降、読者層が変質したことを感じていたのではないでしょうか。しかし、それは昔のファンへの裏切りではなく、むしろ彼らを「freind」と呼び、「限界」を突破した新しいテニスで彼らに向き合おうとしているのだと僕には思われました。

 ここの解釈が恣意的であることは自覚しています。しかし、最後の「サムライドライブ」。あれの意図を考えるに、「完全にテニスのルールから逸したテニスをテニスと認める」、そのことに意義があったのではないかと思うのです。天衣無縫と化した許斐先生がついにテニスのルール自体を超えたのが「サムライドライブ」なのです。「あんなものはテニスじゃない」という人に対して、サムライドライブをガツンと提示し、「ああ、そうだよ! こんなものはテニスじゃあない! だがな、オレにとってはこれがテニスだ!」と言い切ったのではないでしょうか。サムライドライブとは超人テニス全肯定の象徴なのです。


・最後のまとめ

「勝つためのテニス」をする相手から、勝利の可能性を奪うことでテニスを無目的化し五感を奪う「五感剥奪テニス」。それを破ったのは「勝つためのテニス」ではなく、「テニスのためのテニス」である「天衣無縫の極み」。そこから繰り出されるルール破壊テニスアーツ「サムライドライブ」と、その土俵に乗ることで「楽しいテニス」を思い出した幸村。越前がテニスの根源へと辿り着いた時、それは既にテニスではなかった……!

 ルールなどには縛られぬテニス。テニスではないテニスと思しき「何か」。既存のテニスを超えた地平に広がる「楽しいテニス」という名の「新たなるテニス」。「テニスの王子様」とは、「これがオレのテニスだ」という「許斐剛のテニス」を示した物語だったのかもしれませんね。

 許斐先生おつかれさまでした。ありがとてにぷり。


ハンター

 前半は不可解な謎かけが続きます。空へ向けて撃ったゼノのドラゴンヘッドや、キルアの「それはどっちの?」発言など。

 前者は王様が「計画通りやればいいんじゃない?」と言ってることから、ゼノは王対決には関わらず(王の相手は会長に任せて)、自分の任務(護衛団分断のため誰かの手助けに?)をするため龍に乗って飛んでったのでしょうか。でも、あれに乗ってるんだとしたら、明らかにどっか遠くに向かって飛んでる方向だし、近場の仲間を助けに行く感じじゃないですね。んー、なんなんだろう??

 そして、愛するコムギたんを打たれた王様が、「其の方等が人間の犠牲を最小限に抑えながら目的遂行をはかっている事は十分に理解できた」と、ネテロ&ゼノに過失がないことを認め、また、ゼノが飛び立っていく(?)のを黙認したことからも、コムギたんに対する過度な執着はない(?)ように読み取れます。「おんどりゃ、オレのコムギたんに何するんじゃ、ブッ殺す」的な反応するかと思ってたのにね。なんか急に大物になったなぁ王様。

 後者のキルアの言ってることはさっぱり分からないですね。文脈上、キルアがここで心配(?)するのはゴンの殺意に関することだろうけど、「それはどっちの?」の意味が通らないし、そもそも元暗殺者だったキルアが殺意に関して今更どうこう言うのもおかしい気がするし、「それはどっちの?」の意味が本当に分かりません。流石に冨樫先生はこのままほったらかしにはしないと思うので、次回の謎解きを素直に待つべきかなー。なんか分かる人いたら教えて下さい。


・シュートvsユピー

 龍が飛び去った時点で突入からまだ18秒ですよね? その龍が飛び去る10秒前だから、突入から8秒くらいのこと? シュートがモラウさんに武器をパスしたのが突入後5秒だから、「致命傷すら恐れぬシュートの無謀な突進が、逆に彼を生き長らえさせていた」の「生き長らえ」ってわずか3秒か……。オイオイ……。

 死ぬ気で挑んで、ホテルラフレシアによる精神的効果も加味して、それで3秒かぁ。しかもこの状況で追加ハコワレを打てないって、ハコワレ戦術絶望的じゃないかなあ。シュートが死ぬまでにトリタテンが間に合う気が全然しません。

 しかし、ユピーが強すぎたせいで、他の場面との足並みが揃えられず冨樫先生も苦労してそうですね。この直後に描かれたイカルゴピンチのシーンですが、ヂートゥとかが呑気に話してる間にも、実はシュート死んでてもおかしくないんですよね。


・イカルゴピーンチ

 イカルゴがピンチに陥っていますが、いかんせん作戦の本筋とは関係のないイカルゴ&パーム&その他師団長のお話なので、他の戦局と比べると緊張感に欠けることは否めません。「ハギャ様」発言で師団長二人に疑念を抱かれたフラッタですが、これで来週あたり「ハギャ→レオル」等の師団長改名問題も明らかになりそうです。イカルゴは特に改名した形跡がなかったから、彼はレオルの部下でありながらも、その辺の事情は知らなかったんでしょうか? レオルの改名は師団長補佐以上でなければ知らない情報??

 しかし、ザリガニより頭の悪いヂートゥさんは可愛いなあ。


サイレン

 サイレンドリフトのリスク&リターンは今週で完全にリターンがリスクを上回った気がします。くそう、雨宮タンに監禁されたいぜ。拘束された上で、訳の分からない人形劇を見させられた挙句に逆ギレされたいぜ、ハァハァ。

 しかし、あんなナマ足が目の前に投げ出されてるってのに、肩をタッチするだけとかヒリューくんの紳士っぷりには頭が下がりますね。あのナマ足は鼻先にぶら下げられたニンジンだと思うので、きっとおさわりOKなハズ。だからアゲハも頑張ってたんだと思う! なのにヒリューくんは……! ヒリューくんは……!

 まあそれは置いといて、今週は六性図らしきものが出てきて相変わらずビクビクしてる僕なんですが、これがあくまで「超能力の内訳」に過ぎないところは救いですね。そこで念能力との差別化ができてる……かな?? しかし、今週はヒリューくんが人間の腕状のものを具現化しちゃってますが、あれが今後、スタンドみたいな人間体にならなきゃいいんですけどね。「ウオオー、オレはバーストを習得してパイロキネシスが使えるようになったァー! これがオレの『マジシャンズレッド』だァー!」という展開になるんじゃないかとちょっと不安です。超能力で! あくまで超能力でお願いします!


スケットダンス

 浪漫ちゃんキタアァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n’∀’)n゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

 やっべー、なんで浪漫ちゃん来ただけでこんなに嬉しいんだろうか。僕はちょっと浪漫ちゃんが好きすぎではなかろうか。これは本格的に大将ボッスンまで回らない気がしてきましたよ。生徒会はいま最悪の敵を迎えている。格闘や射撃で彼女を相手にしなかったことだけは不幸中の幸いといえるでしょう。彼女が勝利条件を理解しにくいという点においてのみ、リアル恋愛対決にはまだ勝ち目が残されている……!

 しかし、嬉しいなぁ。武光が助っ人に入った時や、ヤバ沢さんが帰っちゃった時は、「なんだよー、もー、篠原先生ぜんぜん分かってないよー」なんて思っちゃったものですが、今回の浪漫参戦でお釣りが来るぐらい幸せです。篠原先生のこと見直しまくった。しかし、ホントに僕は浪漫ちゃんが好きすぎではなかろうか。後は彼女が劇中最強戦力に相応しい活躍をしてくれることを祈るばかりです。僕の中での浪漫ちゃんへの信頼は、リボーンにおける雲雀さんをも凌駕する。


ワンピース

 え? なんかローラ船長の方に死相が……(まあ、この漫画は死にゃしないんですけど)。あの引きからローラ船長がピンチに陥らないとは思えないしなー。エースのピンチはあっさりスルーしたルフィですが、ナミはどうするんでしょうか。

ナミ「ローラは本当にピンチでも、いちいちあたしに心配されたくないはずだから大丈夫よ!」

 ルフィ以外が言うとすごく薄情に聞こえるぜ……。


・くまさん、意外と怒られませんでした

 元帥のセンゴク直々に咎められてるのに結構ひょうひょうとしてますね。くまさんはもっと政府の犬なのかと思ってたけど、思ったよりフリーダムな立ち位置なんでしょうか。あと、ガープとセンゴクも二階級差があるとは思えない程フレンドリーなので同期とかだったりするんですかね。


銀魂

「喫煙者なめんじゃねーぞ。こっちはな、単行本の表紙で高校生がタバコを吸ってるように見えますとか、ワケのわからんいちゃもんつけられてタバコカットされたりな、アニメでタバコの煙カットされてこれはポッキーです的なカンジでごまかしたりな、それでもやめずに吸い続けてきたんだよ」

 心に響くセリフでした。苦労してそうだなあ(´・ω・`)

 アニメのタバコに関してちょっと調べてみたらこんなこと言ってる人までいました。何言ってんだって巻時ですが、タバコ規制厳しさを実感しますね。しかし、煙をカットすりゃいいってもんじゃないと思うんですが、なんか最近のアニメはヘンだよー。血を黒色にしてみたりとか、それは本質的解決にならないと思うんだけど一体なんなんだろうか。

追記:血の色が黒い理由はこちらに書いてありました。くーだらねーなー。


マディ

 うーん、地味で好みな展開だったんだけど、ついにキメラ同士のクリーチャー対決になってしまうんでしょうか。まあ、面白けりゃイイんですけど……。でも、やっぱりジャンプはバトルしなきゃやってけないってのは何だか悲しい話ですね。


To LOVEる

今回の内容 ⇒ 裸と下着とメイド服を描きました。


・御影先生

 なんつーアホな格好で寝てるんだこの人は……。ガーター着けたまま寝るか……?

 ん……。まあ酔っ払って帰って服脱いですぐ布団に入ったなら分からなくもないけど……。いや、そんな合理的判断はこの作品の魅力を下げるだけだな。うん。御影先生は頭が悪いということで理解しておこう。


・リト「う~春奈ちゃんのメイド姿…見て~な~~」

 リトくん可愛いなー。健全な男子高校生って感じで、なんていうか、本当に可愛らしいです。春奈ちゃんのメイド姿が見たいリトくんと、リトくんにメイド姿を見せたい春奈ちゃんの思惑が一致して、どちらもちゃんと叶っているところにもほんわかしました。幸せな世界だなあ……。いいよ、キミたち、もうセックスしちゃいなYO!


・天条院さま in メイド服

 ノブレスオブリージュ! 今週の天条院さまを見て、このまんがには幸せがたくさん詰まっているなあと思いました。長谷見先生はこういうところで天条院さまの使い方を間違えない……! 天条院さまが先頭に立ってお掃除するだけで、こんなに幸せな気持ちになれるのだから……! 天条院さまはなんて好感度の高いお嬢様キャラなんだろう。大好きです。


ムヒョ

 なんか、ヨイチが可哀想過ぎるんですけど……。

 どうしてみんながああまでして総力を投じてロージープッシュなのか分からなかったんですが(腐れ糸も理解できてない)、「ヨイチは冷静じゃない」「ヨイチは破滅させようとしている」とか、みんなヨイチにスゴイ無茶苦茶なこと言ってますね。ヨイチ可哀想だなぁ……(´・ω・`)

 唯一誉められる点は、ちゃんとロージーが試験に落ちたままだったことでしょうか。組織的な救済措置がなかった点はシビアで良かったです。監獄でぬくぬくとパン食って暮らしているとはいえ、エンチューもちゃんと有罪になった訳ですし、その辺りの救済措置を取らないのはこの漫画の良いところでしょうか。まあ、あの魔法律協会がそんな温情的措置を取ったら不自然極まりないですしね。今回の試験だって「受験者なんか死んでもいい」と最初から思ってるからこそ、特に怪我人に対する救助システムもない訳ですし。「死んでもいい」と思ってるヤツらをロージーが助けたからって、協会がロージーに何かしてあげるわけがないんですよね。

 最後のみんなが喜んでるページで、ペイジさんが「これでよかったんだ」とばかりにコーヒーを飲んでるのがすごく面白かったです。ペイジさん株はずっと前から落ちるところまで落ちているので、この人がカッコつけるだけで漏れなく面白い。結局、最後までペイジ株は持ち直さなかったなぁ。一回のミスが響きますね。


・最後のまとめ

 振り返ってみると奇妙な物語でした。エンチューの動機が逆恨みだとか、諸悪の根源は魔法律協会だとか。人間、訳の分からない理由で人から恨まれ、腐りきった組織によって殺される。ムヒョはそういった意味では逆にリアルな物語だったのかもしれません。

 しかし、それでもあえて言うなら、もうちょっと感情移入しやすい話にして欲しかったですね。西先生は視点が独創的すぎて一人で突っ走りすぎ、なかなか付いていけませんでした。完全に読者を置いていく気ならそれはそれで面白いんですけど、中途半端に読者を連れて行こうとしてるのがちょっとキツかったかな。あと、作品のカタルシス的に最大の敵(=魔法律協会)を放置したまま終わったのが残念でした。まあ打ち切りだし、しょうがないか。


ブリーチ

 OSRバトルの常道、「止めを刺ささない」により、次の戦闘に向けOSRのキープに入った剣八さん。執拗に追いすがるノイトラさんを相手に、「じゃあな」「うるせえな」など、ここぞとばかりにOSRを稼ぎます。

 食い物にされてるノイトラさんは、最後の手段、究極のOSRブースト「回想」を遂に使用します。が、これが逆効果……! 

「俺は容赦しねえ」
「強かろうが、弱かろうが、赤子だろうが、獣だろうが、一撃で叩き殺す」
「二度と立ち上がる力など与えねえ」

 こんなことを言って、「OSR稼ぎなんてしませんよ」「容赦なく戦いますよ」とアピールするものの、いかんせんチャド相手にOSRを稼いだ過去は消えず……。言行不一致によりOSRを逆に下落させ、逆転の勝機を失ってしまいました。

 さらに、次回はネルのターン。ノイトラさんをエサにネルがOSRを補充しそうな勢いです。今回のノイトラさんの回想は本当に下策でしたね。

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テニスの王子様 41 (41) (ジャンプコミックス)許斐 剛

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stars試合が短い
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好きな漫画:テニスの王子様
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