35番の親代わりの人は、登場した瞬間から死臭がプンプン漂ってましたが、誰の期待を裏切るでもなく普通に死んでいきました。まあ、そりゃそうだよなぁ……。むしろ、「爆弾で脅迫して言うことを聞かせる」なんて手段が成功した方に驚いたくらいです。あの母親代わりの研究員の人の捨石っぷりは、戦争で前線に送られるより酷い扱いだったと思う。というか、最初から脅迫して、その上で彼女がなだめれば良かったんじゃなかろうか。いや、結果は同じだろうけど。
室長は坂東さんと取引して35番(自分の娘)の抹殺を依頼しますが、こういう時に頼める人間が坂東さんしかいないというのが実に悲しい話ですね。本当にロクな手駒がいないんだな、と。坂東さん、強いけど性格に問題大アリですから。でも、性格に問題がないような常識人がディクロニウスに単身立ち向かうなんてアホなことは考えないハズなので、やっぱり坂東さんしかいないのかとも思います。35番は爆弾が入ってるから、逆に「ハッキリした弱点がある」わけで、坂東さんももしかしたら倒せるかもね。35番に気付かれないように爆弾を起爆すればいいんだし。でも、坂東さんはアホだから、きっと正面から立ち向かうんだろうな。