【1/29】2008年9号のジャンプ感想(2)


ディグレ

 久しぶりに面白いと感じました。もう、「面白い」と感じたことにビックリして感想書いちゃうくらい久しぶりの感覚だなー。

 しかし、レベル4のフォルムはひどいと思います。レベル3のエシはもっとカッコ良かったのにねえ。アレがひょっこり顔を出した途端、なんかガッカリしちゃったぜ。


リボーン

 γが再生怪人的に復活しそうな感じです。デンドロさんザコ宣言も公式に出されて、どうやら先週のアレはツナの能力お披露目会というよりは、ツナの能力説明会だったみたいで、本当の噛ませ犬はγさんになりそうな雰囲気。うん、そうだよね、せめて噛ませ犬にはγさんくらいが欲しいよね。というわけで、僕たちはツナの火力を確認しただけに留めて、デンドロさんのことはすっかり忘れてしまえば良いのだと思います。次回のγ戦が実質上のお披露目会ってことで。


勇者学

 鋼野は編集部にも人気ないのか……。道理で鋼野不在の回がちょこちょこ出てくるわけだぜ……(そして、そっちの方が面白い訳だぜ)。

 僕的にも、やっぱり鋼野先生よりも槍崎先生の方が好感度高いですね。鋼野先生と違い、槍崎先生には腕力があるからなー。鋼野は誇れるものが何もなくて口だけなのが良くないんでしょうか。圧倒的な腕力があるだけでも、槍崎先生にはまだ師として崇められる余地があるからでしょうか。それとも単に鋼野の性格が悪いからなんだろうか。とにかく総じてダントツで鋼野の好感度が低いのです。人気投票楽しみだなー。


マディ

 な、なんだって……!? 性転換の次は獣姦だって……!? さらにそのままハラボテだって……!? こいつぁTo LOVEるの後継は決まったか……!?


サイレン

「奇襲で後ろから日本刀を刺したら、たまたまそれがコアで、偶然勝てました」という決着は、とっても良かったと思います。今の彼らの実力差だとそんくらいしかないですもんね。いい漫画だなあ。

 そして、地味に生き残ってた大阪弁のおっさん。杉田もメガネさんも死んだのに、こんなおっさんだけ生き残ってたというのもグッドです。彼は元々サイレンの秘密をカネに変えようとしてたハズなので、今回、無事に生還した後、彼がカネに変えようとして巧くいかない辺りが次からちょろっと描かれるんでしょうか。で、「カネにならないのに、また行かなきゃいけないのー(´・ω・`)」ってなった後は、トンパさんみたいな悪意を持った困った参加者になりそうな予感。

 また、サイレンの世界はRPGタイプの続き物ではなく、面クリア型のアクションゲームだということも分かりました。イメージ的にはDOOMに近い感じでしょうか? カード残数が雨宮さんは31で、アゲハが49なので、これを0にしたらゲームクリアーかと思われます。全50面ですね。きっと10面ごとにボスが出てくるんだよ。

 それと、次の面に入る前に準備期間があると思うので、その間にアゲハが何をするかも見所。ゲームの先輩を探して情報を得たり、学校の仲間に打ち明けて解決法を一緒に考えたり、お小遣いで武器を買って武装したりなど色々と考えられます。特に一面クリアごとにショップで買い物ができて、装備を強化できるってのがいいなあ。ゲーム脳にはたまんねえぜ、ウヒヒ。サイレン世界じゃカネを手に入れることはできないけど、ステージごとの情報を売ってカネを手に入れて武器を購入するのかな? いいなあ、ウヒヒ。


ムヒョ

・地獄の反逆児、機賊王

 地獄も地獄で内ゲバがあるのか……。御存知内ゲバ大好き集団の魔法律協会と、それに使われる絶賛内ゲバ中の地獄の出向社員。なるほど、敵の敵は味方ということで、箱舟に地獄の使者の一部が味方したのも納得のいく話ですね。


ネウロ

 つゆ焼きそばってこれか……。珍妙な食べ物もあるものですねえ。見た目はラーメンにしか見えないけど、ソースの味とラーメンスープの味が渾然一体なんだろうか。ジャンクな臭いがプンプンするぜ……。


・笛吹「撃て」

「いやぁー、警察は見事に包囲したけどさァー。でも、警察って発砲できねーじゃん。マゴマゴしてるうちに逃げられるだけだと思うんだよねェー」などという予測を覆し、わずか3コマで警察の逡巡を終了して躊躇いなく発砲した笛吹さん。実弾ではなく麻酔ゴム弾であったことは妥協できる範囲でしょう。

 ……で、まあ、それでも捕えられなかった訳ですが、笛吹さんの最初から全力で挑むスタンスはグッドだと思うのです。登場人物が全力を出してるのは漫画として好感が持てます。今週のスケットダンスに言いたかったのはそういうことで、全力を出した上で互角の勝負や苦戦をして欲しいのですよー。


・チョコレートのチョコフォンデュ

 一度やってみたいも何もそんなこと考えたことすらなかったぜ……。そして、その可能性を認知した今も、やってみたいとは思わないぜ……。ていうか、それは単に溶けかけただけのチョコ塊だと思うんだぜ。

 あと、最後のチョコを舐める弥子ちゃんはエロ過ぎだと思います。だって、僕の体にチョコ塗ったら、弥子ちゃん舐めてくれそうだもん……! 松井先生、自重……! たぶん僕の方が自重……!


To LOVEる

 最近、パワーダウンの否めないTo LOVEるでしたが、久しぶりに狂気を感じることができました。良かったと思います。


・ルン「おしりから生物を若返らせる特殊なガスを発する生態を持つ……」

 "女の子におならを浴びせて子供にしよう"という発想からして、もはや救いがたいキチガイ沙汰! そうだよ、やっぱり長谷見先生はこうじゃなくっちゃーね!


・ララ幼児化

「わー、ララがちっちゃくなって可愛いねー」だけで終わっておけばいいのに、わざわざパンツをゆるくして、ほとが見えそうな期待感を煽る辺りに狂気が感じられて良かったです。「体が小さくなる」→「服がぶかぶかになる(可愛くなる)」まではともかく、→「パンツがゆるゆるになって中身が見えそうになる」と次のステージに進むあたり本当に頭が悪い。


・揉岡さん

 そして、「宇宙から来た特殊な生態を持つ動物の引き起こしたトラブル」とは全く無関係に、日常の1コマとしてクラスメイトの乳を後ろから揉みしだく揉岡さん。外部要因による異常事態とは別に、この集団は常に内部に狂気を孕んでいるのですね。ああ、今週は本当にTo LOVEるらしいTo LOVEるだ。


・骨川先生

 ここで骨川先生を挟んだのは大正解でしょう。女の子サイドの異常性ばかりを強調した後で、逆に男性サイドがプラス方向へと持ってくることで、読者の感性を引き戻しているわけです。この切り返しはすごく巧い。骨川先生の若返りは、カオスに満ちた今回の一服の清涼剤だったし、それに、モブに近かった骨川先生にも若くカッコイイ時期があったというのは、なんというか、この漫画の「みんな幸せ、みんなハッピー」という趣旨を思い出させてくれるんですよね。とても幸せな気分になれました。


・ラスト

 これがギャグマンガ耐性というやつか……! ラストの流れは「ルンが落ちそうになって危機一髪!」→「ララが助ける」→「ルンが反省」という流れなんですが、この後、ルンはブン投げられてしまい、校舎屋上から落ちるよりも遥かに大きなダメージを受けています。つまり、実際問題ルンはララに助けられなくても、たいして問題はなかった(より軽症で済んだ)はずなのです。

 だから、ここでララが助けたことは、厳密には論理的に意味がなく、ルンによる「ゴメンね、ララちゃん、まちがってた…」などの述懐も論理的に無意味なものとなってしまいます。いわば、ゾロの身代わりシーンと似たようなものです。しかし、ゾロと違うのは、僕がこの結末に何ら疑問を覚えなかったことで、つまり、ギャグマンガ耐性とはそういうことだと思うのです。キャラが死ぬ・死なないではなく、死なないことを読者が許すこと、それがギャグマンガ耐性だと思ったのです。そんだけ。


ブリーチ

 マユリさまによるナイスアシスト。「けだもの」と形容し、恋次に手助けをさせないことで、剣八のOSRアップを図りました。恋次なんかが手助けにきたらOSR下がっちゃいますからね。しかし、隊長連と同じく卍解ができるのに、実績面では天と地ほどの開きがある恋次が雪辱を晴らしたい気持ちも分かるなあ。彼一人だけOSRだだ下がりでしょうし。今回の「俺は早く戦いたいんです」も、恋次自身は「これで少しでもOSRアップを……」と思ってのことでしょうが、「行ったら食い殺されるよ」と、剣八さんのOSRブースタに使われて終わっちゃいましたしね。

 一方、高められたOSRで正確に相手の目を狙った剣八さん。しかし、刀が刺さってもノイトラさんは平気でした。おそらく、たまたまそこに穴が空いてただけだと思うんですが、これまで「オレの体には刺さらないよー」と言ってたのを、「刺さっても平気なんだよー」と言い直してなんとか誤魔化しました。ですが、そんな偶然に頼らなきゃならないなんて、ノイトラさんももう絶対絶命じゃないかなあ。次回辺り、「でも、ホントは刺さらないはずなんだよね?」って言われてOSR下がりそう。

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