【11/30】2007年52号のジャンプ感想(補足)


 本稿は補足です。本感想はこちらから。

ハンター

>> 治療中で念が使えないピトーとゴン&キルアが対峙する絵が見られそうですね。
>> 調度、ユピーに飛ばされた方向と合致するのではないでしょうか?
>> あの様子だとピトーが治療を中断するとは思えないんだよな・・。
(掲示板より)

 方向的には確かに合致しますねー。でも、ピトーはもう円が使えないから、ゴンキルもピトーがどこにいるか把握できないんじゃないかな。


>> 会長はともかく、殺し屋が標的に敬意を表してたらいかんと思います。(掲示板より)

 難しいところですが、僕的には、雇い主である会長がゼノを手で制しているようにも見えました。積極的に敬意を表するとまではいかずとも、「雇い主もああいってることだし、ワシもいま攻撃するのはちょっとアレだと思うしなあ」くらいの感覚じゃないでしょうか。

>> 殺し屋の爺さんは大義とかあんまり気にしなさそうですが、ネテロが手で制しているところを見るに、依頼人の意思を尊重したということでしょうか。(掲示板より)

 ↑そうそうこんな感じ。


>> 人格崩壊くらいくるかと思わせてめちゃめちゃ冷静な王きました。駄目だ、勝てる気がしない(掲示板より)

>> コムギを傷つけられて精神的に弱るかと思いきや熟してしまいました
>> ここに来て王を強くするとか冨樫先生は本当に何を考えてるんだ
(掲示板より)

 前々からそうだけど、冨樫先生は常に読者の予想を裏切ってくるよね。なんというか、予想を裏切ることしか考えてないくらいの勢いで裏切ってくるね。


>> ここに書いてる人もですが王に同情的な人がいるのはいかがなものか。だって500万人殺そうとしてる化け物ですよ…ハンターハンターの世界は命が軽いなぁ…(掲示板より)

 なんといいますか、今まで王さまは人間を捕食対象や道具としてしか見ていなかったわけで、人間側にとっても王さまは問答無用で倒すべき敵でしかなかったわけですが、王さまがコムギに友好的な接し方をした以上、少なくとも「問答無用で倒すべき」相手ではなくなってしまったと思うのです。ただ、まあ、現実的な問題として、社会が許すか、会長たちが危険因子を捨て置くかといえば、そうはならないでしょうね。会長は本当にプロプロしい人だから。


>> 全く関係ないですが、このシチュエーションはレオルさんが聞いたら泣いて羨ましがりそうですね。故人ですけど。
>> 「王に恩を売る」とか森羅万象ひっくり返っても無理だと思ってたんですが、コムギちゃん関係なら何とかイケたみたいです。
>> 「王、王。あの人間ともっと仲良くなる方法教えましょうか?」とか言ってたら上手くいってたんじゃないかなあ。
>> 思ったよりラブコメ体質だ、この王様は。
すきまさがしさん)

 いや、しかし、レオルさんに婦女子を口説くテクなんてあるのでしょうか。彼は前にテレビ出演してましたが「聞くに耐えない幼稚な王国論」と揶揄されてましたよ。

「王、王。あの人間ともっと仲良くなる方法教えましょうか?」
「え、なになに? レオルそんなのも知ってるのー?」
「はい、コレ。YOSHI先生の『DEEP LOVE』。いま巷で女子高生に大人気! これを朗読してあげれば、あの人間も王にイチコロですよー」
「分かった! ありがとう、レオル!」
「言ってきますけど、タダじゃないですよー。これは貸しですよー」

 十分後。レオルは死んだ。スイーツ(笑)


>>  さすが冨樫先生。まったく先の展開が読めない。でも読んでみる。
>>
>>  アリの種族的特性として、オスは女王と交尾をすると死んでしまうってのがあります。王様とコムギたんは交尾済み。交尾で勢い余って突きすぎたのでコムギたんのお腹が破けてしまったと。そこへドラゴンダイブ、賊とピトー登場で今週。
>>  童貞を喪失して、一皮剥けて男になったため、今週の貫禄ある表情へ。ここはバキと一緒です。色を知る歳か! とユウジロウなら言ったはず。ピトーは涙を流したのも、受精完了! とアリ本来の種族的任務をまっとうしたことによる安堵なのかも。
>>  で、会長VS王様になるわけですが、王様は強いことは強いけど、いかんせん寿命が。交尾に全精力を使い果たした王様は、会長にとどめを刺す間際で老衰。護衛軍は受精済みのコムギ連れて遠くへいったとさ。めでたしめでたし。
(掲示板より)

 一時、「冨樫先生はもうキメラアント編の最終話まで書いているが、編集部がそれを認めず、ラストを変更してくれといって平行線を辿っているため休載が長引いている」という噂がありましたが、この展開なら頷けるぜ!


>> >「囮になるからコンビネーションよろしくね」という意味でした。
>> 「俺先に行くからちゃんと倒しとけよ」の意味じゃないですかね。
(掲示板より)

 そう読むこともできますねえ。元もとの役割分担はそうだったんだし。しかし、素手でプフ相手なんてできるんだろうか。


>> 1 読者の予想を裏切る
>> 2 なおかつ、そういう展開になることに読者が無理なく納得できる
>> 3 それでいて来週どうなるか全く予想がつかない
>> 冨樫先生はこの3点を毎回高水準でクリアしているのが凄いと思います。
>> どれか1つなら誰でも何とかなりそうだけど、3つ同時は尋常じゃない。
>> でも1と3だけ徹底して2がすっぽ抜けてる許斐先生はもっと尋常じゃない。
(掲示板より)

 復活後のハンターが凄まじいところは、毎週毎週、「次回が気になる」んですよね。これは本当にすごいことだと思います。それでいて、男塾みたいに前後関係ムシして一週一週のテンションだけを求めてるわけでもなく、ちゃんとストーリーラインがあるっていう。まあ、ぶっちゃけ、たっぷり時間があるからこそできることなんでしょうが。


>> ハンターですが、個人的にはキメラアントとの和解・共存エンドは
>> 多分そうなるんだろうなぁ…と思いつつも、あんまりやって欲しくはないですねぇ。
>>
>> 幽白のときは「魔族」、レベルEの時は「宇宙人」とそれやってるわけで、
>> 今度も和解共存オチだと「またか?」と思っちゃいますよ。僕的には。
>>
>> まあ、共存オチだったとしても今回は今回なりの工夫が見られればまた別ということで。
(掲示板より)

 気持ちは分かりますが、どういう結論になろうと、これはハンターという作品に関しての結末だと考えるべきではないですかね。「異種族との和解共存」が冨樫先生の絶対的テーマだとすれば、それは「芸がない」というべきことではないと思うのです。どういう結末でも、冨樫先生はきっと読者を満足させてくれると僕は信じてるんだぜ。


>> 隙があるのに攻撃しない理由
>> ブリーチ → OSR値を上げるため
>> 黒猫 → 紳士だから
>>
>> これに比べるとH×Hは読者が納得する理由を提示しないといけないので大変ですね。
(掲示板より)

自分の能力を説明する理由

ブリーチ → OSRを上げるため
黒猫 → 紳士だから
ハンター → そういう制約だから

本当にハンターは大変ですね。


テニス

>> リョーマを襲った巨大猪。最初見た時、額の石が「親父がぶつけた石」だと気付かず「額に謎の石が埋め込まれた暴走猪」に見えて「甲斐先生はスゲーモノを出してきた!!」って興奮しました。(掲示板より)

 あれさあ、南次郎が打つところとか完全に省略しちゃってるもんねえ。テニスではよくあることとは言えど、その誤解も仕方ないと思うぜ。


>> いかに剛剣を駆使してもMr.1を斬れなかったゾロが、呼吸を知る事によってただの一振りで鉄をも斬る力を得た様に、
>> いかに敵をギャラリー奥へと吹き飛ばしても相手を殺せなかったテニスプレイヤーが、呼吸を知る事によってただの一球で敵の命を奪う術を得る訳ですね。
(掲示板より)

しっかし、リョーマ父を見ていると所詮リョーマ達は中学生レベルなんだと思い知らされます。巨大なイノシシを一撃で仕留めるとか、棒と小石で軽く波動球レベルの破壊力を生み出してるんじゃないかな。冒険の書さん)

 僕は天衣無縫の謎かけにばかり気を取られていて、イノシシを一撃で屠る攻撃力のことを完全に失念していました。そうだよね、波動球はすごかったけど、それでも人一人をまだ殺せない程度なんだよね。(おそらく人間以上の生命力であろう)巨大イノシシを一撃で屠る威力は天衣無縫ならではだよね。この際、得物が石かボールかの違いなんて些細なものだと思うんだ。


>> 物事の本質を見ろとは、テニスの本質を見ろということだと思います。
>> 今回、仮にも仏門にいる身で思いっきり殺生かました上、
>> あまつさえその肉を親子共々邪悪極まる顔で貪る様を見ていると、
>> テニスの本質とは、生きるために殺すこと、
>> つまり狩猟本能に在ると思われます。
>> ですから、天衣無縫の極みとは、狩猟本能の極み、
>> 倒した相手を餌にして喰らいつくという、カニバリズムであるのです。
>> さすがの千歳君もそこまでは出来ないということで、踏み込むのをためらったのでしょう。
>> おそらく金太郎君なら躊躇なく踏み込むのかもしれません。
>>
>> 暗闇で見えない中、球を打つという行為は、
>> テニスプレーヤーが狩猟本能に覚醒すると、
>> 嗅覚が鋭敏化し、体毛で気流を感じ、超音波の乱反射を利用するなどして、
>> 視覚以外の感覚で獲物を補足できるということの現れでしょう。
(掲示板より)

 ぜってーそれはねえと思ったけど、面白かった。エコーロケーションwwww


ナルト

>> 自来也が腕一本吹っ飛ばされても尚、戦闘に緊張感が生まれない(掲示板より)

主人公以外の強者VS強者は普通にやれば面白いのだけど、いまいち盛り上がらないのは自来也さんが負ける事が最初から分りきってるからだと思います。
斬の討条VS絶山ですら、勝敗の予測はつきませんでした。
死亡フラグの立て方が良くなかったのかもしれません。
(掲示板より)

これはナルトにもいえるんですが、今週は感想を書くのがすっげえ苦痛でした。読んでいて、見事に何の感慨も与えられません(負の価値すらも見出せなかった)。例えるのなら、完全なる虚無。(中略)すげえ……主人公の師匠が敵陣で片腕を失って、さらに敵の数が増えているという状況なのに、一切緊張感が存在しません。まったくもって読者の予想通りです冒険の書さん)

 本当に自来也戦のこのつまらなさは一体なんなんですかねえ。ペインの力に、目を見張るほどの威力や禍々しさがないのも原因かも。単体ではなんとかなりそうなやつが六人いるだけだしなあ。カカシ先生の瞳術みたいな、問答無用の殺戮技くらい持ってないと緊張感が生まれないぜ。


>> 角都・飛段と言う前例がありながら、自来也さんの死亡確認は王大人ばりにあっさり過ぎるのじゃないですか。
>> 「灰にして七つの海に撒く」とまではいかなくとも、せめて首は刎ねましょうよ。
>> ゾマリさんだってそれ位の事は弁えてましたよ。
>>
>> まあ、木ノ葉の事ですから角都・飛段の情報はカカシ班で止まってるのかも知れませんが。
(掲示板より)

 そういえばそうだ(´・ω・`) 他の漫画なら「ちゃんと止めを刺しててえらいねー」って誉めてあげたいところだけど、この漫画には、飛段・角都の不死身コンビという前例があるんだった。


リボーン

>> 別に付き合ってはいないと思いますよ?イーピンが好きなのは
>> あくまで自分の師匠に似ている雲雀さんのほうですし。
>> 笹川兄はイーピンが気に入っている雲雀さんの人形をわざわざ買ってあげたから「女性にマメだ」と言われてるんだと思います。笹川兄さんは子供好きそうですしね。
(掲示板より)

>> ただ仰る通り、笹川兄とイーピンは付き合ってはいないと思います。イーピンは師匠に似てる雲雀さんが好きですし。
>> ですが、笹川兄は15の時から大人イーピンが好きなのは公式設定ですね。ただこれは赤マルとコミックにしか載ってない話なので、本誌派の方が、笹川兄→イーピンを知らなかったのは無理ありません。
>> ですが私も笹川兄とイーピンにはくっついて欲しいです。
>> 好きな女にお土産を買ってくる云々で、マメと言う言葉が出たんだと思います。
(掲示板より)

 アウチ! 僕の早計だったようです。でも、やっぱり笹川兄は無条件で幸せになればいいと思うんだぜ。拳に塩(ry


スケットダンス

>> 「このグリップとテイルを一繋ぎに見せるスタイルを
>> 「ワンピース・フェアリーテイル」と言うんだ。」
>>
>> のセリフに吹いたのは私だけですか?
>> なんという皮肉。
(掲示板より)

 ああ、気付かなかったんですけど、フェアリーテイルって真島ヒロ先生の作品なんですね。なるほど。


ネウロ

>> ものの本質が見える、そしてこの街(東京)の本質は水の底、は上手いと思いました。確かに人工バリバリなんだよね(掲示板より)

 あー、そういうことか! 気付かなかった! 

>> 全国2万石以上の大名に割り当てた千石夫によって神田山の台地を切り崩し、 その土砂をもって現在の日本橋浜町から日本橋・京橋・新橋付近に至る江戸の下町一帯が誕生した。ここから引用)

 下町は埋立地かー。なるほどなー。


>> ランナー2人は、歴代金八先生のオープニングには必ず外人女性のランナー、幼稚園生、カヌー部?が出てくるのでそこからではないかと思います。(掲示板より)

 ああ、そうなんだ。実は金八先生は一度も見たことがないから知らなかったw


>> >「謎が霞んで消えかかる」
>> 単純に川の氾濫で人が死んでしまうから謎が起きなくなるということではないでしょうか?
(掲示板より)

 んー。そういうことなんですかねえ。


トリコ

>> 食物そのものの描写の乱雑さと、その美味しさの表現が乏しい辺りは少し気になったなあ。肉がどれも同じですよね。(掲示板より)

 いや、なんかどれも美味しそうに見えましたけどね。ウンコはともかくとして。ホワイトアップルのカクテルなんて、ただの液体でしかないのに、スゲー美味しそうだった。なんというか、食材そのものではなく、食べ方、飲み方で美味しさが表現されているような、そういう感じを受けました。


>> 「ナイフとフォーク」の技が一番最強っぽいのに、
>> 何故そんなに釘パンチにこだわったのか、
>> そこだけ釈然としませんでした。
(掲示板より)

 好意的に解釈すれば、最初はダメージを蓄積させて相手の動きを鈍くしなければ決まらない類の技なのかもしれませんね。ウルトラマンのスペシウム光線みたいなもんなんですよ、きっと。


P2

>> 涼お兄ちゃんがそっけないのは、2年前に比べて妹のルックス等が劣化したからじゃないかな。
>> 「身長が135cmを超えたお前を妹とは認めんぞ!」
>> 「一緒にお風呂に入ってくれない妹に価値はない」
(掲示板より)

 なんか分からんけど、そんな川末先輩は本当にカッコイイと思います。


ブリーチ

>> 瀕死だけど操られた妹と腱を斬って操られなかった兄の差は、電池が減っても明かりは点くけど線が切れたら点かないよ、と言う事で良いんでしょうか。
>> すると、物理的に動かない物を動かせないと言う事になりますから、兄さんが氷を潰したのは寧ろ逆効果だったような気がします。
>>
>> と言うのはまあ普通の考えで、実際はこれも戦術に組み込んでいるのでしょうね。
>>
>> 白哉はルキアを庇うように前に出ましたが、実はこの時ルキアがアモールを喰らった事は気付いていたのでしょう。
>> 気付いていながら、庇う素振りを見せる事でOSRが上昇します。
>> 同時に操られた左腕もOSR上昇の布石とし、あっさり斬り捨てます。
>> 更にここでルキアを拘束していた氷を壊す事でアモールの発動を促し、あえて人質に取らせる事でゾマリさんのOSRを下げます。
>> 大事な妹をそんな目に遭わせるのはらしくない気がしますが、人質の価値は生きているからこそ生じるので、寧ろ安全だと判断したのでしょう。
>> でも念の為に六条光牢で(OSRを上げつつ)動きを封じます。
>> 一連の行動が全て自分に不利に働いていると気付いたゾマリさんは、慌てふためいて更にOSRダウン、最早抗う術もなく、白哉が新技で格好良く決めて(更にOSRアップ)終幕。
>> 惚れ惚れするほどOSRでしたね。
(掲示板より)

 す、すげえ……。完璧だ……!


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