【10/16】2007年46号のジャンプ感想(まとめ)


 戦国BASARA2というゲームをしておりまして、先日、宮本武蔵を使ってプレイしてたんですが、その途中で「駄目だぁーっ、武蔵が止まらねーっ!!」という台詞に出くわしました。どこまで人気なんだ、テニス……っ!


ハンター

・四次元マンション内部

 布団、ゴミ、食べかす、雑誌など、生活感を残す四次元マンション内部。このような長期的ミッションでは、彼らは生活必需品の類を一体どうしてるんだろうとしばしば思うのですが、今回はそこらへんの疑問に答えてくれた感じです。ヨークシン編でも、「シズクはいつお風呂に入ってるんだろー?」って、ずっと疑問に思ってましたし。まあ、入ってないなら入ってないでそれもイイんだけどな! オレはシズクの全てを愛せるから!

 全てが終わった後、ノヴ先生がゴミの分別をして、決められた曜日にゴミを出して、最後に掃除機をかけるのかと思うと、ちょっと萌える。


・仮にパームがどんな状況にいようと

「死を覚悟し、意を決して突入したら、行方不明の仲間が王とセックスしていた」

 うん、これは度肝を抜かれますね。度肝を抜かれるというか、高めていた気合がどっかに抜けていきそうな気がします。「集中力が失われる」といえばイイのかな?

 あー、分かった。

 セクシーコマンドーだ。花中島マサルはすごいところに目をつけていたんだなー。


・ユピー殿の見事な単細胞

「知らねーよ、そんなこと。ピトーと同じじゃねーの?」

 って、それはダメでしょー。そのくらい把握しとこうぜww

 でも、「大変だったんだぞ。王様が自分で腕をちぎってよ」って、ユピーも結構話せる人なんですね。護衛軍の中では一番狂犬に近いのかと思ってました。プフほどではないにせよ、意外と全然コミュニケーション可能です。「あ!? 何なんだよ」の後に、「気安く二回も話しかけてんじゃねー!」って、ウェルフィンをブチ殺すのかとさえ思いましたから。本気でこええのは王様だけなのかー。

 ウェルフィンに心の中では「単細胞」呼ばわりされてるユピーや、三人の中では一番部下に信頼(?)されているプフ、と、部下視点からの護衛軍評価も面白いところでした。ユピーかわいいなあ。単細胞描写を明確にしただけで一気に親しみが湧きましたよ。部下には最初から2階出禁にしてるのに、「2階行ったらマジ殺されるよ」と一応伝えてくれるあたりにも、そこはかとない優しさを感じます。ユピーいい人。プフもいい人。ピトーもいい人。王様だけがこわい人。


・宮殿爆破計画

 よく分からないウェルフィンさんの狙い。自分でも、「デッチ上げた場合、賊が捕まればウソがバレる」といってますし、宮殿爆破計画をデッチ上げることはリスキーなばかりじゃないかなあ。賊が捕まれば、ピトーの「あっあっあっあっ」があるから自白は簡単だし、そもそもプフのスピリチュアルメッセージは心を読めるような気配があるから、ウェルフィンさんの腹の中も読めるのではないかしら?

 ビゼフさんに話を持ちかけてるのは、ウェルフィンさんは今回でしゃばらずに、爆弾発見の功績とリスクをビゼフさんに押し付けて、自分はビゼフさんに恩を売ることで、そこから利益を享受しようとしているのでしょうか。確かに、護衛軍的にはビゼフ長官の方がウェルフィンよりも重要度が高いので、どちらかといえば護衛団もビゼフを害し辛いと思いますが、しかし、ビゼフさんも責任追及されたら、「いや、これはウェルフィンがー」と、ぺらぺら喋っちゃうと思うんだよなー。そうしたら、結局、ウェルフィンさんへの責任追及は免れないわけで。うーん……。ウェルフィンさんには何か他にも狙いがあるのでしょうか??

 しかし、王への忠誠という点で一枚岩な護衛団に比べ、師団長クラスは本当に好き勝手やってて扱い辛そうです。まるでエスパーダのようだ。ヘタに頭が回らない分、ヂートゥさんの方が護衛団としては扱いやすくて重宝してるのかもしれません。バカとヂートゥさんは使いよう。

 ところで、一つ気になったのが、「レオルとは口裏を合わせとけばいい」というウェルフィンさんの台詞で、レオルさんは雨の日、つまり一週間位前にモラウさんに敗れたわけで、当然、それから宮殿に帰ってないはずですよね。なら、ウェルフィンさんとしては、レオルさんは返り討ちにあったと考えるのが当然。まるで、今も生きているかのようなこの発言はなんなんだろう? 遺体を持ち帰ってピトーが修理したというのは考えにくいですし……(その間、円が張れないはず)。

 モラウさんが死体を操作している、という可能性が若干あるかもしれませんが、変化系と思われるモラウさんが操作するにしては、それはちょっと強すぎる気がします。これは後述。


・「この仮定から紡がれる正解」

1、王は自傷行為をしました
2、第三者がいる気がします

 この二点から、「最悪の場合、オレ達の計画を全て狂わせそうな」正解が出るわけですが、うーん、なんだろ、これ。普通に分かんないぞ。

 一応、「女と繁殖活動している場合」のことは彼らも想定したわけで、王と護衛軍がちょっと離れている状況は一応想定内。つまり、現在の護衛軍の状況に近いケースは、一応想定済みなわけですよね。想定しているからといって計画が狂わないというわけでもないですが、そこは一流のハンターたちですから、それなりのリアクションは取れるような気がします。じゃあ、「計画が全て狂う」ような想定外の出来事ってなんなんだろう?? 現在の王側の動向を知っている読者の立場でも分かんないぜ。これからウェルフィンさんが何か起こすんでしょうか。

 王が二階でコムギと無理心中してたら計画狂うだろうけど、さすがにそれはないだろうなー。


・フラッタ!

 ノヴ先生がボコってから一体あれからどうしたのかと思ってたフラッタが、なんと生きてました! てっきり、部屋のゴミ袋の中に詰められてるものかとばかり思ってたよ。しかも、なんだか一緒に突入しそうな気配を見せています。一体彼に何があったんでしょうか。考えられる可能性は2つ。

1、説得されて仲間になった
2、モラウさんが操作してる

 正直、2の可能性は薄いと思うんですが、どーも、僕はモラウさんが操作系の能力も持ってるんじゃないかと思えて仕方ないんですよね。いや、その根拠は単に、「なぜヂートゥさんを見逃したのか」という、その一点だけなんですが。ヂートゥさんを操作する以外に、彼を見逃す理由が考え辛いのです。そこから敷衍して考えると、現在、ウェルフィンさんが宮殿内で接しているであろうレオルさんも、モラウさんが操作済み……、という考えに至らなくもないんですが、でも、やっぱり可能性は低いだろうなあ。モラウさんがレオルさん(の死体)を操作してるとすれば、死体を操る能力(=ピトーと同種)なわけで、それはおそらく変化系であろうモラウさんには荷が勝ちすぎてると思うのです。後は、紫煙機兵隊と同様に高性能の念人形を操っているという考えもありますが、果たして間近で見て気付かれないのかどうか。

 まあ、操作している可能性は置いておき、フラッタさんは普通に説得されて仲間になったとして、役割分担はイカルゴと一緒にパーム捜索ですかね。サテライトンボはその仕事には十分役に立ちそうです。でも、イカルゴにとってはフラッタさんは昔の上司なんだよなー。二人の関係はどんな感じなんだろう。二人とも戦力としては微妙だから、あの目くそ鼻くそ関係で、フラッタさんが上司面したらイカルゴはウザイだろうなー。


・飛び降りた二人の男

 一人は無論会長でしょう。もう一人はジンですかね? 今までもジンは変な生物に乗っかってたイメージばかりあるので、今回の「怪鳥」もジンを連想させる要因です。でもなあ、これがジンだとすると、ホントにあと8週でハンター完結しそうだなあ。あー、チマチマでいいから続けてくんないかなぁー。

 しかし、これで護衛軍側は、上空から終末速度で落下してくる敵二人に気を取られている間に、メレオロンの能力で姿を消した侵入者に襲われる形になるわけで、こいつはかなりビックリするんじゃないでしょうか。念能力バトルってやつは、いきなり現れて透明のまま敵をブン殴ったりできるわけで、護衛軍もあれだけ実力差があるからいいものの、本当はいつゴンのグーみたいな即死級攻撃でブン殴られるか、戦々恐々としながら四六時中警戒してなきゃいけないんですよね。すごい肉体的・精神的負担です。そう考えると、確実な安全地帯が作れる四次元マンションってのは、本当に有用な能力だなあと思うのです。


テニス

・幸村「つい最近まで俺も騙されてたよ」

 何を言ってるのかさっぱり分かりませんが、これはアレですか? 仁王は仁王であって、仁王ではないということですか? いわば仁王は不定形のスライムの如きテニスプレイヤーであって、その時点における、中学テニス界最強のプレイヤーに常に変身できるという能力なんでしょうか。つまり、僕たちが仁王だと思っていたあの男も、仁王の一つの姿に過ぎなかったんだよ! 

 ……って、なんかサイみたいですね。でも、「俺も騙されていた」の意味が良く分からないんですよ。「幸村・真田に変身できる能力を黙っていた」ということが、「騙されていた」なんでしょうか。「黙っていた」と「騙していた」はニュアンス違う気がするんですよね。許斐先生のことだから何も考えてないような気がしますが、「あの仁王の姿は本来の仁王の姿ではない」という意味で「騙されていた」のだと僕は信じたい。

 それにしても、関東大会ではちょっと変装して仲間に化けて相手をビックリさせるだけの能力だった彼が、今では「その時点で最も強いテニスプレイヤーに変身する」能力者ですか。これはまた凄まじいメタテニス使いが現れたものです。今となっては桃城先輩の天候操作やサトリ程度は、もはや可愛く見えてきます。あの当時でさえ、リチャード坂田の「足が見えないほど素早い動き」が児戯の如き扱いだったのに。

 話を仁王に戻しましょう。スポーツ漫画にインフレは付き物ですが、テニスのそれは格が違うと思うのです。真田vs手塚戦で、「絶対に決まるショットの応酬」を繰り返していたかと思いきや、今度は「その時点で最強のテニスプレイヤーに変身する能力」ですよ。このエターナルフォースブリザードの連発は、さすが全国大会決勝にふさわしい内容です。そして、青学陣にはこのレベルのエターナルフォースブリザード使いが手塚しかいないことを考えると、「手塚が7人」という立海の前評判も、「なるほど」と頷けるのです。

 いやー、しかし、ガットを破って絶対に返せない「雷」と、どう打ち返しても必ずアウトになる「手塚ファントム」が出てきたときは、これを上回るテニス使いなど出てくるわけがない、立海戦はこれから尻すぼみか、と思ったものですが、本当に許斐先生はバケモノだ。「常に最強になる能力」とか、もう何を言ってるのか分からない。この人はどこまでも上を描きやがる。天衣無縫の極みには、僕たちはどこまで期待すればいいのだろう。


・「マズイな、青学……。完全に立海に振り回されてんじゃねーか」

 そりゃ、敵が自分とこの部長になったんですから、これに振り回されるなというのはムチャですよ。そういうあなたたち氷帝なんて、シンクロ見ただけでビビリまくって振り回されてたじゃないですか。あれもたいがいな超常現象でしたが、こっちはそれ以上の展開です。仁王ほどの超常現象を前に、戦意を失わず、むしろ闘志を燃やすことができただけでも、さすがは青学というべきではないでしょうか。今のテニスって、普通のレースだと思って参加したら、周りがスタンド使いばっかりだったSBRみたいな状況ですからね。不二先輩はスタンド使い相手によくがんばってる!


・跡部「不二に手塚……、考えたな」

 考えたな、じゃねーよwwwww

 待ってくださいよ跡部さま。「考えたな」じゃねーですよ。そんなこと考えたからってできやしませんよ。つーか、考えませんよそんなこと。何をしれっと言ってるんですか、まったくもう! 「分身してシングルでダブルスか、考えたな」とか、そういうレベルじゃないですか。ホントに何を言ってるんだ、この人は――。跡部さま、異常事態を受け止めすぎだよwww


・不二「あの日以来、今日の対戦をボクがどれ程楽しみにしていたか」

 だから、異常事態を受け止めすぎだってば!

 不二先輩なんて、手塚部長と過去の因縁があって、ずっと対戦を楽しみにしてたのに、イリュージョンの手塚が相手でも、それが十分満たされるかのように考えてますよ。イリュージョン手塚は手塚本人の戦力と何一つ違いがないと、不二先輩は信じて疑わないんだろうなあ。目の前の相手が突然手塚になったのに、ビビるでもなく、力を疑うでもなく、手塚との対戦を心から喜ぶとか、本当に不二先輩のメタテニス受容能力は高すぎる。


To LOVEる

 すげえええ。何の必然性もないのにヒロイン二人が上裸のカラー扉もスゴかったですが、それよりバトルがすげええ。

 二人とも相手に対する殺意がなく、長谷部先生はバトルにかこつけて二人の服をボロボロにしたいだけなのに、それなのに、黒猫なんかより遥かにマトモなバトルをやってるのがすごいです。二人とも、足元へ向けて威嚇射撃をしたり、かわさなくても当たらない銃弾をガードしたり、敵の背後に回ったあと声をかけたり、バズーカで殴りかかったりしないんですよ。矢吹先生の絵でこんなまともなバトルをしているとすごい違和感だ。

 そして、ララとヤミは二人とも戦闘によって破損した衣服を大ゴマでアピール。天条院さんもオッパイむぎゅーで、おぱんつを晒して、彼女に与えられた使命をしっかりそつなくこなしてます。これだけバトルもがっつりやりながら、本来の意図は決して見失わない。長谷見先生の仕事というのは本当に立派なものだなあ。

 しかし、矢吹先生、バトルも描けたんですね。てっきり、女の子しか描けないんだと思ってましたが、黒猫に足りないのは技術ではなく、やはり脳ミソ(脚本)だったようです。


ワンピース

 くまとモリアは共闘でした。でっかい二人が対峙してる絵は迫力がありますね。くまとモリアが相戦って、ルフィたちはオーズを相手にするだけ、という展開も面白そうでしたが(敵vs敵は基本的に燃える)、まあ、これはこれでアリ。

 結局、七武海の後釜は黒ひげに決まったようですが、選定基準がよく分かんないです。白ひげに狙われてて、いつ殺られてもおかしくない黒ひげよりも、パンピー相手には犯罪を犯してないルフィたちの方が、政府子飼いにするなら良さそうなもんですが。

 とはいえ、政府も横暴でパンピーのことなどほとんど考えてないみたいですから、そこらへん(犯罪歴)はハナから考慮してないのかもしれませんが。あー、それにニコ・ロビンもいるしなー。エニエス・ロビーの件もあるし。でも、黒ひげよりもうちょっと角の立たない候補者はいなかったんだろうか。


ナルト

 久しぶりに会った弟子が、カルト教団の教祖になってて困っちゃう自来也先生の図。「僕は神だー」と言い張る弟子に対し、自来也先生は「ならワシは仙人じゃ!」と対抗。なんだこの師弟。

 禁術兵器(=核爆弾)による戦争抑止構想を語るペインさんは、つまり、ライト君ということですね。新世界の神になりたいようです。そして、ペインさんがライト君だとすれば彼の将来も見えてきます。ライト君がヘタレの松田さんに撃ち殺されたことからも分かる通り、新世界の神を目指す独善者はヘタレに殺されることで、その過ちを強調されるのです。そう、つまり、ペインはサクラに倒される運命なのですね。


リボーン

 幻覚とか有幻覚とか何を言ってるんだろう。一瞬、「有幻覚」という単語があるのかと思って検索かけちゃったよ。今週のリボーンしかヒットせずに安心した。

幻覚 → 完全なまやかしで、物理攻撃能力はない。
有幻覚 → すごくリアルなまやかしで、攻撃を受けた気になって傷も負う。

 と、いうことでしょうか。一体何が違うんだろう。傷を負うか、負わないかは、それを喰らってる人間がどの程度それを信じ込むか、ということですから、幻覚の方はリアリティが薄いんでしょうか。よく見たら、背中の斑が消えてるとか、骸さまがふんどしはいてないとか。いやー、でも、それならグロさんも見分けがつくしなあ。

 有幻覚という初出の概念をノー説明で出してくるのは、天野先生、ちょっと横暴じゃねーかなー、と思いました。幻覚攻撃と実体攻撃を混ぜるというのは、とてもグッドなんですがねー。


ムヒョ

 あれ……?

 確か前回の展開では、

1、ミッチー、女子高生に銃を向ける
2、ジョー、ミッチーから銃を取り上げる
3、さっきまで女子高生を殺そうとしてたミッチーを残して、ジョーだけが外に出る

 だったわけですよね。3のジョーの行動も十分問題ですが、まあそれは置いといて、なんで、取り上げたはずの銃をミッチーが持ってるんだろう。ジョーは、一度取り上げた拳銃をミッチーに返してから、さっきまで銃を向けていた女子高生とミッチーを二人にして、自分だけ外に出たんでしょうか。うん、だとすると、それは確かに「これは我々のせい」ですね。彼らのせいで間違いない。

 ところで、ムヒョといえば、イン殺さんのこのエントリが面白かった。ムヒョー! ムヒョー!


勇者学

 先生があんまり出てこないとおっもしろいなー。今回の勇者学、ゲーセンの雰囲気はかなり誇張されてますが、でも一面の真実ではあるかな?

「ワンコインで閉店まで」ってのは、ウメハラさんを思い起こさせる伝説ですね(閉店まで286連勝)。あと、「ピーチティー長谷川」だけど、ジェダ使いとして有名なほえさんは、いつもアロエドリンクを飲んでいたので「アロエ」と呼ばれていたことがあるし、「台叩きのタケオ」も、激しいレバー裁きで「ダンスさん」と呼ばれていたプレイヤーがいるなど、こういう雰囲気は実際にあったりします。

 どうでもいいけど、いま「格闘家」が気になってる(リンク先mixi)。


エムゼロ

 この学校の文化祭って部外者は一人も入れないんだろうなあ。客は同じ学校の生徒のみかー。この学校の閉鎖性はこういう時にマイナスですね。それに、表向きは普通の高校のはずだから、友達が、「なーなー、お前んとこの文化祭いきてーんだけど」とか言ってきたらどうすんだろ。

 生徒会vs文化祭荒らしという構図は好きです。文化祭荒らしの爆弾もアトラクションを壊す程度で人死にも出そうにないし、エムゼロはあんまりデンジャラスな展開をしないのがちょっと良いですね。緊張感には欠けるけど、その分、安心して読めます。この漫画に緊張感なんていらないわけですし。


サムライうさぎ

 講武館は伊達にされた人が多いなー。

 しかし、どこかのサイトさんが言ってましたが、講武館のやってるこたーテロですね。清木さんのやってることに気付いたら、将軍さまはビビるんじゃないかなー。御家人も旗本もみんな将軍さまの部下なんだぜ。清木さんの所有物じゃないんだぜ。

将軍「うおおっ!? 道場主クラスの腕の立つ部下がみんな死んでる! 一体、何が起こったんだ……」

清木「武家の礼節を軽んじる輩どもは拙者が成敗いたしました」

将軍「よし、分かった。お前、今すぐ腹を切れ」


スケット団

 えーと……。

 これは結果的に、城ヶ崎が入手した物を主人公たちが奪いに来たので、城ヶ崎が「これをやるから土下座しろ」と交渉を持ちかけたら、マズい飴を無理矢理食わされた上に、嘔吐している間に奪われたと、そういうことになるわけですよね。結果的には。

 ちょ……、今回に限って言えば、こいつら風天組より悪辣なんですけど……。


ブリーチ

 回想シーンで、ネルが子供になった時の現象が描写されました。その様子を見て、ザエルアポロさんは「仮面に負った傷から霊圧が流れ出て、霊体自体が収縮したのか」と、分析しています。

 ん? ということは、もしかすると霊圧というのがOSRのことだったのでしょうか。ボコられて投げ捨てられることによりOSRが下がって霊体自体が収縮し、このような子供の姿になってしまったのでしょうか。ということは、ノイトラさんやザエルアポロさんも、非オサレ行動を繰り返していたら子供になってしまうのでしょうか。これは極めて興味深いエピソードですね。

 そして、もう一つ驚いたことは、今回の回想でOSRを上げようとしていたのは、実はネルでもノイトラさんでもなく、ペッシェとドンドチャッカだったということです。回想でOSRを上げた二人は早速の活躍を見せ、ザエルさんの手から人形を取り戻しました。そして、更にはザエルさんを「貴様ごとき」呼ばわりし、高みから見下ろすことでOSRを高めます。ペッシェとドンドチャッカでは、十刃のザエルさんには到底敵うとは思えませんが、しかし、この世界の戦いはOSRが全て。これは分からない勝負になってきました。まさか、ここで、この二人がOSRを上げてくるとは……、これは良い意味で裏切られました。久保先生グッジョブ。

 一方のザエルアポロさんは、ペッシェが口から吐いた粘液(無限の滑走)がついた左手をぺろりと舐めて、ペッシェとの間接キスを果たします。さすがはザエルアポロさんです。この男の行動は本当に読めません。これがOSRを上げてるのか下げているのか、まったく見当もつきません。

 舞台は移り、ネルvsノイトラ戦。ネルは開放する構えに入りましたが、これはかなり危険ではないでしょうか。回想により若干のOSRを得たとはいえ、先に本気を出した方が不利なのはOSRバトルの常識。「開放+先に本気」で、かなりのOSRを消費してしまうはずです。ネル自身も「この姿に戻ってすぐはキツそうだから本当は使いたくなかった」と言ってますが、開放に伴うOSR大量消費により、また元の子供の姿に戻ってしまう恐れすらあるのです。ネルは、「先に本気を出したら負ける」という、これまでのOSRバトルの常識を覆すことができるのでしょうか!?


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