ゆめのさんの記事によると、ゆめのさんの私的ランキングは
>> なお、脚本の私的ランキングはこう
>>
>> 千葉>下山≧大和屋>>浦沢
>>
>> 純粋に『面白さ』だけを比べるとこれでFA。
>> ただし浦沢脚本を削ると、カブトボーグの天然の狂気が損なわれる気もしマース。
とのことです。また、アニしねさんの評価では
>> 千葉>>下山>>隅沢>大和屋>>>浦沢
>> 俺はどっちでもいいけど。
となっています。
うーん、浦沢・大和屋師弟コンビの評価が合わせて低いなー。といっても、僕は誰がどの回を担当しているのか、ほとんど気にしていなかったので良く分かりません。そういうわけで、この際、調べてみました。Wikiによると、
>> 脚本:大和屋暁(第1~5、11、12、15、20、27、28、34,36,38、41、46話)、下山健人(第6、18、21、26、31、43、47話)、浦沢義雄(第7、9、16、19、22、25、30、33,37、40,44、45話)、千葉克彦(第8、14、17、23、29、32,35,39、42、48,49話)、隅沢克之(第10、13、24話)
とのことなので、お気に入りの回を誰が担当したのか調べれば、マイ脚本家ランキングが作れるはずです。僕が見た限りで神がかっていた回を挙げてみると……
「1話 親父越え!勇気のライジング・プロミネンス」(最高の完成度)……大和屋
「2話 さらば友よ!涙のメタリックギガトン・クラッシュ! 」(2話にして親友殺し)……大和屋
「7話 涙の素パスタ!オーバー・ザ・レインボー」(最高の狂気)……浦沢
「9話 輝け!ダイヤモンド・ダイヤモンド・ダイヤモンド」(偶然による勝利!)……浦沢
「14話 敗北、そして崩壊…ロストワールド・エンドロール」(悪の秘密結社大勝利)……千葉
「15話 開幕!トータル・ブリリアント・カリズマティック」(赤子強し!)……大和屋
「16話 美しき!リゾート・デンジャラス・サンセット」(年金払いませんよ!)……浦沢
「17話 頂上決戦!クライミング・ハイリスク」(高山病!)……千葉
「20話 美食の殿堂!ルブラン・パセリ・グレイビーソース」(「なんて性格してやがるんだ~~!」)……大和屋
「24話 試練!ワンダー・ミラクル・ハート」(無一物)……隈沢
「25話 歴史は!ナイト・スクープ・モーニング」(恐竜と原始人)……浦沢
「26話 さらば祖国!ネヴァー・フォール・イン・ラヴ・アゲイン」(予想を裏切りまくりのラスト)……下山
「36話 目に見えぬ敵!ロマンティック・インビジブル・ムード」(ワシントン条約)……大和屋
「41話 裏切りの序曲!ノイズ・アンド・ファンタスティック・ハーモニー」(超斜め上展開)……大和屋
「43話 心!サドンリー・ズームアウト・コンチネンタル」(普通に泣ける)……下山
いくつか途中見てない話もあるんですが、見たエピソードに関してはこんなところでしょうか。単純に数だけ数えていくと、
大和屋 6
下山 2
浦沢 4
千葉 2
隈沢 1
と、なるんですが、しかし、隈沢先生なんて全部で3つしか書いてないのに、その1つが神クラスなので、単純に数だけで考えることは難しそうです。
ちょっとランキング付け辛いので、神回の中でも、さらに神回をあえて選ぶなら……
「1話 親父越え!勇気のライジング・プロミネンス」(最高の完成度)……大和屋
「7話 涙の素パスタ!オーバー・ザ・レインボー」(最高の狂気)……浦沢
「17話 頂上決戦!クライミング・ハイリスク」(高山病!)……千葉
「24話 試練!ワンダー・ミラクル・ハート」(無一物)……隈沢
「36話 目に見えぬ敵!ロマンティック・インビジブル・ムード」(ワシントン条約)……大和屋
やっぱり、きれいにバラけちゃいました。下山先生のみ入ってないんですが、僕がまだ見てない31話(下山脚本)は伝説回らしいので、たぶん見れば神クラス入りでしょう。
と、いうわけで、非常につまらん結論ですが、みんなすごいってことで勘弁してください。僕には甲乙つけれねえや。
ただ、浦沢先生は本当にアンチェインすぎて、一瞬の盛り上がりのために他の色んなことを平気で犠牲にするので(「運が良くて勝てた」とか)、普通に考えたら良くないのかもしれません。僕は素パスタの理不尽さとか、石田母に運が良くて勝つのとか大好きなんですが。その一方で、「華麗なるツインズ」のような凡作もあるので、浦沢先生はアタリハズレが大きくて、しかもアタリは理不尽で人を選ぶ脚本家、という印象ですね。