【8/28】2007年39号のジャンプ感想(2)


 ジャンプ感想にぜんぜん関係ない私事で申し訳ないんですが、ネットゲームに関する企画書を作りましたので、そっち関係で働いてる方で興味ありましたらご連絡下さい。企画書をお送りします。(おそらく)製作コストが小さくて、(うまくいけば)大きな収益が見込める、新しいビジネスモデルです。お名前と会社名を明記の上、会社で使用しているメアドからご連絡下さい。


To LOVEる

読者:実体の無い幽霊はどうやって脱がせばいいの?
長谷見:精神世界なら誰もが全裸さ!


ANAAKI'S

 背中に人を入れたら強くなるという、その設定一点は面白いんですけど、人が入っちゃった後は、主人公はただのスーパーマンなので、そっからは作品の個性が減じた気がします。

 僕は1000人という人数の、量による攻勢を期待したんですが、しかし考えてみれば、1000人ったってたかが一個大隊相当ですしね。今回の読切の相手は世界レベルの軍を持ってる人なので、一個大隊じゃ勝てないよなあ。となると、やっぱり主人公はスーパーマンになるしかなくって……、うう~む。


P2

 頭からネバネバした液体にまみれているヒロムを見た瞬間に、「あれ?? 先週レイプシーンあったっけな? しかも、これ、一人分とは思えないから、集団レイプ? でもなあ、ヒロムも一応性別的に男だしなあ。いくら可愛いからって、男の子を集団でレイプしたりするものかなあ??」と、しばらく本気で考えてました。そうでした、そうでした、馬にかじられたのでした。

 シャワー室の件は「ヒロム君は本当に美味しい目にばかり遭ってるなあ」と思いました。でも、別に腹は立ちません。そう思うと、本当に真中ってやつの何が、あれほど人の神経を逆撫でさせてたんでしょうね。


ベルモンド

 弟思いのドドルワ兄さんは、弟を斬り殺せば、普通にうろたえて心に隙ができそうだと思いました。


エムゼロ

 九澄は夏休みを潰してまで特訓してるけど、魔法の能力なんてココの教員にでもならない限り、社会に出たらクソの役にも立たないんだよなあ。

 ……なんて思ったけど、まあそれは野球もテニスも同じか。


バレーボール使い

 うーん……。

 評価の難しい漫画でした。ゆーじろーとか、トレイのジョーとかの存在は明らかにウザいんですけど、杉越とか前園とかのキャラは好きでした。致命的に厳しい話も幾つかあったけど(ゆーじろー初登場回とか)、後半はおしなべて面白かった気がします。

 この漫画、結局、なんだったんでしょうね。基本はギャグ漫画なんだろうけど、面白かった部分はギャグではなかったです。そういう意味ではスポーツ漫画?? 

 バレーやってて一致団結してた時は爽やかな感じがしてたけど、でも、最終回で日常編に戻ってみると、あんまり豪に魅力を感じなかったりするのも不思議なところ。豪が完全に非常識な訳でもないのが、「ギャグ漫画なのかどうか」分からない感じになってるのかなと思ったりしました。面白かったんだけど、手放しに誉めれない気がする不思議な作品でした。


ブリーチ

 呆気に取られている石田・恋次コンビに対し、親切にも説明してあげるザエルアポロさん。もちろん、タダで教えてあげてるわけではありません。「開いた龍の口から蝿が逃げるくらいに」などの直喩を用いて、しっかりとOSRを稼いでいます。

 そして、刀を抜いたザエルアポロさん。驚いたことに、なんと、彼は突如として剣呑みの大道芸を始めたではありませんか! いや、確かに剣にはそういった使い方もありますが、しかし、その大道芸は元々人をビックリさせるためのものであり、闘争目的ではないのですが。何が言いたいかというと、彼のこの剣は、主に大道芸を目的としたものだということです。いいのか、それで。

 せっかく前回マントを羽織ってOSRをアップしてきたのに、今回の大道芸で、彼のOSRは激しくダウンしたことでしょう。その後、体がボコンと醜く膨らんだのもOSRダウンです。とはいえ、ここは「ザエルアポロのOSRが大幅に上がったり下がったりする」という動きを見せることで、次の大変身シーンに繋げようとする久保先生の演出テクなのでしょうけれど。

 見開きを使ってお披露目された完成態ザエルアポロさん。長いスカートが、小林幸子のように己のOSRを強調しています(もちろん、このままでは歩き辛いので、一通りOSRが上がったらスカートは縮めます)。完成態となった彼は、なんだかヒラヒラした服を着て、血のような液体をバラまきます。「よく分からないところから血のような液体を飛散させる」というのはかなりのOSRアップですね。ちなみにカトブレパスで志村が目から血を流すのも同様の理由です。

 ザエルアポロさんの攻撃は「自分と同じ能力を持った敵を生み出す」という、実際すごいんだろうけど、しかし、どうにも微妙な技でした。「いよいよ第ニ幕の終焉だ」などと、速攻で勝負を決めることを示唆しておきながら、フタを開けてみれば思いっくそ持久戦の構えなのも微妙なところです。普通の漫画であれば、「なるほど、あれはブラフだったか」と考えるところですが、いかんせんブリーチはOSRバトルなので、ブラフといえど彼のOSRが下がったことは否めません。

 ザエルアポロさんもそのことを気にしていたのか、「能力封印を解除した」と二人に告げます。分身も同じ能力を持ってるなら、解除しない方がザエルアポロ本人は有利に立ち回れるはずなんですが、派手なバトルを望むことでOSRアップに期待したのでしょうか。それともまだ他にOSRアップの狙いがあるのか、ちょっと良く分からないところです。

 一方、一護と戦っているノイトラさんは、こちらは本当に速攻勝負に賭けていました。織姫が「黒崎くんはケガしてるのに!」とカマをかけても、ノイトラさんは「うるせえぞ、バカか!? ケガしてるから何だ!!」とまるで動じません。並の手錬であれば、OSRが下がることを気にして、焦って織姫に回復させたことでしょう。ですが、ノイトラさんは自身のOSRがグングン下がっていくのも気にせず、OSRが底をつく前に一護を倒してしまおうと考えていたのです。

 ノイトラさんは先のグリムジョー戦を終始見ていたようで、「てめえの手の内は全部知れてるがな」と勝ち誇ります。なるほど、つまり一護の必勝形である「織姫コンボ」を完全に封じたということでしょうか。確かに一護の戦術で一番恐ろしいのは、織姫からOSR補給を受けての「俺は負けるわけにはいかないんだバスター」です。それさえ封じておけば、今の手持ちのOSRだけでも、手負いの一護ひとりくらいは十分倒せると、ノイトラさんは考えたのでしょう。

 このように、一見優勢に見えるノイトラさんですが、しかし、どうしても気がかりなのが、彼の次の台詞です。

「敵の本拠のど真ン中であんだけハデに戦って誰にも狙われねえなんて、悪い冗談だぜ、死神」

 この台詞ですが、もしかするとノイトラさんは、一護の目的がまだ「織姫奪還」だと勘違いしているのではないでしょうか。みなさん御存知の通り、現在の一護の目的は「エスパーダ殲滅&藍染抹殺」であり、ノイトラさんが単身ノコノコやってきてくれたのは、一護に取っては願ったり叶ったりの状況です。ノイトラさんは「手負いの一護なら、今のオレのOSRでも十分」と短期決戦を仕掛けているわけですが、果たしてそれは本当なのでしょうか。一護はグリムジョー戦で得たOSRが、まだ十分残っているのではないでしょうか? 僕にはどうしても、「誘い出されたのはノイトラさんの方ではないか」と思えて仕方ないのです。


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