「なんでテニス休載してしまうん?(´・ω・`)」
スケットダンス
転校生が理不尽な主人公グループに巻き込まれる典型的なストーリー展開かと思ったら、見事に予想を裏切ってくれました。作劇がんばったんだなあ。
しかし、このノリで今後どう展開していくんでしょうか。「友達の証リストバンド」がキーとなるのかな。同様の話をある程度繰り返して、それなりの人数が集まったところで、スケット団の3人だけでは対処できない問題が迫り、それに対し、リストバンドを持つみんなが協力して事に当たったりすると熱いかもしれません。
……と、思ったんだけど、それだとバレーボール使いですね。でも、今のバレーボール使いはとても面白いと思うよ。
ワンピース
・モリア「おれがぶっ飛ばされようが殺されようが、ゾンビ共は"支配者"を失うだけで影は抜けやしねェよ」
でも、塩を口に押し込むだけでオッケーなんですよね。モリアさんを倒してもしょうがないらしいし、倒すことよりも塩を突っ込む方が遥かに簡単そうです。まあ、最終的にはモリアさんを倒すことも目標に含まれるのだから、一直線にモリアさんのところに向かったルフィが、あながち間違いとも言えませんが。
・モリア「だが、理解したんだ。優れた部下の重要性をな」
ワンピース世界は(不死身だけれどそれでも一応)物量作戦が(ギリギリ)有効な世界ですし、数を揃えることもある程度は大切です。しかし、「優れた部下」というのが、「不死身のゾンビ軍団」ではなく、ペローナさま個人のことを指していると考える方が、よりしっくりきてしまうんですが。ワンピでは物量作戦はギリギリ有効だけれど、これまでの描写から見ても戦闘のキーとなっているのは、不死身のゾンビ軍団の物量ではなく、むしろペローナさまのネガティブホロウだからなぁ。
しかし、部下を乱暴に扱う敵ボスが多い中で、モリアさんは部下を重要視している点で、他の敵ボスより遥かに魅力的に映ります。でも、悲しいかな。ルフィを圧倒するカゲの能力を披露してなお、僕にはペローナさんの方が強そうに見えるんだ。戦闘力序列は「ペローナさん>>モリアさん>>>>>>>>オーズ」って感じのイメージ。我ながらネガティブホロウ厨(※1)ですね。
※1「悟空だってネガティブホロウで一発だぜー」
・アブサロムさまの体重300kg
ちょ、ナミさんが壊れちゃう……ww しかし、ナミさんはアイスバーグ邸から落とされてもピンピンしてましたからね。300kgの体重に耐えうる不死身能力も花嫁に求められる条件の一つなのやもしれません。階段から落ちて死んじゃったくいなでは無理だということです。今思えば、くいなの虚弱体質はこの世界では異常。どちらにしろ世界一の剣豪にはなれなかったでしょうね。
しかし、ワンピース世界の戦闘力で、いまだに「体重が300kgもあるから蹴り飛ばしにくい」なんていう常識的な話が出てくるとは思わなかったです。そんなことで驚いていては、これからの激戦をツッコミ抜いていくのは無理だと思うなあ。「ウソだ!! 三寸斬り込めば人は死ぬのに死なないなんて!!」
ナルト
トビはなにやってるのー?
デイダラさんの自爆が半径10kmだとして、「トビ、悪りーな…」のセリフの意味が、「爆発に巻き込んじゃってすいませんねえ」だと、トビは近くにいるんだから合流してサスケに止めを刺せよってなりますし、トビが10km以上離れているなら、「おまえはちょっと避難しすぎだろう」ってなります。仲間が戦ってるのに10km離れるとか、乾先輩と同じくらい参戦する気が感じられません。
デイダラ・トビvsサスケ戦が始まった時は、「今回はトビも動いてるね! 岸本先生も多人数戦やればできるじゃない」と思ったものですが、残念ながらやっぱり出来なかったみたいです。サスケには「披露する機会がなかった、もう一つの手」があるので、せっかくの自爆でもサスケが死ぬことはないでしょうし、今回の戦闘は、総じて意味の薄い戦いになりそうです(特に意味もなくサスケに挑んだデイダラがやられただけ)。トビも活躍しないんだろうなあ。爆発でサスケを見失って逃げられるんだろうなあ。
あと、戦闘中に「僕の芸術を見てくれないお前なんか嫌いだー」と怒鳴られたサスケには少しだけ同情しました。兄の居場所を聞き出すために、死力を尽くして追い詰めた敵が、突然芸術がどうのこうのと言い始めたら、「そんなことはいいですから、早くイタチの場所を教えて下さい」って悪気がなくても言いたくなりますよ。そもそも、戦闘に芸術という観点を持ち込んで戦ってるのはデイダラさんだけで、それを理解してくれてるのも暁の何人かだけだってことはデイダラさんももう少し自覚すべき。初対面で部外者のサスケとかは、「戦い? 芸術? 爆発? ……ハァ??」って感じですよそりゃ。いいから兄貴の居場所を教えろですよ。こんなことでブチ切れて自爆を決意するんだから、デイダラさん、ちょっとタチが悪いです。自己完結しすぎです。
サムライうさぎ
グダグダだなあ。中堅であっさり伍助が破れてしまったので、主人公の面目躍如するには乱闘に持ち込むしかなかったのかもしれませんが。ここまでお膳立てを整えて勝ち抜き戦形式で進んできたのに、主人公側から試合そのものを放棄するような振る舞いをするのは、物語展開の正当性は別として、どうにも納得のいかないものが残りました。「相手に卑怯なことをされながらも、当人がそれでも相手を打ち破る」というのがベタな展開ですが、主人公チームが寄ってたかって相手をボコり、試合形式無視で乱闘になるというのは、やっぱりどうにも溜飲できません。
もう一つ納得いかないんですが、はたして「奥義マタタビ霧中」は本当に卑怯なのでしょうか? この時代の剣術の試合がどういうものか良く分からないんですが、武蔵が生きてた時代なら兵法ということでオッケーだった気もします。足元にウットリしたネコを撒くのって、牛股師範が臓を撒くようなもんですよね??
・「だったら潰してやる」「やっちまえ!!!」
ヤマネコ道場のみなさんパンクすぎです。これが試合形式であれば、次期藩主が打ちのめされたとしても家臣はその場では堪えるかもしれません(後で闇討ちされるかもしれませんが)。しかし、試合形式ですらない乱闘状態で、あれだけの家臣がバックに控えている中、次期藩主をも巻き込んで戦闘をしようなど、並大抵のパンクロックではありません。こいつら死にたいのか。