ドラクエ8はじめました。
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オセアーノン(巨大なイカさん)を倒した後、ゼシカが「仲間になりたい」みたいなことを言い出しますが、こんな性格の悪い子はイヤなので(無理だと思うけど)一応断ってみます。が、しかし、ゼシカは性格の悪さを発揮して無理矢理仲間になりました。そりゃそうだよなあ。性格悪いから仲間にしたくないんだけど、性格悪いからこっちが嫌がっても気にせず仲間になってくるんだよなあ。とても論理的だけど、すごく嫌だ。
渡った先の船着場では、店先に並んでいるツボを手当たり次第に壊しまくり思う存分迷惑を掛けてから、次の目的地、修道院へと移動します。んで、ここの修道院では免罪符を売ってるらしいんですよ。なんでも協会に寄付をしたら、どんな悪人でも罪が許されるんだって。オイオイ、それすごく欲しいよ。何の効果もなくても構わないから、寄付金払っても構わないから、本気で免罪符売って欲しいです。だって、僕、それ買ったら今後は何の遠慮もなくツボも樽も壊しまくれるよ。
修道院でもいろいろとあって、ククールから「頼みを聞いてくれ」と言われます。「どうしてあたしたちがあんたの頼みを聞かなきゃならないのよ」と嫌がるゼシカ。それは巨大イカ退治の時に、僕たちがキミに思ったことなんだよゼシカ。本当にこの子は面白い程に性格が悪いなあ。でも、劇中でヤンガスも「なんだこの女は……」みたいなことを言ってるので、そこは救われるところ。この性格で「ゼシカは立派な女の子」扱いされたら、本気でやる気なくしますから。劇中のキャラクターとプレイヤーの意見が一致してる辺りは本当に救いです。
オディロ院長をドルマゲスから救うため、裏道からオディロ院長のお部屋に侵入する主人公。そこを聖堂騎士団長のマルチェロさんに見つかって賊と疑われますが、オディロ院長は「かようにも澄んだ目をした賊がおるはずもなかろう」と庇ってくれます。オディロ院長、なんていい人なんだ……。ドルマゲスに襲われてるかもしれない院長を放っといて、先に部屋の中を漁っていた自分が恥ずかしい限りです。目は澄んでるかもしれないけど、この人たちホントに賊なんです、すいません。
マルチェロさんに捕まるも、ククールの手引きで脱出した一行。すると、オディロ院長の住んでる場所が燃えてます。ククールは慌てて駆け出すので、主人公一行も中へと急ぎます。と、修道院の門前には、いつものセーブ役の神父さんが! こんな状況では、いつもの仕事(セーブとかお告げとか)もままならないだろうなと思い、話しかけてみると……
「こんな夜更けにわが教会を訪れとは……なにかおこまりかな?」
ゲーッ、いつもと変わらねー! てか、困ってるのは、いま教会が燃えてるアンタじゃないのか!?
まあ、そういうわけで、オディロ院長を救うべく、中へと急ぐ主人公たち。しかし、主人公たちの本性は盗賊なので、もちろん火事場泥棒を忘れるわけがありません。この緊急事態に対処すべく騎士団長のマルチェロさんが出張っているので、今のうちに彼の部屋を漁っておきます。チッ、金目のものが全然ねーよw
火事場泥棒も一通り終えたので、改めてオディロ院長を救うべく離れ小島へと向かいます。小島に通じる橋にはわずかに炎がかかっており、騎士団のやつらはそれが怖くて渡れないそうです。おまえらは野獣か。渡れよ、こんくらい。
火とか全然気にせず(ダメージくらいあるのかと思ったらそれもなかった)普通に橋を渡った主人公たちはオディロ院長の部屋へ。そこではオディロ院長を守り、ドルマゲスと戦うマルチェロさんの姿がありました。マルチェロさんは、やっぱり根は良い人だったようです。「マルチェロさんが騎士団長になってから、この教会は寄付ばっかり求めるようになった」とかいう村人の言葉もあり、マルチェロさんは小悪党っぽい印象があったので、ドルマゲスと組んでオディロ院長を殺害しようとしてるとか、そんな裏があるのかとも思ってました。けど、実際は「ククールに対してはイヤな人だけど、オディロさんのことは大好き」でした。マルチェロさんは嫌いになれないキャラクターだったので、これにはちょっとホッとしました。
結局、オディロ院長はドルマゲスに殺されてしまい(葬儀シーンは周りの人たちがザビエルカットなので泣けなかった)、ククールがオディロ院長の仇を討つべく、主人公パーティーに加わります。ちなみに、マルチェロさんではなく、ククールが仲間になった理由は「マルチェロは修道院にとって大切な人物だが、ククールはいてもいなくても困らないから」というものです。アンサガのゴーシュといい、どうも厄介な人間を主人公に押し付ける風潮が、最近のRPGにはびこってる気がします。まあ、ククールはこれでもゼシカより性格がまともなのでOK。コンゴトモヨロシク。
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次は、小さな城を目指すはずなんですが、脇道を歩いてたら悪徳の街パルミドに来ちゃいました。仲間たちも「何の目的もなく、こんな遠いところまで来てんじゃねえ」「もっと堅実に動きやがれ」と不満たらたらですが、ククールだけは「そんなお前も嫌いじゃないぜ」と言ってくれます。ククールは良いひと。
開かない宝箱が増えてきたので、僕はいい加減に盗賊の鍵が欲しかったんですが、鍵は、きっと悪徳の街パルミドで手に入るんだと思ってたんですよ。でも、パルミドを一通り回ったけど、カギは全然出てこない。貧民外の樽やツボまでブッ壊して探し回ったのに、結局、盗賊の鍵は見つかりませんでした。ホームレスたちが雨風を凌ぐために住んでいる小屋の中に踏み入り、金目の物を根こそぎ奪い取る主人公たちは鬼だと思いましたが、とにかく盗賊の鍵が欲しかったのです。ああ、免罪符が欲しい。本気で売って欲しい。
そんな盗賊の鍵ですが、錬金釜に適当に材料を突っ込んでたら出来ちゃいました。「オイオイ、盗賊の鍵はノーヒントかよ」とか思いつつも、今まで開けれなかった宝箱を漁るため、まずはトラペッタへと戻ります。そこで色々と漁っていたら、「盗賊のメモ」とかいうのを拾いました。そこには盗賊の鍵のレシピが書いてあって……(´・ω・`)
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その他、箇条書き
・主人公の格闘スキルが上がり、「正拳突き」を覚えました。さらに、「素手時の攻撃力+20」もゲット。でも、これって、武器の攻撃力が20以上だと、やっぱり素手の方が弱いってことだよね。どうしよう、格闘スキル微妙かもしれない……。いつになったら素手でまともに戦えるんだろう。「素手時の攻撃力+100」くらいが、最終的に身に付くのだと祈ろう。
・「まじゅうのかわ」とかいう、錬金に使えそうなアイテムを手に入れたので、「おなべのふた」とくっ付けてみた。「なにかすごい盾ができそうだけど……、まさか皮の盾にはならないよな」と思っていたけど、現実は厳しく、結果は皮の盾。「見慣れた皮の盾も自分で作ると愛着が湧くよね!」とかトロデ王が訳の分からないことを言い出してムカついた。
・「やくそう+やくそう=上やくそう」「やくそう+どくけしそう=上どくけしそう」「上やくそう+まんげつ草=きづけ草」などが出来ました。チーズにカビでチーズの味が変わることも判明。「鉄のくぎ+ブーメラン=ハイブーメラン」もできた。後は良く分からん。「ぬののふく+とうぞくのこしみの」で「ハワイアンセット」とか出来ると思ったのに出来なかった。
・「せいすい」と「うしのふん」で、何かとんでもない(下品な)ものができるんじゃないかとちょっと期待したけど、「うしのふん」は材料にできなかった。良かった。ドラクエのモラルは守られた。
・そういえば、「うまのふん」じゃなくて「うしのふん」なのも、モラルのためらしい。馬がお姫様なんだから、確かに「うまのふん」はやばいよなあ。
・モンスター銅貨は何に使えばいいんだろう。換金アイテムでFA?
・AIが賢くて嬉しい。マヌーサもラリホーも使って欲しい時にちゃんと使ってくれます。ボス戦以外は任せっぱなしです。自分で命令する場合は、先に4人分行動を入力するのだけど、どうもAIの場合は自分の番が回ってきた時に、その時の最善行動をするようで、たとえばモンスターに先手を取られて予定外の大ダメージを受けた時はちゃんとべホイミしてくれます。ここらへんもAIの方が有利な点かも。