【7/10】2007年32号のジャンプ感想(2)


こち亀

 コレクションがゴミかどうかなんてどうでも良くて、他人の所有物を勝手に捨てるのはいけないことだし、人の貯金を勝手に抜き取るのは明確な犯罪だよね。彼らはみんな警察官なのだから、犯罪に対してはもっと毅然とした態度で臨むべきだと思いました。最後のコマの中川・麗子のコメントはなんかおかしいよ。


ヤミコさん

 扉の絵は良かったです。


(↑一生懸命考えたけど、これ以外思うことがなかった)


ムヒョ

・ティキ「ヤレ、フリオ。そのボロ小屋の中ノ、六氷以外ノクズ共ヲ殺スのだ」

 いや、なんでそこでそーゆー命令するかな。箱舟側にとって最大の問題は、今現在ティキの動きを封じているイリと、ティキを倒す力を身に付けようとしてるムヒョでしょうに。他のクズメンバーなんてどうでもいいじゃん。少なくとも現時点では他のやつらは人畜無害だよ。

 それにしてもフリオさんは扱い辛い人だなあ。箱舟メンバーの中でもイヤがられてたんだろうなと思わずにいられません。最後まで戦線に投入されなかったのも、彼が奥の手だったからではなく、単にあまり関わりたくないだけだったのかも。彼、めんどくさいよね。今回も、彼のわけの分からない性格のせいで、ティキは強敵イリと交戦しながら、人の口の中にあるアメだけを破壊するという曲芸じみたことをしなければなりませんでした。魔法律協会にもロクなメンツがいないけれど、それは箱舟にも言えるんだなあ。

 なんだかんだあったけど、結局、人格が豹変してムヒョを襲ったフリオさん。このシーンを見て改めて思うのですが、禁魔法律ってなんなんでしょうね。フリオさん、ここでムヒョを殺したいなら、標的に物理的接触して呪いを流し込むなんて面倒なことせずに、鈍器で殴りかかればいいのに。銃器があればなお良し。ここで呪いとか使う意味はないと思うなぁ。箱舟は計画をスムーズに実行するためにマシンガンとかの火器を購入しておくべきだったと思います。そうすれば、きっと、もっと円滑に邪魔者を排除できたと思うよ。

 一方のキュラ&ギンジは、ギンジが「オレがあげられるとしたら命しかない」と、低レベルな心配をしているところが残念。読者的には「地獄の使者に何でも差し出すって、当然死ぬよりキツイことだろう」と思っていたんですが、最悪でも死ぬだけで済むってのはかなりガッカリです。その上、キュラさんが何だか良い人っぽくなってきて、命まで取りそうにない感じがビシビシ伝わってきます。悪魔長といい、地獄の使者たちは、なんでみんなあんなに人間思いなんだろう。


ラルグラド

 ラスボスの攻撃を無効化するため、ラルは光の世界を捨て、完全融合を行いラスボスを撃破。主人公はみんなのために犠牲になったけれど、最後に「フレンド」の意味を示して綺麗に締める……。

 と、主人公の今後にもケリがついたし(ラルは一話で人殺してるしね)、ラスボスにも代償を払って勝利したわけで、終わり方としては悪くない話のはずなんですが、なぜなんだろう、この残念さは。犠牲を払ったとはいえ、「実はその気になれば闇女王に勝つのは簡単でした」という辺りがションボリなのかなあ。


ブリーチ

「すぐに仮面が割れてちゃつまんねえから…なぁッ!!」

「つまんねえから、その解放状態、解くんじゃねえぞ」

 既に本気を出してしまっている一護とグリムジョー。こうなっては二人ともOSRを消費しながら戦うしかありません。そこで少しでもOSRの減少を食い止めるため、「本気を出してる相手と余裕で戦ってるオレってオサレ」をアピールしながら、双方共にOSRの維持に努めつつ戦っています。こういった舌戦もOSRバトルの醍醐味ですね。

 互角に見えた二人の戦い。しかし、一護に勝機が訪れます。グリムジョーさんは、迂闊にも一護の延長戦上に織姫を配する形で、飛び道具を射出してしまったのです。

 「これぞ好機!」とばかりに、一護はわざわざ一度避けた飛び道具に当たりにいきます。「こんな非オサレが本当に黒崎くんなの?」と疑問を抱いていた織姫も、一護のオサレな行動に安堵したことでしょう。たとえ織姫がシールドを展開して身を守っていても、あえて生身を晒して庇いに行く。今週の一護の行動がかなりオサレなものであったことは疑う余地もありません。今にして思えば、黒猫でトレインが明らかに自分の身体に命中しない弾丸をわざわざハーディスで弾いていたのも、あれもOSRアップのためだったのかもしれませんね。

 これにはグリムジョーさんも「しまった!」と思ったのではないでしょうか。一護のOSRが、来週、飛躍的にアップすることは間違いないからです。ルキアも一週間回想することで、ダメージや圧倒的戦力差をOSRでひっくり返しましたから、今回の飛び道具によるダメージもほとんど意味はなく、状況は圧倒的に一護有利と言えるでしょう。もはや、グリムジョーさんはいつ死んでもおかしくない状況です。死臭がプンプン漂ってきます。

 バトル開始前には、織姫を連れてくることでOSRアップを果たしたグリムジョーさん。しかし、バトルが始まってからは、一護が織姫を巧みに使ってOSRを操作しています。やはり、このバトルの鍵は織姫ということになりそうです。
 
 


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