坂東さんは優秀とは言いがたいなあ。部下が職務に忠実に本部へ連絡しようとしたら、「勝手なことするな!」って怒るし、そうかと思えば、部下がルーシー射殺をためらったら、「仕事だろーが」って怒るんだぜ。こんな上司絶対イヤだ。
能力的にも、確かに坂東さんは他のSAT隊員より強いけど、ルーシーの圧倒的な戦闘能力と比較すると五十歩百歩。、それを考えると、彼の協調性の無さは大きなマイナスです。「ウッヒョーイ、殺人鬼と血闘だぁ~」なんて、彼がはっちゃけなければ今回のミッションは簡単に終わってたわけだし、そうでなくても部下が本部へ連絡することさえ邪魔しなければ、にゅうに代わって無力化してるルーシーを倒せただろうに。坂東さんは本当にダメだ。
そして、激闘の後、坂東さんが腕を失ったり両目を失ったりして、主人公も何らかの国家的陰謀(?)を感じ取ったシーンの後に、いきなり着替えイベントが入る節操の無さが、たぶんこのアニメの肝なんだろうなと思いました。