「てめえが……十刃のトップだろ…。だったら、てめえを倒しゃ、この戦い…勝ったも同然じゃねえか…!」
「…そうか、そいつは残念だったな」
「…4…………だと…!?」
「ああ、第4十刃ウルキオラ・シファー。十刃内での力の序列は4番目だ」
あのウルキオラでさえ、十刃では4番目の強さだったのだ。
絶望に打ちひしがれる一護を、ウルキオラの手刀が貫いた。
「お前等の前に、勝利はない」
くずれ落ちる一護。
「フッ、そして、お前たち死神の中では、あの朽木とかいうヤツが最強なのだろう。アーロニーロと相打つ程だからな。朽木が死んだ今、この戦い、我らが勝ったも同然だ」
「そうか、そいつは残念だったな。ルキアは隊長でも副隊長でもない、ただの一般兵だ!」
「…な! 一般兵……だと…!?」
「ああ、オレたち突入メンバー5人の中での力の序列は4番目だ。下にはチャドしかいない」
あのルキアでさえ、4番目の強さだったのだ。
絶望に打ちひしがれるウルキオラを、一護の卍解が貫いた。
「オレたちの完全勝利だ!」