―― お前は絶対に
―― 一人で死ぬな、朽木
アーロニーロに受けた傷を抱えながらも、織姫の下へと這いずるルキア。だが、そんなルキアの目の前に、"あの男"が現れた。圧倒的な絶望がルキアを押し潰す――
「バ、バカな……、貴様が、なぜ、ここに……藍染ッ!!」
「フフフ、なぜオレがこうして貴様の前に現れたか不思議だろうな。いいだろう、解説しよう。オレはお前たちの侵入に対し、エスパーダに自宅待機を命じて、オレ自身は中心部にてのんびりとお前たちを待つつもりだったが、織姫をいろいろしたら、崩玉が良い感じになってすごい力を得たので、中心で待つのがだるくなり、道すがら自宅待機中のエスパーダたちを全て吸収しながら、お前たちに直々に手を降しに来たのだ。あと、ついでに残りの護廷十三隊隊長と虚300万くらいも吸収した。今のオレはそれらの能力全てを同時に発現することができ、山本元柳斎300人を同時に相手にできるくらいすごく強い。これから先の戦いは300万の虚とたくさんの隊長とたくさんのエスパーダと一人で戦うに等しいものと思え!」
「…参の舞、白舟」
「ウギャー、やられたー!」
ご愛読ありがとうございました!
久保帯人先生の次回作にご期待下さい!