今日はXYZの黒鈴さんと遊んでたんですが、なんか面白いものを見せてもらいましたよ。
「私たちはオタクのイメージ向上をうんぬん」とまったく心のこもっていない提言から始まる本書は、ビジネスモデルとしてのメイド喫茶の可能性や、各種オタク市場の比較など、真面目な読み物としても知的好奇心を惹かれる面白い内容となっています。「芸能オタクの市場はアニメオタクの市場より大きい」とか「車オタクの市場は人数は少なくても動くカネが大きい」など、いろいろと興味深いです。
でも、この本の基本路線はマジメではなく、やっぱりネタです。表紙に民主党幹事長・鳩山由紀夫氏を起用していることなどもギャグとしか思えません。「アニメやマンガネタの雑誌なのにAERAみたいに政治家を載せたりしたら面白いんじゃない?」みたいなノリがぷんぷん感じられます。また、堅い感じの記事の間に、さりげなく「純メイドコンテスト2005」などが挿入され、突然ナンパな雑誌に変わったりもします。
でも、圧巻は最後に付されたオタク検定。これが異常に難解で、かつバカらしいです。うろおぼえですが、
次の□に入る数字のうち、素数はいくつあるか答えよ。
・ワイルド□
・らんま□
・鉄人□号
・ななか□
と、こんな感じの問題となっています。マンガのタイトルが分かっても素数の意味を知らないと解けない気がします。それとも、素数くらいJOJO読んでれば知ってて当然ということでしょうか。試験中に落ち着くことができて一石二鳥なのかもしれません。
オタク検定の模試はこちらのサイトからダウンロードできるので、お暇な人はやってみて下さいな。