「ポスタル2」は主人公ポスタル・デュードが簡単なおつかいなどをする日常シミュレーションゲームです。
『図書館に本を返そう』
次のおつかいは図書館に本を返しに行くという、とても簡単なものです。途中、ヤクの売店を襲い(襲ったつもりはないのだけど従業員専用の部屋に入ったら相手が撃ってきたので応戦した)ヤクとカネと手榴弾を入手します。手榴弾は初入手です。たーめしたいなー。たーめしたいなー。
そして図書館に行くと、またデモ団体がデモをやってます。「木を切るなー、本を燃やせー」とか叫んでます。木を切ることと本を燃やすことが何故イコールになるのか理解に苦しみますが(それって森林保護じゃなくて、森林破壊じゃん?)、とにかく前回のゲーム会社での騒動から考えると、彼らがテロを起こしてポスタル君を襲ってくることは明らかです。となれば、先手を打つしかないでしょう。ほら、幸い手榴弾もあることですし。
というわけで、彼らに背を向けたまま手榴弾のピンを引き抜き振り返った瞬間……デモ団体が一斉にショットガンを構えてきました。凄まじい反応速度です。ビビったり、逃げたりしません。こいつら最初から殺る気満々です。
あまりの迅速な戦闘態勢に一瞬ビビって怯んでしまいましたが、(何発か被弾しながらも)手榴弾投下。どっかーん。デモ団体全滅です。警官がわらわら集まってきたので、そいつらも手当たり次第にジェノサイド。……ふう。
デモ団体も片付いたので、心置きなく本を返しに行きます。延滞料金を40ドルも取られましたが(延滞で4000円って一体何事だよそれ)、とにかく本は無事返却。するとその瞬間、デモ団体によるテロ発生! なんだよ、結局そうなるのかよ! ガソリンを持ったデモ団体が図書館に火を放ちました。さあ、ポスタルくんは燃えさかる図書館から無事脱出できるのか! これのどこが日常シミュレーションなんだ!
図書館内に立てこもったデモ団体をガンガン撃ち殺しながら、図書館脱出を図るポスタルくん。しかし、このデモ団体どもは燃えさかる図書館の中に立てこもってどうする気なんでしょうか? 焼身自殺デモ?
崩れ落ちた梁の上をテクテク渡ったり、死んでる警察官から防弾チョッキを奪ったり、体力回復のためにヤクをキメたりしながら、とにかく図書館からは無事脱出。反ゲームデモ団体のみならず、森林保護団体まで敵に回してしまいましたが、とりあえずおつかいは果たせました。今後彼らは街でポスタルくんを見かけたら、問答無用で襲ってくるんだろうなあ……。
つづく