仕事の関係で経済学の入門書を読んでまして、そんでトリ頭の僕は読んだことをすぐに忘れちゃうんでメモを残しつつ読んでたんですけど、これアップしといたら誰かの役に立つかなあと思ってせっかくなのでアップしました。とりあえず1~2章までです。
ジャンプ感想がメインのサイトでこんなものをアップしても誰も興味ないかもしれませんが、以下のポイントをちゃちゃっと見て、興味があったら中身も見てみると良いかもしれません。まあ、興味あったらこの本読んだ方が早いと思いますが。この本すげえ分かりやすいよ。
Point
・「生産」というと、企業が商品を作ることと認識されがちだが、家事(シャドー・ワーク)なども「自給自足の生産」である。
・人間は基本的に労働したくない。なので、労働効率を上げるか、もしくは他者を支配して解決しようとする。
・私達は「できるだけ安く買いたい。高く売りたい」と考える。極論すると、資本主義は(意識はしていないが)「一銭も払わず、自分は好きなだけ相手の金を取りたい」つまり、「泥棒をしたい」と考えている。
・社会主義は性善説に由来し、資本主義は性悪説に由来する。
・「レンタル家族」など、「家族と一緒に生活する」といった元々経済活動とは何の関係もない活動までが商品経済(サービス業)となってきており、商品経済の範囲は拡大している。
・古代ギリシャ、古代ローマでは労働は卑しいものであった。
・プラトンやアリストテレスは「交換のための道具である貨幣で、利子を取って儲けるなんて不自然でけしからん」と怒った。
・中世まで資本主義(貨幣経済)は否定的に考えられてた。
・(ウェーバーの説によると)プロテスタンティズムの台頭により、資本主義は肯定的に捉えられるようになった。
・経済分析の視点は、流通(重商主義)から生産(重農主義)へと移り、さらに労働に着目するに至った。
・アダムスミスを経済学の父として、そこから経済学は二派に分かれていき、資本主義を肯定する近代経済学と、資本主義を批判するマルクス経済学と二派が生まれることになった。
(本文はこちらから)
あと、大昔に書いてそのまま忘れてた、ニーチェの「悲劇の誕生」読解メモもアップしました。こちらは僕の頭脳でちゃんと理解できてるかどうか怪しいので、参考にする人は十分に疑って掛かって下さい。