「僕らはPS3をゲーム機って言ってないじゃない(笑)。明らかにコンピュータなんだから」だそうです。
みんながニヤニヤニヤニヤしてるこの記事ですが、確かに「PS3はパソコン未満、ゲーム機にしては高すぎ」ということなら、この商業戦略はなんなんだろうって気持ちになります。
ただ、SONYはPS2で大勝利を収めたこともあるし、PS2の勢いを背景に、ゲーム機からコンピュータへゲームの母体を移行しようとしてるのなら、商業戦略としてアリかもしれないと思ったり。だって、ゲーム機じゃなくてコンピュータなら、任天堂を出し抜けるじゃん? いや、それが成功するかどうかはさて置きね。
子供のおもちゃと考えれば6万円はありえねー値段だけど、PS2がDVD再生機能を加えて乗り切ったように、家電としての性質を高めれば「一家に一台」で売れるのかも……。でも、コンピュータだとして、ゲーム以外に他に何の付加要素があるんだろう。DVDは当然見れるとして、ネットももちろん出来るとして、あと何だ?? 考えられるとすれば、例えばツクールみたいなゲームで、市販のCDの曲をBGMに使えるとか、ネットで拾ってきた画像をキャラ絵に使えるとか、そういう方向かな? 確かにゲーム特化のゲーム機では、ユーザー側がゲームに働きかける時の自由度はどうしても制限されちゃうので、PS3がユーザーの自由度を上げる意味で「ゲーム機ではなく、コンピュータ」を目指してるなら、評価できなくもないかも。
いや、でも買わないけどね。