今週のこち亀を読んでから、なぜ遊びは生き残るものもあれば消えてなくなるものもあるのかと、何となく考えてました。「田んぼ」「駆逐水雷」などのルールを見た限りでは、今でも十分面白そうな遊びであると思われます。「面白い/面白くない」だけで遊びの存亡が決まるとは思えません。
そういうわけで、さっき以下の仮説を閃きました。
『遊びには寿命がある』
仮定:ある小学校において「鬼ごっこ」という遊びが一年間流行し、それ以降は全く遊ばれなくなったと仮定する。この状況において、「鬼ごっこ」が流行し、それ以降遊ばれなくなったメカニズムは以下の通りである。
なお、「鬼ごっこ」の継承は下級生が一つ上の上級生の遊びを見て真似たものとする。また、見てルールを覚えて実際に遊ぶまでには1ヶ月の準備時間が必要であったとする。飽きっぽい子供が一つの遊びに熱中できる期間は6ヶ月間とする。
6年生の間で「鬼ごっこ」という遊びが発生し、4月から10月まで流行した後、6年生は飽きた。
5年生は6年生の「鬼ごっこ」を目にし、5月から11月まで遊び、飽きた。
4年生は5年生の「鬼ごっこ」を目にし、6月から12月まで遊び、飽きた。
3年生は4年生の「鬼ごっこ」を目にし、7月から1月まで遊び、飽きた。
2年生は3年生の「鬼ごっこ」を目にし、8月から2月まで遊び、飽きた。
1年生は2年生の「鬼ごっこ」を目にし、9月から3月まで遊び、飽きた。
その次の年に入学してくる新入生に「鬼ごっこ」は伝わらなかった。
こういうのを研究してる学問ってあるんですかね? あるなら今までの研究結果を知りたいです。