「ポスタル2」は主人公ポスタル・デュードが簡単なおつかいなどをする日常シミュレーションゲームでした。
『アルカイダに相談しよう』
象狩りミッションも終了し、これでようやく収容所へチャンプを迎えに行けると思った矢先、またしてもRWSの社長から電話が掛かってきました。なんでも、RWSの広報担当が狂牛病になってしまったらしいので、マーケティングに協力して欲しいとのこと。快諾するポスタルくん。チャンプのことなんてホントどうでもいいんだな。
ポスタルくんはマーケティングを考えます。以下、彼の思考を順に追っていきましょう。
1、メディアの注目を集めるためには何か派手なことをしなければならない
2、みんな花火は好きだよな
3、じゃあ爆発を起こせばいいのか
4、爆発といえばアルカイダだな
5、アルカイダに相談しよう
というわけで、ゲームソフトのマーケティングのため、アルカイダの訓練キャンプへと向かうポスタルくん。以前、アルカイダを殲滅して大量殺戮兵器を奪ったことがあるので、彼らが恨んでいないか心配ですが、とりあえず話し合いをすることに。
しかし……
アルカイダ「異教徒だ! またあいつだ! 神の名において殺せ!」
顔を合わすなり敵意剥き出し。見事にバレバレです。仕方なくタリバンを皆殺しにしつつ進むポスタルくん。ちなみにこのステージではネコが大活躍。土曜以降、アイテムのネコは放すことでカマイタチネコとなり、近くの敵に襲い掛かるようになります。ネコに襲われた敵は行動不能に陥るため、その隙を突くというわけです。同時に一種類の武器しか使えないポスタルくんにとって、アイテムでありながら攻撃力を持つネコはちょっとしたセカンダリウェポン。扉の向こうに敵がいるときは、扉を開けて、すかさずネコを放り込めば、扉の向こうでネコが孤軍奮闘してくれます。たまにネコはポスタルくんに向かって襲い掛かってきますが、そんなときは落ち着いてケリを入れればOKです。
そうこうして、訓練キャンプ最奥に到達すると、そこで全く意味の分からないことに、突如米軍の空爆が始まります。
(上:空爆により火だるまとなるタリバン)
空爆による焼き討ちに遭うタリバン。米兵も突入し、タリバンたちを確保します。
「抵抗しなければ攻撃は加えない……たぶん。
攻撃した場合は事故だ、約束する」
流石は米軍。凶悪です。
ポスタルくんも、結局マーケティングには何一つ活かせないまま訓練キャンプを脱出。というか、タリバンたちが敵意剥き出しだった時点で、今回の計画(タリバンに相談)は失敗だったんじゃないの??
脱出したところで、米軍に捕まるポスタルくん。どうも彼もタリバンの一味と間違われたようです。次は米軍基地の拘留所からスタートです。こんな人間最終兵器みたいな男を基地に連れてくなんて、米軍が可哀想だ。