アニマックスで再放送中の「テニスの王子様」。その第二話を見てみました。
第二話では越前少年が堀尾少年らと共に青学テニス部へ入部。しかし、そこは「変態と人格破綻者しかいない」と言われる中学テニス界。二年生の先輩、荒井は新入生からカネを巻き上げようと「空き缶倒しゲーム」を実施します。失敗した堀尾らに対し、5200円もの大金を要求する荒井先輩。主人公チームのなのに、とんでもねえ先輩がいたものです。手塚部長もあんな偉そうにしてますが、実はこんな後輩を野放しにしてたり、海堂に至っては対戦相手に殴りかかりますから、部内でのカリスマは意外とないのかもしれません。比嘉中とかも、かなりどうかと思うプレイヤー揃いですが、青学だって荒井先輩とか地味にどうしょうもないので、やっぱり中学テニスには「変態か人格破綻者しかいない」ようです。
ともかく、空き缶倒しゲームで荒井先輩たちをたっぷりコケにした越前少年は、続けて桃城先輩と対戦。今では「風を操り心を読む」仙術テニスプレイで名を馳せた桃城先輩ですが、この頃はちょっと運動神経が良くて、ちょっと力が強いくらいの極普通のテニスプレイヤーです。しかし、この無色透明に近いキャラクターに「よし、風を操り心を読む能力を与えよう」と考えた許斐先生はやはり天才だと思います。
ちなみに、桃城先輩と戦う場面を月刊プロテニスの井上記者が目撃しているのですが、越前少年の目付きの悪さから越前南次郎の息子だと気付いていました。流石は越前一族ですね。田仁志様は「くぬぅー目付きの悪さー生まれつきですか、アッハッハー」と尋ねてましたが、おそらく遺伝です。
総評。第二話はテニスで怪我人が出なかったのでいまいちでした。