戦後60年記念集会『日本を元気にした詩』
2005年8月13日(土)
OPEN 15:00/START 16:00
<出演>頭脳警察/遠藤賢司/中川五郎/町田康グループ/
Ces Chiens(早川義夫・佐久間正英)/制服向上委員会/
PANTA & 中川五郎 with SKi
<コメンテーター>福島みずほ/ピーター・バラカン/藤井誠ニ/
小西克哉/宮台慎司/高取英
今日はこんなライブを見に行きましたよ。
お目当ては何故か自分の中で「こわいバンド」のイメージがすくすくと育っている頭脳警察。良く分からんけどマジこわい。
後は普通に制服向上委員会(アイドル)と高取英(月蝕歌劇団の劇作家)と宮台慎司を目当てで行きました。
で、最初に制服がライブやってたんですけど、なんか一曲ごとに反戦とか平和とかについてコメントしてて、なんじゃこりゃって思いました。
その後トークで出てきた福島みずほさん(社民党)とか思いっきり政治トークオンリーで、制服の子と2人で対談してたんだけど正直引きました。んで、このイベントは基本的に左イベントなんだなぁと認識。とんでもねーライブに来ちまったかとちょっと後悔です。政治耐性ないんで、ライブ見に来て郵政法案がどうこう熱弁されても付いていけないですよ。
そんな感じで超ダウナー。正直「もう帰ろうかな」くらいの気分だったんですが、次にトークで出てきた高取英さんがすごかった。今回も制服の子と高取さんが対談形式だったんですけど、一生懸命そっち方向へ話を持っていこうとする制服の子を差し置いて、高取さん全然相手にしないんです。
制服「若者のマナーとかが最近取り沙汰されていますが、でも若者だけでなく年長者の方のマナーも最近は問題になっていますよね。その点について高取さんのご意見を伺いたいのですが…」
高取「私もこないだゴミを道端に捨てて怒られました」
制服「ところで、私も最近知ったんですが、航空機の墜落で多くの人がなくなられて20年になるのですが、そのことについては…」
高取「全然知りません」
制服「最近は機械による画一化が~~」
高取「綺麗すぎるのは良くないですね。もう少し不潔にしてればO 57も怖くないんです」
制服の子が何とか良識的なコメントを貰おうとしてるのにもう一切無視。しかも高取さん明らかに分かってやってるよ。間違いなく確信犯。制服の子もすげえ頑張って話振ってたけど終盤は流石に投げやりになってました。この人はパンクだなあ。ちゃんとイベントの趣旨を弁えて、その上で反抗してるもんな。
その後は町田康さんが普通にカッコよかったです。僕は今の自分のボーカルスタイルに満足してるけど、後10年くらい経って落ちついたら町田さんみたいなボーカリストになりたい。
次の遠藤賢司さんは今日まで知らなかったけど、これもすごかったです。ギターを弾きながらハーモニカを吹くのはいいとして、ギターを弾きながらドラムを叩くのはすごい発明だと思いました。
頭脳警察は意外と普通ですね。
帰りに町田さんのバンドにアンケート出したけど、僕のしか入ってなかったよ!町田さんまじカッコイイなあ。憧れちゃう。ちょっと僕も頑張ろう。