テレビで見ました。面白かったです。
僕は旧三部作はほとんど覚えてないんですけど、ダースベイダーって人が悪い人だというのは覚えてます。で、そのダースベイダーが誕生するまでのお話が新三部作で、エピソード2は新三部作の2作目です。
このお話のキモはアナキンっていう青年がどうしてダースベイダーっていう悪人になってしまったかという話で、エピソード1で子供時代のアナキンを見た僕は「きっとアナキンは純真ゆえに何かの悲劇的な事件が元で心に傷を負い、暗黒面に堕ちてしまうんだろうな」などと想像していたのですが、青年になったアナキンはもう本当にクソ生意気で高慢ちき!こりゃ暗黒面にも堕ちますよ!同情できるようなキャラクターではなく、落ちるべくして落ちた感じです。いいのか、これ。
アクションシーンでは工場での戦いが面白かったです。2Dアクションゲームの影響受けすぎ。ロックマンみたい。この場面はそのままアクションゲームにできますよ。でも、ファミコン世代の僕はそういう演出嫌いになれないんですよね。
それと良かったのがジェダイが弱いこと。大挙して敵陣に乗り込んだのに、それを上回る敵兵の数に圧倒されてタジタジ……。ジェダイは個体の戦闘能力はすごく高いみたいですけど、数で押されると勝てないんですね。この映画においてジェダイの戦力は陸軍特殊部隊くらいの扱いです。amazonのレビューを見てると「ジェダイが弱かったらシリーズの根幹が崩れる」とありましたけど、旧三部作をほとんど覚えてない僕には、ジェダイの弱さはむしろ魅力的に映りましたよ。