管理人がキャッキャとプレイ中の九龍妖魔学園紀。とっても面白いですよ。
まず主人公は昼間は高校生として学校に行きます。しかし、授業などはほとんど受けません。では、何をしに学校へ行くのかと言えば、主に学校の備品をかっぱらいにいくのです。
まず、昼休みには各クラスを回り黒板消しを集めて持ちかえります。午後は授業をサボって食堂でカレー定食を食べ、放課後になると、テニスコートからワイヤーを盗み、廃屋から木材を引っぺがし、女子寮からはティッシュを持ちかえります。田仁志様(主人公)やりたい放題です。
そんなドラクエの勇者も真っ青な窃盗を繰り返した後、ついに田仁志様は本来の姿であるトレジャーハンターに立ち戻り、学友二人をお供にダンジョンへと下りていくのです。しかし、このお供の学友がまたすごい。ある女子生徒は女子テニス部の部長なのですが、この女はライフルの10倍以上の威力のスマッシュでモンスターをブチ殺してくれます。テニス部部長というのはこれだけの攻撃力を持っているのですね。手塚部長も星一つ潰せそうですが。
国士無双なお供を連れた主人公のすることは専ら料理。内閣総理大臣から贈られてきた魚肉を食堂からかっぱらってきた植物油でフライにして、フィッシュフライを作ったり、化け物を殺して霜降り肉を入手し、それを油で揚げてカツレツを作り、またダンジョンの中にあった(いったい何時からあるのか想像もつかない)穀物をミネラル水で炊いて白米を作り、カツレツを合わせてカツ丼にして食べたりします。化け物の肉で作られたトンカツに、ダンジョンの奥深くに埋まっていた米……間違いなく腹を壊しそうです。
他にも、ダンジョンの中に蝶々の仮面を付けた変態お姉さんが現れたり(蝶野攻爵とは関係ありまえせん)、どこかの貧しい国の少女が「村の近くでキレイな物を見つけたんで送りますね」とグレネード弾詰め合わせを学生寮に送ってきたりと、九龍妖魔学園紀は実に愉快です。