しばらく前の話ですが、知り合いのお見舞いに行ってきました。そこで別のお見舞い客が持ってきてたのが、このボーニー。ペーパークラフトなんですけど、「小学*年生のふろくみたいなモンだろ」と、ナメてはいけません。なんと骨が一個一個作れて、それを組みたてれば等身大160cmの骨格標本が出来上がるというシロモノです。
で、僕たちは3人でそれをテケテケと組みたててたんですけど、これがえらい大変。さすが全長160cmという大物だけあります。3人で2時間かけてやっと頭蓋骨が作れただけです。しかも切り離す時にうっかりビリッとやっちゃったり、なかなか穴に入らなくてビリッとやっちゃったり、いろいろヒヤヒヤさせられます。あと、説明書が分かり辛くて、どことどこのパーツが対応してるのかとかサッパリです。でも、なんとなく組みたててたらなんとなくできちゃったので、説明書要らないっちゃ要らないのかもですが。
これの楽しいのが、最初自分が作っているパーツが人体のどの部分か全然分からなくて、同じく分からない幾つかのパーツと繋ぎ合わせてそれでもまだ分かんなくて、みんなで、「これ何なんだろうね」「こんな骨人体にあったかなあ」なんて言いながら、回したり傾けたりしてたら、「あー、分かった!これコッチから見れば、ほら、下あごだ!」「おおーっ、ホントだー!」みたいに、突然合点がいくところですね。山折りとか谷折りとか意味も分からないまま従ってきたのが、ああこういう形で結実するのかと、ちょっと感動。ものすごい時間掛かりますけど、人体の勉強にもなるらしいので、プラモ気分で遊ぶのも良いかもしれません。完成品は背骨や関節も曲がるらしいですよ。
あと、このシリーズでサグラダファミリアのペーパークラフトもあって、これはちょっと作りたい。