同僚に「今日金曜ロードショーで『バンディッツ』見るんだ」と言ったら、「やめとけ、ブルース・ウィリスが出てるんだぞ。面白いわけないじゃないか」と言われました。確かにその通りだと思いながらも見たんですが、案外面白かったですよ。
まず全編通して主人公たちの犯罪がスマートなのが良いです(一回人殴ったけど)。無駄に言葉遣い丁寧だし、押しこんだ先の家で一緒に夕食を食べたりしてるし。犯罪映画だけど、圧迫感がなくほがらかです。
途中からケイト・ブランシェットがパートナーに入り、恋愛要素がプラスされてからは少しだけテンポが落ちますが、ストーリー上仕方ないかと。最後の取って付けたようなスタントシーンもある意味良かったです。
先の読めるストーリーで感動的な部分もありませんが、のほほんと楽しめる良い映画だったと思います。