「凄惨! セルタワー銀」
黒鈴さんと二人でセルタワー銅に挑んだところ、あんまりにも簡単にクリアできちゃったもんだから、セルタワー銀へ挑戦。しかし、そこは……
地獄だった……。
圧倒的な強さの敵の群れにレイプされまくる僕と黒鈴さん。たんまり持ってた地返しの玉(復活アイテム)もどんどん消費されていき、全滅もしばしば。
「つ、次の階層にさえ辿り着けば、山羊屋(アイテム販売)が……」
と思って、辿り着いた地下3Fは遥かなる大迷宮でした。ちくしょう、銅なら3Fで山羊屋なのにー! 銀、厳しいぜ!
その絶望的状況に僕たちはついにギブアップ。だって地返しないんだもん。だって、もう朝の6時なんだもん。
<セルタワー銀に巣食うレイプ魔たち>
・マッハ……LV12。こっちよりレベルが低いし、銃で撃てばすぐに殺せるひよわなレイプ魔。ただし、複数のマッハに一度にヒートウェイブされると死ねる。作戦としては、僕が決死の覚悟で銃を片手にマッハに挑み、黒鈴さんが後ろから僕を回復。あーん、前と後ろからー! ファックミー!
・プリンシパリティ……ザンマかハマか知らないけど、魔法攻撃で大ダメージを与えてくる間接的レイプ魔。やだ! そんなの飛ばさないで! ディアラマで回復しやがるのも地味にウザイ。途中回復されて長期戦になると、ガンナーはMPが足りなくなるんだぜ。あんまり長いと嫌われるんだぜ。
・タラスク……鬼! 悪魔! とにかく硬い! 硬いレイプ魔! 硬いレイプ魔ってなんだかとってもいやらしい! タラスクはぶっちゃけ硬いだけなんだけど、それがとにかく辛いんです。こいつを一生懸命殴ってる間に、プリンシパリティとかがわらわら来やがるんです。レイプ魔がレイプ魔を呼ぶんです。しかも弱点ナシ! 魔法効かね! 僕が銃で撃って一匹だけ誘き寄せて、広い部屋で黒鈴さんがタイマンする方法で少しずつ片付けました。4次元マンションで誘き寄せてネテロ会長がボコるみたいな感じ。でも、硬すぎて一匹倒すのも一苦労。ワンミスで死ねるゲームだから、長期戦になるとそのうちミスって黒鈴さんが死亡。そんで、黒鈴さんが死んだら、僕に一人でどうやってタラスクに立ち向かえと?
・オンコット……ショットガン効かね! ただそれだけの敵なんだけど、ショットガン使いとしては十分に脅威。黒鈴さんはキャッキャと斬り殺してました。でも実はオンコットはライフルに弱いらしいので、今なら僕でも勝てる!
「アルプヘルム覚えたよー」
うちのアルプちゃんがアルプヘルムを習得。緑色に眩しく光ってるのがそれです。MPの自然回復量をアップさせるスキルで、魔法使いの辰巳君とか相性が良いのではないでしょーか。これで僕のアルプちゃんもみんなから可愛がられるね!
かがみ「黒鈴さーん、アルプヘルム使いましょうかー(*´▽`)」
黒鈴「いや、いいです。眩しいから」
かがみ「…………(´・ω・`)」
あの、CAVEさん、ちょっとこれ、眩しすぎませんかね?? もうちょっと控えめな発光でも良いような……。画面前方に来ると緑の光で画面の6割くらい見えないんですけど……。
黒鈴「アルプヘルムって、頭が輝くのかと思ってたら違うんですね」
かがみ「そうですね、才気煥発の極みごっこできると思ってたんですが(´・ω・`)」
黒鈴「それにしても眩しいですね」
かがみ「そうですね(´・ω・`) ところでこれ、性器が光ってるんでしょうか?」
黒鈴「…………いや、丹田じゃないですか? 常識的に考えて」
かがみ「あ……、そ、そうですね……」