メガテンのオンラインだろ……ぜってー死ぬ。良くて廃人だぜ。オゲェー。
やー、楽しいっすね、これは。オンラインゲーを本気でやったのは初めてなんですけど、辰巳君とか黒鈴さんとパーティーを組むようになってから、途端に面白くなりました。やっぱりネトゲはパーティープレイだ。朝5時までプレイしたり、「ちょ、10分でメシ食うから待ってて！」とか、早くも日常生活を侵食しつつあります。大丈夫か、自分。
上：現在の作業着
メガネの上にゴーグル、そして無骨なブーツと、防御力重視でビジュアルを無視したいでたち。これは作業着だからいいのです。プライベートダンジョン（パーティーしか入れない）とかはこの格好で、外に出たり、街を訪れる時は、ちゃんとゴーグルを外してお洒落なスニーカー（初期装備だけど）に履き替えるのです。「ネトゲは街に行くときは見た目を気にした装備に変える」とか、昔聞いた時はアホかと思いましたが、今はすごくその気持ちが分かる。
僕のタイプはガンナー。それもショットガン装備です。中間距離からぱんぱん撃ちます。その代わりチャージ時間が長いので、防御ミスったら固まってる間に死ねます。仲魔が助けてくれないと２発くらいで死ねます。移動中に野良スライムに襲われて死んだ時は我ながらビックリした。
パーティーでは黒鈴さんがファイター？タイプでガンガン突っ込んでいくので、魔法使いの辰巳君とガンナーの僕が後ろからぱんぱん撃ちます。辰巳君はMPが切れたら錬気の剣を持って特攻しますが、僕は最後まで後ろからぱんぱん撃ってます。なので、被ダメは少なめです。でも、たまに悪魔が何故か僕の方に寄ってくるとピンチです。必死に逃げます。
戦闘後はMPがなくなってるのでへたれこみます。僕と、それと魔法使いの辰巳君がよくへたれこんでます。比較的MP消費の少ない黒鈴さんは、「こいつらすぐにへたれこみやがって」とご不満です。お金に関しても、辰巳君はチャクラチップ（MP回復アイテム）を買わなきゃいけないので、いつも貧乏です。僕も銃弾を買わなきゃいけないのでお金がかかります。黒鈴さんは何も買わなくていいのでお金持ちです。でも最近は拾った銃弾が売れない（売却額0マッカ）ことに気付いて、みんな拾った弾丸を僕にくれます。なので、僕もお金はあまり減りません。いつもお金に困ってるのは辰巳君だけです。辰巳君はいつも人のオゴリでダンジョンに入ります（ダンジョンに入るには200マッカ必要）。
エキスパートはショット、ラピッド、カウンター、対話はもちろんとして、他に呪詛魔法を鍛えてます。呪詛魔法を唱えたり、遠くから銃を撃ったりするのが陰気でカッコイイと思うのです。とにかく真っ当に生きたくないのです。
スギナミ魔階坑道では初めはネコマタ３匹に全滅させられたりしましたが、今では対ネコマタ戦闘をマスターし、「作戦α（オペレーションアルファ）」と名づけた戦術で対処してます。まず、僕がネコマタの一匹に近づき、遠くから銃を一発撃って全力で逃げます。追っかけてきたネコマタに黒鈴さんが襲い掛かり、辰巳君がジオで仕留めます。挑発＆囮という大役を終えた僕は、後ろで応援してます。たまにスクンダ（クリティカル率UPの魔法）とか使います。この作戦αにより、今では普通のネコマタはもとより、非凡なネコマタですら倒せるのです。ぶっちゃけ僕がいなくてもこの戦術は成り立つと思う。
スギナミ魔階坑道のボス（でかいガルム）に対しては、周りにいるケットシーを作戦αで一匹ずつおびき出してボコってからガルムに挑みます。僕は最初、ガルムに近づいてスクンダを使ってたんですが、バカ正直に正面から近づいて使うと、その後の硬直時間で殺されることが分かったので、黒鈴さんや辰巳君が勇敢に戦ってる間に横からスクンダを唱えたりしてます。容姿もスキルも戦術もとにかく陰気です。スクンダは補助魔法なのであまり戦闘に寄与している実感がないんですが、きっと縁の下の力持ちになれてると思いたいです。ガルムも昔より速く死んでる気がするんだ。単に僕らのレベルが上がっただけかもしれないけど。
