アーミーナイフ(=十徳ナイフ)を所持していたところ逮捕されてしまったのがラルグラドの小畑健先生ですが、今週のジャンプにて両さんもアーミーナイフを所持していました。
また、小畑先生は「キャンプで使うために持っていた」と供述したところ、「正当な理由がないのに所持していた」とされ有罪となりましたが、両さんも「生活のために持っているのではない」「サバイバル用」と述べており、明らかに正当な理由がありません。これは両さんも銃刀法違反で逮捕されちゃいますね。
作中では、困っている浮浪者たちを両さんが十徳ナイフで助けており、十徳ナイフの有用性が語られています。現実には、警察は十徳ナイフ所持者を検挙しているのですが、こち亀では警官である両さん自身が十徳ナイフを所持し、利用しています。ですので、これはもしかすると、秋本先生による警察への皮肉かもしれません。
この部分も深読みすれば、
「警官なら十徳ナイフなんかなくても生きていけるんだろ」
「警官なら缶詰なんか歯で開けれるんだろ」
と言ってるようにも思えます。だとしたら、かなり痛烈な批判なんですが……
でも、これ、単に秋本先生のポカな気もします……。