【1/29】2007年9号のジャンプ感想


テニスの王子様、今年の「バレンタインキッス」は真田さんですね。
昨年の忍足バージョンは聴いたけど、吐息が本当に気持ち悪くて良かった。


テニスの王子様

ちょ……。

ちょっと許斐先生はいくらなんでも天衣無縫すぎるんじゃないのか。
この人は一体何を言ってるんだ。

・「日本一のパワープレイヤーを棄権に追いやったその力」
棄権に追いやったその力、って……!
一体何を褒めているんでしょうか。
もう青学側としても、完全にテニスのルールを忘れ去ってますね。
彼らは控え選手に過ぎませんが、それでも今になって地区大会とか見ると、あまりの低レベルに鼻で笑ってしまうことでしょう。
たとえ控えであっても、全国大会に行くことで彼らは成長したのです。

だってね、あの桃城先輩でさえも、都大会では相手の顔にスマッシュ当てたとき、「大丈夫か!」って心配したんですよ。
今の桃城先輩なら、「おい、まさかスマッシュ一発食らったくらいで棄権しねーよな、棄権しねーよ」とか言うに決まってる。
彼らは成長してるんですよ!

・手塚「お前がいてくれて本当に良かった」
誰か一人がこんな目に遭わなきゃいけないのだから、そりゃあ、「お前がいてくれて良かった」とも思うでしょう。
本来ならばS2は捨てても良い試合です。
決勝戦が残っている青学は、こんな死合に大切な選手を送りだすわけにはいきません。
手塚、不二、菊丸、大石、桃城、海堂、乾、越前。
どれも大切な戦力です。
決勝という大舞台を前に、彼らのような戦力を失うわけにはいかないのです。

そんなS2に遠慮なく送り出すことができるのが河村先輩というプレイヤーです。
再起不能な大怪我を負って河村先輩が欠けても、決勝での戦力には支障が出ませんし、万一勝ってくれたら大儲けです。
しかも、今回河村先輩はしっかり勝ちを拾ってきてくれました。
手塚部長のお褒めの言葉もまったく納得がいくものです。

・河村父「隆ぃーっ、良くやったぞーっ!!」
そういうわけで、河村先輩の働きはまったく見事なものだったのですが、それはそれとして、相手選手(中学生)の腕を負って勝利して、「良くやったぞ」と心の底から褒めるオヤジは、色んなスポーツ漫画の中でもここでしか出てこないと思うんだ。
不良バトル漫画や格闘漫画でさえ、相手の子供の骨を折って褒める親はなかなかいないと思うんだ。

・D1
そして、ここからの展開は、本当に我が目を疑うものでした。
確かに予想は裏切られた。ものすごく裏切られた。
しかし、いくらなんでも、これは許斐先生が天衣無縫すぎるんじゃなかろうか。
許斐先生は一体何を考えているんだ。

・千歳カムバック
なんてこった!
ここで千歳少年がまさかのカムバック!
読めない! この展開は絶対に読めない!!!!

千歳少年はかつてのライバルである橘少年を降し、有終の美を飾って四天宝寺を去りました。
また、橘少年からは「死角を狙わない」という実質的なハンディキャップをもらっており、ハンデ付で橘少年に勝利した彼は、その点からもここでリタイアするのが妥当と誰もが考えました。

その千歳少年が、まさかの復帰!
しかも、スピードスターの異名を持ち、大人気キャラクター忍足侑士の従兄弟であり、確実な婦女子人気を得られるであろう忍足謙也少年を押しのけてのカムバックです。

そもそも四天宝寺オーダー発表の時点で、この無駄に個性的なメンツから除外される二人は誰になるのか、各所で喧々諤々の議論が交わされていたわけですが、誰もまさか忍足謙也少年を外すなどと考えていませんでした。
誰もが、許斐先生がここまで天衣無縫とは思わなかったのです。
ですが、先生の天衣無縫はこれだけに留まりません。

・白石「サーブを打ったら、コートの外へ出ぇ! 2対1でも止むを得へん」
一体何が止むを得ないのかさっぱり分かりませんが、なんと、あの財前少年をも除外したのです!

財全少年といえば「天才財前」の異名を取り、あの忍足謙也をして「財前クンの足を引っ張るんやないで」と、四天宝寺のお荷物扱いさせた張本人。
つまり千歳少年は、大人気キャラクターである忍足侑士を背景に登場した忍足謙也ですらお荷物扱いにしてしまう財前少年ですら要らない子扱いにしてしまう男なのです。
自分のキャラクターに対する未練というものがまるで感じられません。
そのくせ千歳少年には何故か未練たらたら!
一体何を考えてるんだ! 許斐剛!!!!

・乾「俺も退がるとしよう」
そして、青学側もなぜか乾先輩が戦線離脱。
乾先輩は一体何を言ってるんだ。

しかし、ネット上ではこれまで「手塚部長がダブルスに出たということは、乾先輩が足を引っ張って負けるということだ」と当然のように考えられており、とにかくも、許斐先生がまた読者の予想を裏切ったことに間違いありません。
さらに、「手塚ゾーンをダブルスでやったら乾先輩ヒマじゃないのか?」という予想も見事に覆されました。
そうか、シングルスにすれば問題ないのか……
それは盲点だ……


…………そんなこと考え付くわけないよ!

改めて考えてみると、当初は「ダブルスの試合で乾・手塚vs忍足・財前」だと考えて、当然そのように実行されると思っていた試合が、蓋を開けてみれば「シングルスの試合で手塚vs千歳」になったわけで、まったく何が起こっているのか、さっぱり訳が分かりません。
ダブルスがシングルスになるとか、一体何が起こってるんだ。

そもそも四天宝寺側としては、青学の弱みはダブルスにあり、ダブルスに突破口を見出しているはずだったのに、なんでその大切なダブルスをシングルスにして、しかも一番厄介なシングルスプレイヤーである手塚部長にブチ当ててるんだろう。
ただ、これには一応論理的な答えが出せて、四天宝寺監督が手塚のダブルス起用を「予想外だった」と言ってるので、「手塚がダブルスに入れば、そのダブルスは絶対に勝てない。逆にシングルスで千歳を当てた方が勝ちの目がでかい」ということなのかもしれません。
つまり、青学はダブルスが弱点だが、手塚部長がダブルスに入ればそのダブルスは落とせない、ということです。
ムチャクチャな話ですが、手塚部長ならあらゆるムチャが通ります。
確かに想像してみても、たとえ手塚部長vs忍足・財前の1対2であっても、手塚部長がスピードスター&天才如きに負ける気がしませんもんね。
彼らではあまりに力不足でした。
どれだけ乾先輩が足を引っ張りまくればいいのかって話です。

・不二「変則シングルスマッチになったね、この勝負」
すっかり立ち直ってた不二先輩。
お笑いテニス、殺人テニスと人外のテニスを二連戦で目の当たりにして、さすがの不二先輩といえど、あれらを目にして落ち込んでいられる程、平常心は保てなかったようです。
それに、全身血まみれの河村先輩を見ると、試合の勝ち負け以前に「ああならなくて良かった」と思うはずでしょう。

・百錬自得vs才気煥発
決勝戦で天衣無縫合戦を繰り広げるのなら、確かにここで二大無我を激突、消化させておくのは賢明な展開かもしれません。
しかし、許斐先生はこの二大能力をぶつけてどう解決するつもりなんでしょうか。
樺地戦での「雨が降ったから勝てた」のように、このレベルの無我パワーになると許斐先生も扱い辛いそうに感じます。
けどまあ、許斐先生のことだから心配しなくても大丈夫なんでしょうけど。


 ***

というわけで、今週のテニスは許斐先生が天衣無縫すぎて、ダブルスの試合が気づいたらシングルスになってるという訳の分からなさに唖然としました。

しかし、これはどうなんだろう。
確かにこの展開は盲点だったし、すっげーびっくりしたけど、ちょっとこれはいくらなんでもアンチェインすぎるんじゃないだろうか。
なんていうか、たぶん面白いと思うんだけど、それよりも呆気に取られて付いていけない感じが先行してて、本当に面白いのかどうか判断停止気味です。
えーと、ダブルスの試合がシングルスになるって、面白い……んだよね……?


銀魂

一護は斬魄刀の中の人がまともな人で良かったね。
中の人が洞爺湖仙人だったら、きっと月牙天衝使えなかったと思うんだ。
一護もきっと素直に習わなかったと思うんだ。
修行をサボって冷蔵庫開けてたと思うんだ。

ていうか、今回の銀魂はブリーチのパロってことでいいんだよね。


ワンピース

面白いなあ。本当に面白いなあ。
こんなワンピースがずっと続けばいいのに。

ルフィ「お前、うんこでるのか?」
       ↓
サンジ「それ以前の疑問が山程あんだろ!!」
       ↓
ブルック「あ、うんこは出ますよ」
       ↓
ルフィ「そんな事より、お前おれの仲間になれ!!」

ルフィの「そんな事」はサンジの数々の疑問を指します。
サンジの数々の疑問よりも、ルフィがうんこの有無を確認したのは、ブルックさんが自分たちにどれほど近しい存在なのか、確認したかったのかもしれません。

つまり、ルフィ的にはブルックさんは面白いヤツで仲間にしたいけど、でもいかんせんガイコツだし、自分たちといろいろ違うと旅に支障が出てしまう。
だから、とりあえず「ここが共通していたら、まあなんとか共生できるだろう」というラインを見つけたかった。
そこで、そのラインを引くために質問したのが
「うんこが出るかどうか」
だった。
見た目がどうでも、うんこが出れば仲間です。

まあ、それは冗談なんですが、常識的にブルックさんを疑い、常識的に尋問しようとしたサンジと、単刀直入すぎるルフィの対比がすごく気持ちよかったです。
ルフィのこういうところは好きだ。正しい少年漫画の主人公だ。

前回までの展開とはまったく関係ないけど、そんなことどうでも良くなってしまうくらい今週は良かったです。
変な腹積もりとか、罠とかなくって、ブルックさんはごくごく普通の良いガイコツさんで、ごくごく普通に仲間になって欲しいです。


エムゼロ

なんだか面白い展開になりましたね。
ちょっとしたハンターハンターみたい。
ラスト4Pの九澄のハッタリも、本当に「すごい人」っぽくって面白かったです。
でも、アタッカーの九澄が倒したのは相手のスパイだから、これでC組はマイナス6点ですよね。
ということは、他3人のスパイを倒しても計24点相手が得するわけですか。

ただ、C組をいくらマイナスにしても、D組は自分たちが30点取るかC組の王様を潰さなきゃいけないわけです。
30点取る方向を狙ってスパイが九澄を倒しても、得られる点数は2x3の6点。
残り3人のスパイが九澄に敗れると、C組の王様を見つけることができなくなるので、30点取る方向しか道がなくなります。
これはリスクが高い割りにリターンが少なく、戦術として間違ってるんじゃないでしょうか。
九澄を倒してハイリターンを得るためにはアタッカーをぶつけるしかなく、アタッカーは30点を取るにしても、王様を倒すにしても必要なので、ものすごくハイリスク。
やっぱり九澄対策は放置が一番な気もします。
ただ、「時間切れの場合はその時のポイントで決まる」というルールもあるなら、九澄にスパイ4人を倒させ、逆にC組のスパイ4人をD組のガードが倒して、後は時間いっぱい逃げまくるという手もありますね。

ちなみに、C組のアタッカー4人がD組のスパイかガードに破れた後で、D組のアタッカー4人をC組のスパイかガードが倒したら、どっちも最大24点止まりで王様倒せない状況になって勝ち負け決まりません(王様を目視で確認した場合除く)。
そこらへんはタイム制と考えれば脳内補完はできますが、ルールにちょっと不備がありますね。
面白いシステムではあるけど詰めが甘いなあ。
まあ、ここはたっぷりと時間をかけて考えられる冨樫先生と同じレベルを期待してはダメなんでしょうけど。


ネウロ

・池谷「全ての女は俺の家具で、全ての家具は俺の女って決まってんだ!!」
柳沢厚生労働大臣を思い出しました。タイムリ~。

・足音の化石
こんなたいしたことない確認作業(池谷に聞けば一発で分かること)で魔界777ツ能力を使うなんて、ネウロはいまホントにお腹いっぱいなんですね。大盤振る舞いです。


ペンギン

・まるかぶり
伊集院光によると、年一回固形までOKだそうですよ。

そういえばこないだ、バラキとNo.5と黒鈴さんがいる時に、
「風邪ひいて下痢と発熱が酷い時にうなされながら寝ていると、寝てる間に漏らすことありますよね」
っていったら、「そんなことは絶対ない」ってすごい勢いで否定されました。
バラキなんて、「オレは特に何もなくても漏らすが、寝てる間に漏らすことは絶対ない」とかいって、No.5も「その通りです。何もなくても漏らしますが、寝てる間には漏らしません。架神さんおかしいです」とか言いやがって、なんで何もない時に漏らすやつの方が、下痢と高熱に苦しんでやむなく漏らしてしまう僕より偉くなってるんだかすごく納得いかなかったです。
おまえら全員ノロウィルスにかかればいいよ。

・Rixi
mixiの力士版というところで、まず十分に面白かったです。
やっぱプロフィールに、「マイミク登録は実際に取り組みを行ったことのある力士の方に限らせて頂きます」とか書いたりするのかな。

・食べ物は大事に
確かに地面に落ちた豆は衛生的にどうなんでしょうね。
子供の頃は「皮むけば平気だよー」とか言って、何も考えずに食べてたけど。
それにしても豆という言葉だけでも卑猥なのに、それを股間に入れて皮までむくなんて、本当に今週のペンギンは卑猥だと思います。

・納豆
このタイムラグが週刊連載の怖ろしさよ。
ジャンプの次号予告がまったく当たらないことは周知の事実ですが、ペンギンの次号予告は

「納豆の品切れで禁断症状の担当が水戸へ飛ぶが!?」

やっぱり当たりません。
この世情を完全無視して、納豆不足ネタを載せたらそれはそれで男らしいですけどね。

ていうか、これ、漫画の次回予告じゃないな。
こんなとこまでネタにしてたのか。
地味にすごいな、ペンギン。


 ***

ところで、あるあるはいま大人気で、これとかこれとか続々出てきますけど、他にも出演した教授が「期待された実験結果は出なかったので、濁してコメントした」という話も聞いてますし、これだけではなく、実際はまだまだあると思われます。
でも、もうこれ以上捏造報告が来ても、あるあるは既に誰も信じてないと思うので、これからはゲーム脳への飛び火を希望です。
水に落ちた犬を打つのも大切だけど、ゲーム脳への飛び火も全体の幸福に寄与すると思うんだ。
ゲームの功罪はさておき、子育て問題をゲームに帰結して解決したつもりになるのは危険だと思うんだ。

・面白ギャグくん
「あいつは面白い」という先入観を持たれると本当に辛いものです。
十分面白いことをしても、「話に聞いたほどではなかった」「あの程度か」などと思われてしまいます。
大ヒットを飛ばした作家の二作目なども相当のプレッシャーでしょう。

面白ギャグくんは、その存在からして「面白いこと」を運命付けられています。
「べしゃり暮らし」が主人公に面白いことをさせなければならなかったのと同じ苦境です。
実際に面白ギャグくんは下半身露出のギャグを披露しても、「汚れ系だ!! 好みが分かれる!!」などと批評レベルでの反応に晒されてしまいます。

でも、それがメタ的に4コマとして成立しているのが大石先生の上手いところ。
「面白いことをすると運命付けられたキャラ」に面白いことをさせるという難しさ自体をネタにしてるわけですね。
今週の大石先生は冴えてると思った。


ブリーチ

・チャド「…済まない、ガンテンバイン。俺はお前に一つ伝え損ねていたみたいだ…」
自分の戦闘能力を細大漏らさず、事前に相手に情報開示できなかったことを非礼と思い詫びるチャド。
この漫画、本当に紳士バトルになってきました。


Dodge The Ball

良かったです。
「ダメな主人公」「才能はあるけど性格の悪い主人公」などのステロタイプな主人公ではなく、才能があり、性格も良い主人公を掲げつつ、しかも、その主人公に小学生らしい精神的な弱さもしっかり加味して成長も描き、仲間との信頼関係も最後まで崩さず読ませてきました。
安心して読める作品だったし、何よりちゃんと考えてストーリーを作ってることが伝わってくるのが良かったです。
最近の新人さんは、「こうなってこうなるストーリー以外描くな」と、編集に強要されてるんじゃないかと思う程似たり寄ったりだったからなぁ。

あと、個人的には主人公の投げるボールを、「強い球」という単純すぎる表記で統一しちゃったことも好感が持てます。
単純すぎる上に連呼するので逆に違和感を感じるのだけど、それゆえ「とにかく記号的に強いんだな」と分かるのです。
とはいえ、「記号的に強い球がキャッチされる」というのも、なんか飲み込めないものがあるんだけど。

最後に、残念なのが佐脇少年の倒し方で、みんなの信頼で倒したというよりは、主人公がいつも以上に「強い球」を投げる練習をがんばったから勝てた、みたいな受け取り方しかできないところです。
その点以外は本当に良かったんで残念ですね。

神海先生は考える力がある人だと思うので、ここで妥協はしないで欲しかった。
といっても、確かにこれは相当難しいシーンです。
話の筋からすると、たとえば外野にパスして、主人公に集中しすぎていた佐脇少年の虚を突くとかの方がまだいいと思うんだけど(これも安易過ぎるけど)、それだと「最後に主人公が大活躍」という少年漫画のお約束を逸脱してしまい、大人にしか受けない漫画になってしまいます。
それは集英社的にアウトだと思うし、そこの制約を考えるとやっぱり難しい。
主人公のゴンではなく脇役で実力者のヒソカが勝負を決めたハンターハンターのドッジは、連載作品の強みであり、冨樫先生の(立場的な)強みであると思います。

ちなみに僕がやるとしたら、内野選手が人間ピラミッドを作って主人公が駆け登り、
「オレたちの信頼が生んだ新たなる技! 強い球に高さを加えた『強くて高い球』だーッ!」
で勝たせて物語をグチャグチャにして終わりますけど、きっとボツにされると思う。


ToLOVEる

・リト「おい、ララ、ムチャだ! 逃げた方がいいって!!」
今回、暗殺されかかってるのは間接的とはいえララのせいなんですが、それにもかかわらず、この土壇場にて張本人のララを庇おうとするリトくん。
長谷見先生はこの辺りがホントに抜かりなくて、リトくんの好感度をグイグイ上げてくれます。
リトくんとは友達になりたいですよー。
本当に真中のクズとは大ちg(ry

・保健医「…これは関わりあいにならない方がよさそうね」
すげえ!
この人、何しに出てきたんだ!

ここは「何かやると見せかけて傍観を決め込む」っていう一発ギャグと理解するのが正解ですよね?
実際ここは笑ったけど、でもみんながみんな笑うポイントじゃないだろうし、これ、もしかして伏線なの??

・殺し屋に襲われていて女子風呂突入
そして、銭湯には何故か若い女性ばかり!
こういったパワープレイがToLOVEるの持ち味であり、もっとも面白いところなんですが、しかし、僕くらいのToLOVEラーになると、このくらいではまだまだですね。
戦闘中に女子風呂に突入という無理さ加減はなかなかのものですが、裸→女子風呂という連想がちょっと安易すぎるきらいがあります。


↑この伝説の1コマとは、やっぱりパワーが比較になりません。

・べとべと→触手
ララは本当に長谷見先生の走狗だと思った。
なんで、エロくなるアイテムしか使わないんだ。

・校長「ギブ・ミー・パンチラ~~~」
パンツが見えるとかうんぬん以前に、あれだけ臀部が露出していることをイヴは恥らうべきではなかろうか。
パンツっておまたや臀部を隠すための布なんじゃないのー?
これは「女の子はパンツを見られるのと臀部を見られるのはどっちが恥ずかしい?アンケート」を行うべきなのでしょうか。

そして、自分の教え子たちと同じ年頃の少女が電線の上に立っているのに、「感電するぞ、危険だ!」とか、「危ない! 今すぐそこを降りるんだ!」とか一言もなく、パンツにしか目がいってない校長もたいがいだと思います。
教育者としてはもちろん、大人として、人として。

・イヴ「えっちぃのは嫌いです!!」

こ の 漫 画 全 否 定 !


M&Y

・「う”-っ、な”ーっ」
なんかすごいことが起こってるはずなのに、いつも通りの「うなー」に濁点を付けて使ってるところが面白かったです。
「うなー」はシリアスなシーンに用いても問題ない口癖だと、暁月先生は本気で思っているんだなあ。


P2

これは大変なことになりました。
自分を慕い、目をかけていた後輩が、まさか妹の裸を見ていたなんて……。
果たして川末先輩はヒロムのことを許せるのでしょうか。
部活の先輩として、妹を持つ一人の兄として、二つの立場から川末先輩は葛藤を続けます。
そして、彼らの関係を面白おかしく取り上げ、事態を紛糾させるアフィリエイター乙女。
追い詰められたヒロム、ついに退部か!? 次号へ続く!


ムヒョ

・ボビー「み、皆、オイラを怖がって話をきいてくれなかったんでし」
対幽霊専門の学校内に出現し、「みんな怖がって話を聞いてくれない」など、普通に考えれば明らかな虚偽ですが、しかし、いかんせんここは魔法律協会。
幽霊の出現に際し、敵の現状を把握することなく、脱兎のごとく逃げ出す魔法律家の卵たちが容易に想像できます。

・MLSの七不思議
幽霊は理論的に解することができないから不思議なのであって、その幽霊に対し、魔法律という理をもって対する魔法律家が「不思議」とは一体どういうことなんだろう。
悪霊が学校内にいるのに今まで処されてないことが不思議なのかな。
だとしたら、「山田さん、仕事できないのにどうしてリストラされないのかしら」「我が社の七不思議よねー」レベルの不思議さだと思います。
そして、今週の話でその不思議は、「逃げ足が速いから」という答えが出たと思います。

・すさまじく無力なMLS生徒
悪霊にはバリバリ狙われるが、就学中は悪霊に対する抵抗手段を持ち得ないMLS生徒たち。
この学校を無事に卒業することは、とても難しいことだと思うんだ。
そして、無事卒業し、最高位の資格を得て、周囲から天才と呼ばれてなおムヒョの如き極貧生活。
魔法律家になるメリットって一体なんなんだぜ。


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管理人:かがみ
パンクロッカーで作家。忙しくてもジャンプは読むよ。許斐剛先生を尊敬してます。

好きな漫画:テニスの王子様
好きな映画:テニスの王子様
好きなアニメ:テニスの王子様
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