【12/5】週刊少年ジャンプ2007年1号の感想


十得ナイフを車に入れてたら、点数稼ぎの警官に逮捕されてしまった小畑先生が帰ってきました。あれはホントに災難だったよなぁ……。
ちなみに「逮捕されたのにもう釈放されたの!?」と思う方もいるかもしれませんが、あれは警察連れてかれて書類書いてナイフ没収されてハイさようならって感じのもので、本人には逮捕された自覚すらないような、そういうものらしいです。「お気付きでないようですが、あなたは現行犯逮捕されています」ってやつです。
ポリースも十得ナイフが脅威になるなんて本気で思ってないだろうし、一体何を考えてポイポイ逮捕してるんでしょうね。
 
 
テニス

>> ただ一つ間違いなく言えることは、彼のモノマネ能力とは相手と同じ動きができるとか、そういうチャチな能力ではなく、絶対にテニスに関係ない能力だと言うことです。(先週の感想より)
 
 
……………………OTL


ま、まあ、そういうことも、ある、よ、ね……。


・表紙
一氏少年の、この不思議な胸の膨らみはなんだ???

・海堂「今言ったのは一氏だ!」
ああ、良かった。
モノマネのこういう利用法もあって良かった。
しかし、ペテン師仁王の入れ替わりと同じくらい意味の分からない技であることだなあ。

・奈良「入れ替わっとるでえ!?」
迂闊にも笑っちゃったラスト。
覆面を被った時点で「入れ替わり」は想定内であり、これはちょっと許斐先生ネタ切れかな?って感じなんですが、それにしても「当然、最後にタネ明かし(マスクを取る)」だと思ったら、最後まで覆面のまま見開きを使ってるところに笑っちゃいました。
疑問系で見開き使ったよー、何やってんだ、この漫画。

あと、観客席の拳を振り上げている人たちは、やっぱりナイス入れ替わりに興奮しているのでしょうか。


ラルグラド

おおー、面白いなあ。
なんかToLOVEるみたいだし。
ミオ先生、めがねっこだし。
ゲームのブルードラゴンにも興味が出てきたよ。

・ラル「俺はカゲをやっつける。それができたらミオは俺に女を教える」
先日、新條まゆ先生の「あなたに繋がれたい」をレビューしましたが、これに出てくる高校生の男の子は、行きずりの女子高生に「追ってくるやつらを全員ブチのめすからお前を抱かせろ」と一方的に条件を押し付けました。
しかも、追っ手は別に女子高生を追ってるわけではなく、男の子を追っていたわけで、これは単に「オレは今から自分の身を守るから、それが終わったら、お前、セックスさせろ」と言ってるわけです。

今回ラルが提示した交換条件を見ていると、まゆたんが描く自由奔放に育ってきた高校生よりも、小畑先生が描く15年間監禁されていた少年の方が、精神構造がマトモなんだなあと思いました。


ワンピース

・50ベリーの賞金首チョッパー
そういえば、海軍はペットに賞金をかけてどうする気なんだろう。
ペットにも何か情報的価値があるのでしょうか。

それに、ベリーってたぶん日本円くらいの価値ですよね。
じゃあ50円なんて子供のお小遣いじゃないですか。
あんな大物海賊団を敵に回してペットを掻っ攫うなんて、そんな酔狂な人がいるのだろうか。
「50円あげるから暴力団の飼い犬を連れてきて」とか、絶対ムリ。

・「これが写真です…まさに、怪奇現象……」
最初読んだ時、サンジの正体に迫る重要な伏線かと思っちゃいましたよ。
実はもう死んでるとか、実はこういう特異体質とか、色々考えたのに、ただのギャグだったなんて……。分かり辛いよ、尾田先生……。

・船のお披露目
本当にどうでもいいことだし、積極的にスルーすべきことだと分かっているけど、「船全体に布をかける余力があるなら、ベッドまで辿り着いてから寝ればいいのに」と思いました。

あと、あんな巨大な布を軽々と取り外したアイスバーグさんの怪力もすごい。

・パンツ争奪戦
うわー、バカらしくていいなー。
たぶん次回でウォーターセブン住人が泣きながら「変質者出てけー!」とか行って仲間になるんだろうな。
本当にバカらしい。だが、それがいい。


十二傑新人漫画賞

矢吹先生の「もっと個性を!」ほどじゃないけど、「魅力のあるキャラクターをつくるよう心がけてます」「その『魅力』とは一体何なのか? それは作者それぞれの感性によって違い~」などは、日光・月光漫才姉妹や御堂春を思うとなんだかなぁって気持ちになってきます。あれは秋本先生の感性では「魅力あるキャラ」なのか。
「悪いことはしても落ちで必ず罰があるパターンで~」も、最近は「別に悪いことをしてない両さんが何故か部長に怒られる」という不思議で不快なオチがつくこともあり、構成うんぬんより、こち亀を読んでるときの読者の感情をまず理解して欲しいものです。

最後の「自分の作品に自信を持ってください!」は、まったく正しい意見なのだけれど、秋本先生がこれを言うのもなんだかなぁ……。
最近の先生はちょっと自分の作品に自信を持ちすぎではないだろうか。


ブリーチ

・ドルドーニ「藍染殿はその十刃を戦いの道具程にも思ってはいないだろう」

敵が来たぞ→まあお茶を飲んでくれ→各自自宅待機

つまり、戦いの道具ではなく、茶飲み友達ということでOK?

・ドルドーニ「全力のぼうやを倒せば藍染殿に再び認められ、エスパーダに返り咲くことができるやも知れぬと考え、その為にぼうやに虚化を促した…」

ここらへんが読者が久保先生に付いていけないところで、ドルドーニさん的には「油断している相手を確実に葬り、組織の目的遂行のために尽力する部下」よりも、「油断している相手に本気を出させ、組織の目的遂行よりも自分の昇進に腐心する部下」の方が重宝されると考えているようですが、そ ん な こ と は な い か ら ね !

僕が組織のトップなら、例え一護を仕留めたとて、こんなやつを十刃にはしないけどなー。やっぱり協調性は大事だと思います。
しかしまあ、藍染さんは「敵が侵入してきたので自宅待機を命じる」男だから、僕達とは価値観が全く違うのかもね。

・まったくさっぱり分からない展開
えーと、復活ドルドーニさんが一護に斬りかかって、一護はまた虚化してドルドーニさんを斬った。
ドルドーニさんのがんばりで一護も少しは消耗してるようだから「よし、ドルドーニのがんばりは無駄にしないぞ」と、モニターを見ていた市丸さんあたりが葬討部隊を差し向けてくれたら、何故かドルドーニさんが「二度も虚化してくれて嬉しかったぞー」とかいって血迷って葬討部隊を皆殺しにしている、という状況なんでしょうか。
一体なんなんだ、何が起こってるんだ、全く共感できないぞ。

葬討部隊のみなさんは、「なんでオレたちドルドーニさんと斬り合ってんの?」とか思ってるんだろうなあ。いやだろうなあ。
本当にドルドーニさんは自分勝手だ。もう少し組織としての目的遂行を考えようぜ。

そして、久保先生がドルドーニさんを「敵ながらいい奴」みたいに描こうとしてるのが、また付いていけないところです。
今週のこの流れはさっぱり意味が分からない。

・ドルドーニ「チョコラテは此処に置いて行け」
この「ぞわっ」と来るセンス、まさにブリーチ。
マイブーム到来の予感なので、しばらく使いまくりたいと思います。


ナルト

・五大性質変化の優劣関係
これって性質変化技と性質変化技がモロに正面からぶつかった場合のことですよね。この優劣関係、そんなに意味ないんじゃ……。
角都さんみたいに「土で全身硬化」→「物理攻撃不可」→「雷属性のみダメージ」というならともかく、なんでわざわざ相手の技に自分の技をぶつけていかねばならんのかって話ですよ。

あ、でも、これは勝ってる属性の側からすれば、相手が最大奥義を繰り出した瞬間に、それに自分の技をぶつけるだけで倍返しできるってことか。そう考えたら優劣関係も重要なのかなー。

・カカシ先生の雷切
スキを伺い、背後から忍び寄り、急所に必殺の一撃。
おお、すごく忍者らしい。やればできるじゃない、カカシ先生。
でも、どうやって雷切がバチバチいうの誤魔化してたんだろう。


ToLOVEる

今週は大爆笑でした!
本当にToLOVEるは素晴らしい!

・チーフアシのザスティンさま
ザスティンさまがチーフアシという時点で、今週のToLOVEるはもはや合格点に達している。ものすごい幸福感が胸の中に広がります。

・天条院さん
このキャラクターが他と一線を画しているのは、彼女がエロを描くため「だけ」に出てくることですね。
他の女の子キャラが出てきても、誰にエロが来るかまでは分からないのに、天条院さんに関してはシュートシーンの時点で「あ、ページめくったら100%エロだ」と分かってしまう。そんなすごく安心感のあるキャラなんですよね。
天条院さん大好きです。

・リサ「出てこーい!」
これはすごい!
今週のToLOVEるで一番笑えたシーンです!
女の子が女の子の股間に向かって「出てこーい!」
なんなんだ、この異常なまでに馬鹿馬鹿しい構図! 
脳みそが茹で上がってるとしか思えない!!!!


↑永久保存したい一枚


ネウロ

・刹那
答えは刹那!
ほぼノーヒントに等しい答えでした! 誰だよ刹那って!
マジメに推理してた人には「ハァ?」って感じだろうけど、でもこれで良かったと思います。
やっぱ松井先生には僕らの推測くらいピョーンと飛び越えて欲しいし。

追記)検索したらこれに気付いてた人結構いたみたいですね。すっげー。

「食費いくらかかるのやら。億? 兆?」

↑あ、これヒントだったんだ。全然ノーヒントじゃないな(苦笑)


こち亀

・冒頭
い、痛車……!
秋本先生のアンテナは変なところで鋭敏だ……。

あと、痛車の中にジャンプロゴ少女がいたみたいです

・北綾瀬
北千住は都会ですよ~。ターミナルだし、繁華街もあるし、家賃も高い。
そんな北千住の隣駅が綾瀬で、綾瀬に行くと大分家賃が下がるんです。
さらに綾瀬の隣駅が北綾瀬で、こっちに行くとガツンと家賃が下がります。

で、その北綾瀬に僕は住んでるんだぞ、と。
劇中では下町みたいに描かれてるけど、僕はその2ランク下に住んでるんだぞ、と。

あと、「右が渋谷区、左が世田谷区、ギリギリセーフです」とか言ってるけど、世田谷区もバリバリの高級住宅地ですからね!

・両津「いいってことよ、本田一人じゃ不動産屋に言いくるめられてしまうからな」
今回は両さんの責任だと思うなあ。
任されたからには戸締りできるかどうかくらい確認してから勧めないと。

そういえば、こち亀といえば寺井さんの家探し。
僕は長細い家がやたら印象に残ってます。湯船を乗り越えないと次に進めない家のアレ。「不便だろうけど、ちょっと住んでみたい」という気持ちが印象深くしてるんだろうな。


エムゼロ

・九澄「間違ってたらスマン!!!」

スマン、というか、死ぬ。観月死ぬよ、これ!


ペンギン

実写ルーキーRYOが面白かったです。
写真にすると躍動感というものがまるでなくなるのだなあとビックリした。絵って偉大。

・ゆうつんちゅ
石鹸に変な毛がつくのも意味わかんないよね。
あれは一体どういうルートで石鹸に辿り着いているのだろう。

あと、レンゲの中に小ラーメンは僕も作るよ。
誰も見てなくても、いつも作ってるよ。
ていうか、ラーメンってあれが楽しくて食べてるトコない? ない? 僕だけ??
「よ~し、ここでチャーシューとメンマを加えちゃうぞー。おっとネギが多すぎたな」とか、みんなやらないの?


モテ王

・断髪式
「お、鬼ぃ~~~!」と、「お、おにぃちゃ~~~んっ!」を掛けてる! せっかく気付いたので言いたくなった!
「こーうっふく!」もヅラがマスクに変わってるよ。
芸が細かいなあ。

・鷲巣麻雀
牌が商品化されてるの知ってました?
ちなみに、教えて!gooによると、対面はともかく下家・上家の牌が見え辛いそうです。

まあ、そりゃそうだよな…。


HAND'S

まさかの10週打ち切り。
いや、人気の低迷は見て取れましたが、しかし、他の2クール打ち切り作品と比べて、そんなに致命的に酷かったとも思えないんですけどね。
斬が1クール打ち切りにならなかったことも考えると、これ、完全に大人の事情じゃないかなぁ。かわいそうに。

オヤジの話とかは、まあどうでもいいです。
急いで詰め込んだだけのエピソードには何も思うところがありません。
息子を大事にしない理由には、まるで触れられなかったし。
「お前を助けたせいで選手生命台無しになったから、お前のことなどもう知らん」ということでしょうか。やっぱり酷え。


ムヒョ

・エンチュー怒る
ティキは今井さんが逃げ出した当初は余裕ぶっこいときながら、いざ本当に逃げられると焦りまくり。結局、逃がしちゃって作戦に支障をきたした上に、再奪還に失敗した後は何故か態度が投げやりになり「ウフフフフ」「クスクスクスクス」とか笑い出して、キーパーソンであるリオ先生を奪われておきながらアイビーに絡んでるんですから、そりゃエンチューも怒りますよ。僕だってこんな部下はいやだ。

・ムヒョ「ひとまずめでてえナ!!」
リオ先生は可哀想だなあ。
これでもう箱舟側に付くこともできなくなったし、かといって、魔法律協会には戻れません。
あの魔法律協会に反逆者を許す度量があるわけないし、リオ先生は今回の騒動のスケープゴートにぴったりだし、第一、母親が死んだ理由は魔法律協会の腐敗でもあるわけで、魔法律協会には帰りたくないですよ。
大体、敵が刺客を送って身内を殺したり、造反工作をするのはまだ戦術として分かるけど、魔法律協会が見殺しにしたのは純粋な悪意ですからね。
どっちを恨むかといえば、僕ならティキよりもむしろ魔法律協会。
完全に宙ぶらりんになってしまい、ビコ以外にすがる相手がいなくなってしまったリオ先生。
一体これからどうやって生きていくんだろう。可哀想になぁ。
何も知らずに箱舟側に付いてた方が、彼女にとってはまだ幸せだったと思う。


       /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ――――――
       |   斬が打ち切りになったらジャンプ感想ががらんとしちゃったよ。 ヽ
       |           でも……すぐになれると思う。           |
       |              だから………。                |
       \_           心配するなよ、すぎたん。    ____/
           ̄ ―――――――――――――――― ̄ ̄

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