ToLOVEるとホラー映画は似てるかもしれない。
共通点1:エロさも怖さも求められない
ホラー映画に怖さを求めるのは(たぶん)中学生まで。
大人のホラー映画ファンはホラー映画に恐怖は求めません。
ホラー映画ファンが集うホラー映画の上映イベントでは、ゾンビが出てくるたびに会場が爆笑に包まれ、ジェイソンが人を殺すたびに拍手喝采が起こります。
同様に、ToLOVEるにエロさを求めるのも(たぶん)中学生まで。
大人のToLOVEる読者はToLOVEるにエロを求めません。
ToLOVEるで尻やおっぱいが出てきた場合、僕たちは萌えよりもエロよりも、まず爆笑します。
ホラー映画のホラー要素も、ToLOVEるのお色気要素も、やりすぎでお約束でギャグになっているのです。
共通点2:典型的な構成要素で作られている
ホラー映画には「モンスター」「凶器」「チームの和を乱す早く死んで欲しいやつ」などの典型的な構成要素がありますが、ToLOVEるも同じく、「かわいくてエッチな目に遭う女の子」「主体性のない主人公」など、ラブコメの典型的な構成要素で作られています。
いわばベタなのです。
共通点3:ヴィジュアル面での追加要素
ホラー映画はしばしば「当時ショッキングすぎるとしてカットされた15分の未公開映像を収録」などの売り文句で別バージョンのDVDを発売したりしますが、ToLOVEるも「乳首を加筆」することで、単行本に付加価値を与えました。「ジャンプ掲載時にはショッキングすぎるとしてカットされた乳首描きバージョンを収録」といったところでしょうか。
結論:両者に共通するのはそのベタさであり、また、そのベタさは両者の特色(怖さ、エロさ)をギャグへと転化しています。若い人は経験が足りないためにそれをベタだと気付かず、ホラー映画に怖さ、ToLOVEるにエロさを求めているのではないかと思いました。
おまけ:昨日のラジオで気付いたこと
・ブリーチ
市丸「なんや、覗き見かいな」
東仙「そんな事より、見ろ」
ちょ、東仙さん、あんた盲目だったハズじゃ……!
そりゃ盲人がモニター室で監視してたら、市丸さんも気にかかって見に行くよ。盲人が監視って!
でも、なんか東仙さん、モニター見えてるっぽいよね。
「この東仙、生来目が見えん!」ってやつでしょうか。
月光と同じく、都合のいい時だけ盲目。