ところで、明日(17日火曜)のお昼までなんですけど、GyaOでやってる冥王計画ゼオライマーがすっごい面白いんでオススメです!
この作品はこれまでのロボットアニメのお約束をことごとく破壊しており、特異点を列記すると……
・主人公ロボが異常に強い。
・主人公ロボがとにかく強すぎて、敵ロボットが相手にならない。
・主人公がダークすぎる(ダークヒーローではなく純然たる悪)
・相対的に見て、敵幹部は情感溢れるいいやつら
・愛の感情に目覚めた敵幹部を、主人公が「フッ! 愛だと、笑わせるなァ!!!」と一喝。圧倒的な力で敵幹部をまとめて瞬殺。
・敵ロボットが街を破壊してるのに、主人公は出撃拒否して、あまつさえ仲間のサブパイロットをレイプ。
・敵は主人公ロボを倒せないけど、主人公たちパイロットは(三下の戦闘員に)よく拉致される。ロボット持ちの幹部より名も無い戦闘員の方が強い。
・合体技を使う敵幹部の姉妹が、息が合わずに練習中に死にかける。
・珍しく苦戦を強いられる主人公。逆転した後、「楽に死ねると思うな」発言。たっぷりいたぶってから敵を殺す。
・敵が主人公を倒すことを諦める。
・手下の幹部を全てやられ、自分の出生の秘密を知り自暴自棄になったラスボスが、戦力が残っていないのに主人公に最終決戦を挑む。主人公は戦力の残っていないラスボスを一方的にギッタギタのボッコボコにして終了。
・最終話では主人公ロボはキズ1つつかず、完全なる圧勝。
最終話は賛否両論あるけど、僕はアリアリだと思います。恋人を失い、野望を挫かれ、自分の存在意義を疑い、戦力もなくなったラスボスが戦いの中で死のうとするのは良く理解できます。そこに「ちきゅうはかいばくだん」のスイッチを押すか押さないかも絡んでおり、納得のできるラストだと思いました(ラスボス本人はスイッチ押したくないけど、ラスボスの中の遺伝子が押させようとする)。荒さもあるけど、総じて良いアニメだと思いますよ。
なお、このゼオライマーはスーパーロボット大戦にも登場しており、amazonのレビューでも
>>バランスですがゼオライマーのお陰でブチ壊しです。戦い方次第で1機でも攻略出来るほど…。
と評される程に、ゲームにおいても圧倒的な強さらしいです。