【11/7-9】お船見学

   

【11/9】

・というわけで日本客船の飛鳥IIの見学会に行ってきた。飛鳥IIは、私が以前に乗った世界最大級の客船「ハーモニ・オブ・ザ・シーズ」と比べると以下のような特徴がある。

「日本発着」「小さい」「乗員数が少ない」「一泊あたりの料金が高い」

・これらの要素は日本発着を除けば、あまりメリットとは感じない。しかし、セレブリティなクルーズとされているものは、だいたい船が小さく、乗員数が少ないものである。私にはよく分からないのだが、小さい船には小さい船のメリットが何かしらあるのだろう。それを探るのが今回の主目的であった。

・結論から言うと、飛鳥IIは私には不向きだった。説明によると、ハーモニーはカジュアルクラスであり、飛鳥IIは最上級のラグジュアリークラスとのことだが、この等級分けは「乗員数/従業員数」により行われるらしい。とはいえ、従業員数が多ければ船内生活がより快適かと言われると、よくわからないところである。少なくともハーモニーでは特に何かに困ったことはなかった。

・で、やっぱり小さい船なので、船内設備の種類も少ないし、行われている船内イベントの数も断然少ない。豪華客船に賑やかさを求める私のような人間には、この点もマイナス要素であった。

・しかしまあ、私にはノットフォーミーであったというだけで、飛鳥IIには飛鳥IIの良いところがあり、例えば全室にバスタブが完備されている(ハーモニーはスイートでなければシャワーのみ)。食事も和食が出てくる。また、大浴場的な施設や麻雀部屋もある。何より乗務員に日本人が多く、日本語が通用する。

・というわけで、「日本的なもの」を強く求める人には飛鳥IIは良いのではなかろうか。個人的には…………あくまで個人的にはだが、私は豪華客船に乗ってまで日本人と麻雀がしたいとは全く思わないので、そういうところには魅力をあまり感じないのだ。(じゃあ、外国客船で外国人とチェスをするのなら良いのかと言われると、それは良いと感じてしまうが、そんなものはただの異国文化への憧れに過ぎないので、これはあくまで個人的な意見である……)

 年イチで私をお船に乗せていこう。寄付の窓口はこちらです。

・ちなみに今度乗る上記のダイヤモンド・プリンセスはイギリスの客船で、横浜発着。主に日本の港に寄港してから、台湾にちょこっと寄って横浜に帰ってくる(外国客船は一度国外に寄港しなければいけない決まりがあるので)。

・横浜大桟橋での見学会の帰りに、「シルク・ミュージアム」なるものを見つけたので、入場料700円にややためらいながらも入場してみた。「そういえば俺は絹が蚕から作られる事は知っているが、どうやって製糸されてるのか、40年も生きてるのに知らねえぞ」と思ったからだ。

・ちなみに作り方は、蚕が繭を作った後に、繭を茹でて、歯ブラシで表面をシュッシュとやると糸が数本出てくるので、それを撚り合わせて機械で巻き取っていくようだ。今までフワッとしていた製糸過程がクリアになったので、入場料を払った価値はあった。

・娘の教育で、やはり重要になるのは好奇心だと思うんだよな。娘が「私、絹ができるところ知りたい!」って言うなら、私はシルク・ミュージアムに喜んで連れて行くと思う。……だが、娘がそのようなことを言うかどうか、甚だ疑問だ。

・私は今回「40年生きてきて、そういや絹の製糸過程を知らないぜ」と思ったから入場したわけだが、娘が「私、8年も生きてて製糸過程を知らない……!」とか思わないと思うんだよな。私だってこの歳にならなきゃ製糸になんて興味を抱かなかったと思うし……。知的好奇心を育むことにさえ成功すれば、後は勝手に勉強して勝手に成長してくれると思うんだが、好奇心ってやっぱりベースになる何かがないと湧き上がって来ないのではないか。どうすれば好奇心って育めるんだ??

・その後、中華街に立ち寄った。

 お船の見学会でも軽食が出ていたので、

 昼食に昼食を重ねるという完全なる愚行……デブのムーブ……で、でも……せっかく中華街に来たんだし……。

・中華街って高級なイメージあったけど、上の画像のランチは700円だし、ランチだと結構リーズナブルですね。

・夜はオリオン会というゲーム系のパーティーへ。

 テストプレイに協力してくれる人を二人もゲットできたので、とても良かった……。ボードゲームももろうたし、行ってよかったぜ。

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<今後の活動予定>

11/20 初めての人歓迎会&今月のニュースと新連載を振り返る会(マンガ技術研究会)
11/23 ゲームマーケット
10/30 マンガ技術研究会の定例研究会

※毎週金曜夜:ダンゲロス・ボードゲーム会(in東中野ディアシュピール)

お布施の窓口:https://www.pixiv.net/fanbox/creator/1149979

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