【6/24-25】ディセント「シャドウ・ルーン」(2)
【6/24】
朝:春菊と豚バラ肉の炒め
昼:豚の味噌漬け、サラダ
夜:サーモンと野菜の蒸し焼き、ワンタンスープ
・小説を書いたり、原稿のチェックをしたりしていた。
・一通りの仕事を終えて、「ふー、今日も俺は頑張ったぜ」と思いながらダイハードテイルズラジオを聞いていたら、「こころオブ・ザ・デッド」第二話の原稿チェックが舞い込んできた。「明日までに!」ということだったが、明日はディセント会なので、今やるしかない。ラジオを一時中断してチェックに入ったところ、今度は読切漫画の原稿チェックが入ってきて、「校了ギリギリです!」と言われたので、仕方なくそちらも並行してやってたらラジオは終わるわ、重篤ソルティストが帰ってきたのに晩ごはんも作れないわで泣きそうだった。明日のディセント会でこの悲しみを晴らすしかない。
【6/25】
朝:味噌汁、納豆
昼:豆腐サラダ
夜:酒
・というわけで、今日はディセント会。キャンペーン「シャドウルーン」の第二回だ。
↑前回の記事はこちらから!
・おさらい的にプレイヤー紹介。
かがみ:ディセント所有者。オーバーロード(モンスター側)担当。
レイブンさん:英雄デュリック担当。「完全教祖マニュアル」執筆チームの一人。
Iさん:英雄シンドラエル担当。「力で相手を屈服させたい」
Tさん:英雄ローガン担当。「後ろからバステを撃ちまくりたい」。今回は欠席。
Nさん:英雄アヴリック担当。
レイブンさんのキャラクター、デュリック。クラスは斥候。戦士タイプだが腕力、体力が低く、代わりに移動力が高い。相手のZOCを無視して裏回りができ、背後から必殺技を叩きこんだり、ダメージを与えた相手に状態異常「出血」を強いるスキルを持つ。
Tさんのキャラクター、シンドラエル。クラスはビーストマスター。戦士タイプ。わんわんを召喚し、使役する。本人の持つ「皮剥ぎナイフ」はダメージを受けている敵に対して、絶大な火力を発揮する。
今回から参加のNさんのキャラクター、アヴリック。僧侶系でクラスは信仰者。毎ターン仲間の体力を回復するスキルを持つ上に、今回は経験点を消費して、回復スキルにさらに状態異常回復と防御アップを追加した。本人の購入武器、「毒針の吹き矢」も侮れない火力。
・前回はオーバーロードが勝利し、経験点2点を貰ったので、こちらもオーバーロードカード(切り札)を強化する。
宿主クラスから「感染させる」「変化する症状」の2カードを追加(邪影の杖はちょっと無視してください)。この3枚は宿主クラスの基本カードで、この3枚を引き切れば「相手に攻撃が当たらなかった時」「相手に毒または病気を与えた時」「攻撃時に波動が出た時」に相手に感染トークンを与えることができ、感染トークンを消費することで「相手の防御を弱体化」「相手の攻撃を弱体化」「相手の能力判定にマイナス修正」の3つの効果のどれかを与える。
・とにかく引いてしまえばタイミングを選ばずにカードを使用でき、オーバーロードの能力を底上げできるわけだ。Tさんのローガンがオーバーロードカードを毎ターン1枚ずつ捨てさせる能力を持つため、「引いたらすぐ使える」宿主クラスを選ばざるを得なかった。
・さて、本日のクエストに行ってみよう。
【#2 枢機卿の危機 前半戦】
元シャドウ・バインダー(伝説の英雄集団)の一人であるコス枢機卿を助けに行かねば。コス枢機卿は「炎の防護」を召喚し、防御柵を築いたが、敵のメリック・ファロウ卿は既に防御策の内側に侵入していた! コス枢機卿は信仰篤きものの攻撃でなければ傷付かないため、メリック卿は信者の墓からゾンビを蘇らせて大聖堂に送り込んでいる。英雄はできるだけ早くメリック卿を倒して、ゾンビの流入を防がなければならない!
【英雄側の目標】
隠された「暁の異物」を入手し、「炎の防護」を解除した後、ファロウ卿を倒す。
【オーバーロード側の目標】
墓石からゾンビを作成し、できるだけ多くのゾンビを大聖堂に送り込む。
・オーバーロード側としては、「暁の遺物」をゲットされるまで、少しでも時間を稼ぎたい。ゾンビは墓から起き上がってもすぐには動けないので(次のターンから動ける)、4体全てのゾンビを大聖堂に送り込むには最短でも5ターンを稼ぐ必要がある。
オーバーロード側は図体がデカく、防御力の高いシャドウドラゴン(赤いドラゴン)を通路に配置してZOC(移動阻害)を形成。フレッシュモールダー(右上の赤いミニチュア)が毎ターン後ろからシャドウドラゴンをせっせと回復させる。
対して、英雄側は遠距離武器で岩(移動不能マス)の隙間から吹き矢を撃ってくる。卑怯なやつらめ。
シャドウドラゴン+フレッシュモールダーの陣形は実際強力だが、それでも立ち止まっていたら延々殴られて殺されるので、後退せざるをえず……
最終的にはこのような形にまで追い込まれてしまう。体で覆いかぶさって必死に暁の遺物を守るシャドウドラゴン。しかし、この時にオーバーロードは既に十分なターン(5ターン)を稼いでいたのだ!
・……いたのだが、肝心のメリック卿がさっぱりで、知力判定(63%)に失敗しまくる。実に5回中3回失敗……!! 逃せたゾンビは僅かに2体……! 何やってんのメリックさん!!
その後、暁の遺物を手にした英雄側が出口を占拠。ゾンビを生み出してもすぐに殺される上に、出口が封鎖されているので脱出不可。シャドウドラゴンも英雄側の巧みな配置によりこれ以上進めない。図体がデカすぎるから、他のコマがいるとロクに動けねえんだ! 詰んだ!!
英雄たちにフクロにされてメリック卿が倒れて終了。ゾンビは2体しか逃すことができなかった。後半戦はつらいぞ、これ。
【#2 枢機卿の危機 後半戦】
コス枢機卿が信仰篤きゾンビたちに囲まれてフクロにされている。書庫に通じる扉を「ルーンの鍵」で開いて、コス枢機卿を助け出そう!
【英雄側の勝利条件】
「ルーンの鍵」を見つけ出して、書庫の扉を開放。コス枢機卿を入り口から逃がす。
【オーバーロード側の勝利条件】
コス枢機卿をゾンビで殴り殺す。
・前半戦でゾンビを2体しか逃せなかったので、コス枢機卿にまとわりつくゾンビは2体+ボスゾンビ1体の計3体。体力点16点のコス枢機卿をたった3体の非力なゾンビで削りきらねばならない。ルーンの鍵を発見されるまで、どれだけターンを稼げるかが勝負となる。そのためのポイントは二つだ。
アヴリックが祭壇に張り付くと63%x63%の確率(つまり87%)で毎ターン1~3点、枢機卿の体力が回復する。ただし、チェンジリングのボス(赤)には3マス以内の英雄の能力判定にマイナス1点修正を与える能力があり、さらにアヴリックに感染トークンを与えることができれば、宿主カードの力により能力判定をマイナス1点修正。19%x19%(35%)まで成功率を落とすことができる。
・そして上記二要因があることで、英雄側はチェンジリングを看過できなくなる。こいつらを排除してからでなければ、ルーンの鍵探索に向かうことができず、これで1ターンを稼げるのだ。
・ポイント二つ目。「ルーンの鍵・二択クイズ」。ゾンビたちの出目がよく、コス枢機卿の被ダメージがかさんできたことで英雄たちが焦り、この二択クイズに悩みまくる。オーバーロードは右側を固めている。となると左側が逆に怪しい……。守りが硬いのも実際に左側……。しかし、そこを逆手に取ってやっぱり右側なのではないか……。かなりの時間を悩みぬいた末に英雄たちは分断策に出た。シンドラエルが左側へ、デュリックが右側へと進んだ。
・ちなみに正解は左側。やっぱり守りが硬いんだ。左側に配置したガーディアンはアラキュラ。攻撃後に相手を移動不能にできるため、英雄たちがルーンの鍵に到達するまでに高確率で1ターンを稼げる。
・この分断策は結果論的には失策だったわけだが、この後、デュリックが開けたハズレの宝箱から150ゴールド相当の武器が飛び出したので、さらに結果論的に言うと、英雄側は勝利に等しい財物を手に入れることとなった。
一方その頃、コス枢機卿は憐れゾンビの毒牙にかかって倒れた。3ターン目にラッシュをかけて撃破。非力なゾンビたちだけど、今回はすごくダイス目が良かった。最後のラッシュに使ったカードの説明は以下。
「苦悩の言葉」:ダメージを与えた際にスタミナダメージ1点を追加。(コス枢機卿はNPCでありスタミナが存在しないため、実質的にダメージ+1点)
「狂乱」:モンスター1体に二回攻撃させる。
「悪運」:ダイスを振り直す。これでファンブルを回避した。
「暗黒の力」:攻撃ダイスの結果に波動を加える。
「クリティカルヒット」:波動の能力に「ダメージ+3点」を加える。
これに宿主クラスのカード効果が加わり、コス枢機卿に感染トークンを与えまくっては、防御力を下げまくった(正確には殴るゾンビの攻撃力が上がる)。このクエストは宿主クラスがすごく機能する。だから選んだ!(前回のクエスト勝者にクエスト選択権がある)
・今回のクエストの結果、英雄、オーバーロード共に経験点1点を入手。さらにオーバーロードには「邪影の杖」が与えられた。
オーバーロードカードを一枚捨てて一枚引く……。要は手札回転能力だ。宿主クラスはとにかく宿主基礎カード3枚を引かないと話にならないので、回転力を上げるこのアイテムは絶対に欲しかったんだよな。
・次回の英雄たちのお買い物候補はこちら。どれもヤベえアイテムばかりだぜ……。
・今回のプレイ時間は約四時間。
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キャンペーンはあと6回。7000円くらいするけど、めちゃくちゃコスパのいいゲームなので、TRPGっぽいボドゲを探している人には強くオススメです。100時間くらい遊べるぞ。