【5/27】我が故郷に待つは滅亡のみ

   

朝:チンジャオロース、エビとブロッコリー炒め、味噌汁
昼:チンジャオロース丼
夜:カレー、中華スープ

・チンジャオロースを作る際に、最後に片栗粉を加えてるんですが、だまにならない方法を誰か教えて下さい! 水で溶かす→火を止める→全体に少しずつぶっかける→菜箸でぐちゃぐちゃ混ぜる、で合ってますよね? なーんか、だまになるんだけど何コレー。

・今日はゲームのデバッグをやったり、打ち合わせをやったりしてた。少し余裕があるので家事とかもしてた。溜まっていた洗濯物をまとめて畳んだぞう。

・久しぶりにカレーも作った。今回調合したカレー粉はチリペッパーを信じ難いほどに減らしたので(全体の3~4%くらい?)きっと重篤ソルティストも辛くないはずだ。たぶん。

・まあ後で自分の皿にだけチリペッパー追加してもいいんですけどね。

・重篤ソルティストと言えば、先日、私が倉敷市からふるさと納税で貰ったワインを訝しんでおり、「かがみさんって倉敷が故郷だったんですか??」と言ってたので、私はそれを否定し、我が故郷、福山のふるさと納税お返し品がいかにショボイかを雄弁に物語った。「調べてみるといい」「あまりのショボさに愕然として、決してここにはふるさと納税したくない、という気持ちを抱くだろう」と伝えたところ、彼女は早速ググっていたが、すると思いがけぬ答えが返ってきた。「プリザーブドフラワーとかあって可愛い」というのだ。

・「バカな」。私は我が耳を疑った。福山のふるさと納税はクソの中のクソ。そんなポジティブ評価を受けるに値するようなお返し品はただの一つもなかったはずだ……。

・だが、実際にググってみると

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 確かにある……。わ、すごいな、福山。ちょっと頑張ったな。いや、頑張ったと言うか正気に戻ったというか。正直、まだショボイ部類に入ると思うが、それでも地元の特産品や特徴を伝えるという役割は果たしているので、ふるさと納税のお返しとしては及第点といえよう。

・去年のは凄まじかったからな……。いやでも、私の過去の記憶が改竄されて、実際以上にショボいイメージが膨らんでいるのかもしれない。そう思って調べてみたのだが……

福山市のふるさと納税の特典が残念過ぎる件

ばらのピンバッチ一個

ばらのストラップ一個

福山の総合情報誌

福山博物館の入場券

 あっ、これだ、これ。うわ、ショッボ……。私が見た瞬間に愕然として、納税する気が一瞬でゼロになったお返し品の数々だ。

・いま見てもすさまじいラインナップである。まるで欲しくないピンバッチとストラップ(個人の意見です)。控えめに言っても外部の人間が好奇心をそそられるとは思えない地元オンリー情報誌(地元の人間なら好奇心をそそられるかというとそんなこともない)。唯一価値があるのは博物館の入場券だが、これも地元の人間以外はそもそも福山に来なければ使えないので、結局、大方の人間にとって価値のあるお返し品はゼロということになる。

・なお、件の情報誌はこちらで見ることができるので、あなたがこれに魅力を感じるかどうか検討して欲しい。そもそもこのサイトのPDFファイルの置き方からして強い疑問を感じる。

・このラインナップには外部の人間にお金を落としてもらおうという意欲がまるで感じられない。「我が故郷に待つは滅亡のみ」と強く思ったものである。本当に誰がこれにGOサインを出したんだ。何か疑問に思わなかったのか??

・私も「ちょっとくらいお返し品がショボくても、まあ故郷だし、納税してやるかな」と思っていたが、見るやいなや愕然として直ちにページを閉じた。

こちらのページによると、それでも38件の寄付と総額1千万円を超える寄付があったらしい。38件という数字はその少なさにビックリするべきなのか、こんなのでも寄付しようという奇特な人間が38人もいたことにビックリするべきなのか微妙なラインである。そして、なんだかんだで1千万入ってるってことは、一人一人がかなりの大口なんだろうな。30万とかポンと寄付できるレベルの人間にとってはお返し品がピンバッチだろうと牛肉だろうと大差ないのだろう。

・ハナからお返し品に何の期待も寄せていないレベルの金持ちなら、ラインナップのショボさも問題はないのかもしれない。ということは、こんなクソみたいなラインナップであっても、「寄付できるシステムを作っておく」ことには意味があるということだ。いや、でもわずか38件という事実は重く受け止めるべきだけど。だって、福山市ってなにげに人口46万人もいるんだぜ。46万人いて38人しか寄付しようと思わない程に魅力がなかったのだ。滅亡だ。

・まー、とにかく少しはまともになって良かったです。今年は流石にふるさと納税検討対象に入るな……。正直、牛肉とかのが欲しいけど。

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