【7/16-18】世界滅亡の瞬間までガンギマリ

   

 ちょっと気を抜くと間が空いてしまう……。16日のことはもう記憶が曖昧なので17日から書こう。
 
 
【7/17】
 
昼:思い出せない
夜:焼肉と野菜炒め、フカヒレスープもどき、米

・今日は妻が休みなのでオフ。映画見たりD&Dのリプレイ読んだりしてダラダラ過ごしてた。

・フカヒレスープのようなものを簡単に作る方法を見つけたんですよ……。

1、えのきを切って、湯を沸かした鍋に入れる
2、鶏がらスープと醤油とごま油を入れる
3、ネギを散らす
4、飲みながらえのきを咀嚼する時に、「この歯ごたえ……紛うことなきフカヒレ!」と心の中で強く念じる

 ぜひお試し下さい!

・ニンジャスレイヤープラスの「【ミーミーたんけんたい】ニンジャスレイヤーが影響を受けていると思しき名状しがたいRPGの数々について」を読んでたら、すごくTRPG欲を刺激されたので、ダンジョン&ドラゴンズのリプレイを探したところ、このようなものを見つけて読んでみた。

・これ、無料で配布しているものだし、ほんのちょっとしたものかな、と思いきや、ボリュームもたっぷりだし、メンツもカナイセイジさんとかいるし、えっ、ホビージャパンはこのコンテンツをもっと大々的に扱うべきなのでは……。

・いま日記を書いていて、さらにガッツリしたリプレイがあることを発見した……。本当にこの世の中には無料の優良コンテンツがたくさんあるな! くそったれ!! この山のような無料コンテンツを消費だけして生きていきたいぜ!!!

・そういえば私は実はハック&スラッシュ味の強いTRPGをやったことがないので、どなたかお誘い頂けませんか。ちょっと今後の仕事に使うかもしれないので少し経験を積んでおきたいです。

・あと映画を見た。

 うーーーん、まぁまぁ。キャビンのラストでシガニー・ウェーバーが出てきたのは、なるほど、この感覚なのね、みたいなのは分かったけど、映画自体はまぁまぁ止まり。田舎のガチガチの原理主義クリスチャンが宇宙人の存在に慌てふためくシーンは面白かったけど(彼らにとって世界は神が作った地球だけなので進化論もなければ宇宙人もいないのだ)

・キャビンといえば、アマゾンレビューを少し見てみたんだけど、

 200以上レビューが付いていると、やっぱり☆1や☆2のレビューもそれなりにある。しかし、どういう観点で批判がされてるのかな、と思って見てみると、なんかあんまり面白い批判がない。「なるほどな~~そういう視点もあるか~」ではなく、「?? ? これ、そもそもあんまり理解できてないのでは??」みたいな。

後半、どういう風に落とすのか、その期待だけで
頑張って観ていましたが、そのオチが特に酷い…
設定的に、まともに収集がつかないのは予想してましたが、
かなり大きなスケールのはったりをかまして終了…。
もっとこじんまりと、謎を残して終わらせる方がまだ後味も良かった。

…と、こういう事を書くと
「器が小さい」だとか「頭空っぽにして楽しむべき」だとか
言う人がいます。
この映画に関してはその通りです。
なので、頭空っぽにして映画を観ることの
できない生真面目な人には向かないかと思います。

この映画を作った人たちは薬物中毒か何かでおかしくなっているのだろうか。

理解不能な設定、唐突なストーリー、回収されない伏線、不気味なだけの演出と映像、
打ち切りマンガのような終わらせ方…。

きっと、駄作中の駄作として語り継がれることでしょう。

 ↑例えばこの辺とか。

・まあ、これらは別に個人の感性だから良いのだけど、それでも幾つか見ていると何となく低評価レビューの共通性が見えてきて、一つには「巨大な物の存在を感じさせて終わる」ENDに対する忌避感があるようだ。これをやると人によってはオチがひどいとか、打ち切りマンガみたいな終わり方、と思われてしまうらしい。

・ただ、これはホラー映画にはしばしば見られる終わり方で、『貞子vs伽椰子』もそうだし、フルチの『ビヨンド』なんかもそうだと思うのだ。だが、このオチを理解できない視聴者は「ホラー映画好き」にも結構いるんだよな(低評価レビューに「ホラー好き」を自認しているコメントが散見されたので)。だからと言って彼らがホラー映画好きとしてレベルが低いとか言うつもりはないのだが、この手のオチは全てのホラーファンに受け入れられるものではないのだ……、くらいの事は言えるだろう。

・個人的には、ホラーは半々くらいの確率でバッドエンドを迎えるから好き、というのがあって、その中でも「散々がんばってアレコレしてきたけど、最後になんかとんでもないのが出てきて、これまでの努力とか全て水泡に帰してオワリ」みたいなのは大好物なんだよな。実にホラーしてると思う。『貞子vs伽椰子』はこの方向で完璧なラストだった。『キャビン』はそこに人間側の意志が介在しているのが、またちょっと違ってて良くって、「合理的判断なぞ知るか! 俺は死にたくねえんだ!! この世が滅びるギリギリまでマリファナ吸ってラリって…………うわあああ世界滅んだアァアアァ!!!」みたいな爽快感がある。

・レイヤーが違うんだよな。これまで人間側が必死に対応してきた世界とは異なるレイヤーからより大いなる怪異が降りてくる。『キャビン』で言うとゾンビファミリーは頑張れば返り討ちにできるけど、古き者は全く別レイヤーの脅威だから出てきた時点でもうオワリなんだ。

・拙著『暴力退魔師ド外道菩薩丸』もこのタイプの亜種で、「別レイヤーの脅威」が人間にとっての怪異から、怪異にとっての菩薩丸にシフトするというですね……。『キャビン』や『貞子vs伽椰子』では人類を滅ぼす側だった「別レイヤーの脅威」が、人間ではなく、たまたま怪異の側に牙を剥いたのが菩薩丸なのですよ。
 
 
【7/18】

昼:目玉焼き、ソーセージ、野菜、米、納豆
夜:アマトリチャーナビアンコとかプリンとかワインとか

・今日も妻はお休みだけど、私はお仕事。

・8/13のボードゲームコレクションにて頒布予定のダンゲロス・ボードゲーム拡張シナリオ#2を半分ほど書き終えた。

・諸費用を計算したところ、まあまあ悪くない感じで損益分岐点を設定できたぞう。

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・ぜひ入会してね!

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