【3/19-20】カニ食うために壁のぼる
【3/19】
朝:忘れた
昼:カレー
夜:ポークカレー、コンソメスープ
・人生 is 流れ。
漫画原作者・架神恭介先生&江藤俊司先生によるトークショーは満員御礼!途中急遽席を増席しても足りず、立見が出るほどに!
「週刊作家には化物がいる…!」ということで、業界の化物(作家様)達のスーパーなエピソードもありましたが、両先生の作家になった流れも完全にチート過ぎて化物級…! pic.twitter.com/lZcLBue4az
— cre◇arti(クリアーティ) (@cre_arti) 2017年3月20日
会場の方からの「作家になったのはなぜですか?」というご質問に対して、ふたりともざっくりまとめると「流れです」とご回答したというお話ですね。人生 is 流れなので…>RT
— 江藤俊司/終極エンゲージ (@esfeb0203) 2017年3月20日
・というわけで、池袋のコスプレイベントでトークショーをしてきました。
・江藤も言ってたけど、「そもそも漫画に興味のある人達」が観客なので、すごいラクでしたね……。例えば観客が「マン……ガ……??」みたいな人たちだとかなりキツく……いやまあ、それほどではなかったにしても、「ああ、漫画。ワンピースとこち亀読んでます」くらいの人でも結構キツイが、漫画にかなりの興味を持っていて、コスプレまでするような人たちなので、非常に……話が……伝わりやすい……。楽……。
・おうちに帰ってから『ラッセル幸福論』を読んだり。
読むだけでなく、こんなコラボ作品を作ってみたりもした。
・従来こういうのをやる時はツイッターでやっていたのだが、今回は至道先生から「いまトークメーカーは アクセス数>作品数 の状態なので何をやるにしてもチャンスですよ」と耳元で囁かれたので、試しにこちらでやってみている感じ。
・この『ラッセル幸福論』で要点を押さえて知見を増やした後は、そのままトークメーカーで原稿の執筆に入ります。今度、幸福とゲームをテーマにした本を書くんだー。
【3/20】
朝:ポークカレー、コンソメスープ
昼:鍋、酒
夜:長崎ちゃんぽん、おにぎり
・軽く仕事をしてから、午前中にボルダリング。
「かがみさん、カニ食べませんか?」「よし、ならばボルダリングする!!」というわけでボルダリングを経て野蛮人強度を増したおれは今からカニ鍋に臨む。 pic.twitter.com/tnO9zzsJ5l
— 架神恭介(『こころオブ・ザ・デッド』) (@cagamiincage) 2017年3月20日
もはや私の中でのボルダリングの意味合いがだいぶおかしなものになっていて、「野蛮人強度を上げるため」「腹を空かせるため」みたいなことになっている。だが、実際ボルダリング後の全能感とかすごいんだ。きもちいい。
・今日とか新しいルートに挑戦して、最後の最後で一歩及ばずにとうとうクリアできないうちに筋肉の限界が来ちゃったんだけど、そんな結果にもかかわらず全能感しかなかった。これは明らかに理性の処理を超えた、もっと脳分泌液的な何かだ。
・ちなみにカニは食えませんでした。クエとか金目鯛とか食ってるうちにタイムアップが来てしまったのだ(まあクエうまかったので特に問題なし)。
・なんでタイムアップが来たかというと、その後、『哭声/コクソン』観に行ったんですね。今日のこの時間しか空いてなくってな……。
・これねえ。良い映画というべきか、微妙な映画というべきか、すごく難しい境界線に立っている感じの映画ですね。ややネタバレ気味の話になるけど、これは見終わった後に「なるほど! そうだったのか!!!」という、全ての謎が一気に解かれたような、『シックスセンス』的な爽快感はない。「え? ええ? えっえっ??」ってなって困惑してる間に「ファッ!?」って感じで終わって、「え、待って、じゃああれはどうだったの……???」ってなるような、そういう映画だ。
・いくらなんでも、もうちょっと分かりやすくしても良かったんじゃないかという素直な気持ちと、しかしこういう分かりにくい映画が存在していることも映画業界の多様性として重要だという良い子ちゃんの自分が心の中でせめぎ合う。
・実際、私も見終わった後はさっぱりよく分からなくて、モトさんに「どういうことなの?」と聞いたら(この映画はそもそもモトさんから勧められたのだ)、こちらの解説動画を観るように言われたのだが……
クッ、この解説動画、英語じゃねえか……。字幕を付けて3周見たけど、私の英語力では3割くらいしか分からん……。は、早口すぎる……。
・というわけで、モトさんに一つ一つ「あれどうだったの?」と質問して、なんとなく全体の構造が分かったような気がしたが、しかしそれでもまだ「合理的に説明できる解釈」でしかなくて、本編にはよく分からないところが残ってるんだよな。
・最後までしっくり来ないところはあるものの、劇中に仕掛けられた一つのアイデアが秀逸なこと自体は間違いないので、ともあれ「見る勝ちはアリ」と言っておこう。
・その後、ごとう先生と恒例の「マンガ新連載研究会」ラジオの収録。今回は実験的にスカイプで収録してみたんだけど、音量の差があんまり良くないですね……。波形編集でノーマライズをかけてもこんな感じだった。今回はちょっと聞き取りづらいと思いますが、ご容赦下さいな。