【3/18】年収を300万以下にする……?

   

昼:味噌ラーメン、米
夜:鮭とほうれん草のミルクスパゲティ

・ダンゲロスボードゲームのホームページをコツコツ作ったり、執筆のために資料を読んだりしていた。

・今はちくま新書の『功利主義入門』を読み終わって、図書館で借りてきた『ラッセル幸福論』に入ったところ。『功利主義入門』自体は、これから書こうとする著作に関して、結局、直接的な参考にはならなかったものの、今から自分が書こうとするものが学問的にどのジャンルに位置して、どのような議論経過を辿っているのかが何となく分かったのと、最後のブックガイドのおかげで、「最低限これを読んでおいた方がいいな」という目星を付けられたので、間接的には役に立った。そして図書館で急ぎ借りてきたのが上の『ラッセル幸福論』である。

・そう。これですよ、これ。だいぶ私の理想的な生活に近付いてきた。「仕事のためだから~」とか言って、図書館で借りてきたタダ本とかをのんびり読みたいんですよ。基本的にはのんびりと本を読んだりゲームをしたりして、好き勝手気ままに適当なことを書き散らかして、そんでたまに本とかを出版することで、なんだか悠々自適な上に社会的にもきちんとしているような、そういう対外的イメージを持たれながら私は楽しく暮らしていきたいのだ。

・そういうことを考えるとなんか本当に「年収を300万以下にする」とかを目標に立てた方がいい気がしてくる。いや、今年とかは普通に300万以下になりそうなんだけど……。これに関しては次の座談会ゲストが私にとって色んなことを示唆してくれるんじゃないかと期待している。

・夜はダンゲロスSSが行われたぞ!

【3/18】ダンゲロスSS(7) ぺんさんvs大達啓介

 こういうことを書くのは大達さんに追い打ちを掛けてしまいそうで申し訳ないが、ちょっとあえて書かせて頂きたい。今回、大達さんは一時間の時間制限中にわずか4セリフしか書くことができず、起承転結の起の序盤で終わってしまったのだが、しかし、これが普通だと思う。ぺんさんとか滝口さんとか、岡田さんも、なんだかんだで最後まで書いてたから、「あ、一時間で起承転結って、みんな意外とできるんだな」「別におれたちがプロだからできてるわけじゃないんだな」と思ってたけど、いやそんなことはないよね。

・本当に普通の、ごく普通の人は、「ストーリーを考える」ことも「ストーリーに沿ってキャラクターに発言させる」ことも普通はできないんだよな。大達さんは漫画家志望者とのことで、そういった能力が人よりもあったはずだが、しかし、小説を書いたことはおそらくなかったと思うので、この結果も仕方がない。ぺんさんも滝口さんも何だかんだ功夫を積んでるし、岡田さんも、前に相談に乗った時には一応作品を完成させていたからなぁ。やっぱりそう簡単にはできることじゃないんだよ。

・だが、その上で敢えて言いたい。大達さんのガッツはえらい、と。こんな脅し方をしたらみんなビビるかもしれないが、別にビビらせたくて「普通はできない」と言ったわけではない。「やってみて、いざできなくても、それが普通だから、やればいい」と言いたいのだ。それで「えー、できないの? 情けなーい!」とか思う人はまずいない。仮に言われても、「よし、じゃあ次、キミやってみよう」で終わりだ。

・これまでに幾つもの物語を組み上げてきたわれわれプロでさえ、ダンゲロスSSの土俵に立って、スタート時間になるまでの十数分は「一体どうすればいいんだ……」「一文字も書けなかったらどうしよう……」という胃が痛くなるような想いに囚われるのだ。そんな悪魔的闘技場なのだから、せめて恥をかかないように、最低限の力を付けてから挑もう…………と思うかもしれないが、最低限の力を付けてから、とか言ってると、いつまでもその時は来ないので、むしろここで最低限の力を付けるといい。準備ばかりしてるやつは準備してるうちに腐って死ぬ。見切り発車で動け。だから大達さんのガッツとチャレンジ精神は素晴らしい。ぜひ、またチャレンジしてみて欲しい。「でも全然書けない俺みたいなのばっかりが試合してたらダンゲロスSSがコンテンツとしてヤバイんじゃ……」と思うかもしれないが、まあ気にすんな。万一そうなったらまた俺が出るからよォオオ~~、ゲヒャヒャヒャー!!

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