【5/9】メンテナンス&インターセプト

   

朝:納豆うどん
昼:チゲスープ
夜:酒

・さて、この日記を書いている今日(5/10)はダンゲロス文庫版の発売日ですね。

戦闘破壊学園ダンゲロス (ちくま文庫 か)
架神 恭介
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・まあ、その宣伝は後に別のエントリーで行うとして……。先日、文庫版の打ち上げ飲み会で、担当の伊藤さんから「仏教やキリスト教の勉強をちゃんと続けるべき」と言われたんですよ。そりゃもう全くそのとおりだと思いまして。せっかく身に付けた知識もメンテしなきゃ刻一刻と錆び付いていくし(もう大分仏教の事忘れてるし)、それに「いまだに勉強してますよ」という報告をここで定期的に行うことで、そちら側の仕事も来やすくなるのですね。

・というわけで、週一日くらいはそういうのに時間を使おうとは思ったのだけれど、物理的に厳しいのも事実なのである……。なにせ直近の仕事に必要な資料を読む時間すら捻出が難しい状況だ。

・オフの日にやればいいじゃない、と言われそうだが、オフの日は本当に何一つ生産に繋がることをしたくないのだ……。仕事をしてる気分を完全に排除したい。正直、オフの日は漫画を読むことすら辛い。

・しかし、そうやって「時間がない」「時間がない」と言っていては、結局いつになってもできない。無理してやるしかない。今だと「こころオブ・ザ・デッド」3話の小説の修正とネーム作業が差し迫ってやるべき作業なのだが、だからといってこれに取り掛かってしまうとなんのかんので時間は消えてなくなる。ちょっと見ないフリして、無理してやるしかない。

・当初の予定では昨日(日曜)やるはずだったが、放課後ウィザード倶楽部8話の動画制作を行わなければならないことに気付いて(合併号で一週休んでただけでスッカリ忘れてしまう)、流石にこれは後回しにできないので昨日は諦めた。で、動画制作が昨日のうちに終わらなかったので、今日の午前中も動画を作って、さあ、いよいよ午後からメンテをやるぞー、ということで……

大乗経典の誕生: 仏伝の再解釈でよみがえるブッダ (筑摩選書)
平岡 聡
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 前に伊藤さんからもらっていたこれを読み始めた。

・「はじめに」を参照して内容を簡単に紹介すると、仏教の初期経典と大乗経典の繋がりに関する本である。

・仏教というのは「悟り」という特殊な精神状態に至るための技術体系である。経典はそのためのハウツー本と考えていい。で、初期経典は釈迦(技術体系の考案者)が口頭で語ったハウツーが大体収録されている(実際はそう簡単な話でもないが)。一方で、大乗経典はなんだか話が壮大になったりオカルト的要素が入ってきたりでよく分からない。ハウツー本には違いないのだが、かなり趣が変わってきていて「ほんまにそれで行けるんかいな」といったものになってくる。日本で一般的に利用されている経典はこの大乗仏教の方である。

・もうちょっと具体的に言えば、初期経典は要は瞑想のコツに関するハウツーなのだと思うが(←若干自信がない)、大乗経典の、例えば阿弥陀経だと、死んだら阿弥陀様が現れて極楽というジム施設に連れて行ってくれる、という話になる。結局、極楽ジムで瞑想をするので結果は同じなのだが、まあ阿弥陀様とか極楽ジムとかオカルトだよね。

・というわけで、初期経典と大乗経典は大分違いがあって、この変遷の間には何があったのか、という議論が仏教学ではなされてきたのだけど、この書では「大乗経典も仏伝(釈迦の伝記)の枠組みに依拠している」という仮説に立って、初期経典と大乗経典の橋渡しを「仏伝」という観点から考察してみよう、という試み。このくだりで、「なるほど、興味深いな」と思える程度には私の仏教知識もまだ錆び付いてはいなかった。たぶん読者の9割5分は、この噛み砕いた説明でも1ミリの興味も抱かなかっただろう。

・で、読み始めたわけであるが、1時間も経たないうちに、各社、各人からビジネスの連絡がLINE、メール、フェイスブックメッセージ、ツイッターDMからひっきりなしに飛んでくる。最初にメールとフェイスブックメッセージの通知が来た辺りまでは無視して読書を続けていたが、LINEとツイッターDMまで重なった辺りで諦めてそれらの処理を始めたら、まあそれで時間はなくなっちゃいましたね……。50ページしか読めなかった。

・別に普段からありとあらゆる連絡ツールで仕事の連絡が来てるわけじゃないんですよ。今日はたまたま全てが重なった。びっくりした。GW明けだったからかもしれない。

・夜は、先日まぼろし博覧会でたまたまお会いした、@eagle0wlこと松田さんとメシを食いながらブレストをお願いした。松田さんはネットワークセキュリティのスペシャリストで、ドラクエXなどでも仕事をしていたらしい。

・実はまさに今、私の欲しかった知識ドンピシャリで、おかげでふわふわしていた設定上の問題がばっちり埋まった。いやー、巡り合わせに感謝! 我ながら豪運を持っている。

・で、仕事とは余り関係ないのだけど、「メガデモ」という世界があることを知った。こちらは松田さんが作ったメガデモの紹介用スライド。

↑がその世界でも最高レベルの作品らしく、これは動画化されているが本来はプログラムファイルらしい。そのファイルサイズがなんと4KB。映像も音楽も込みで4KB。私のようなプログラムの素人でも「はあ?」となる意味の分からなさである。4MBじゃなくて4KB。意味が分からない。

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