【12/20】俺を倒せば名が上がるぞ

   

朝:納豆スパゲティ
昼:フルーツ
夜:にんにく鍋

・概ねお仕事してただけなので、昼のお話は省略。

・Wizardry Onlineがサービス終了した。

 最後だからINしようと思ってたのにすっかり忘れていた……。いや、純粋にサービス終了する時にどんなことがあるのか、普通に興味があったんだよね。ブチッて切れて終わるのかな、ゆるーっとフェイドアウトしていくのかな、とか。

 いやー、でも、なんかイイ感じで終わったみたいですね。5年間はしっかり持った方じゃないでしょうか!

『放課後ウィザード倶楽部』はご存知のとおり(?)、Wizonを下敷きにした作品で、漫画版は終わっちゃったけど、いつか小説版をリライトしようと思ってるんですよね。んで、小説であんま長くやっても読まれないので、短くリライトしようかなって思ってて。でも、となると、どうしても夢世界での冒険部分が削られちゃう。あの部分がまさにWizonのニュアンスだから、そこをどうしよっかなー、と。でも、やっぱ思い出してみるとWizonは非常に面白いことばっかりだったんだよなあ。あのニュアンスをしっかり描きたい気もするけど(Wizon二次創作小説みたいな感じで)、そしたらどうしても長くなっちゃって書き下ろし小説としては微妙だ。とはいえ、『放課後ウィザード倶楽部』とは別にそれを書くってのもなんかなーって感じ。どーしよっかね。

・なんも考えずに60万字くらいの書き下ろし小説を書くとか……。いやでも、書くだけならいいけど、あんまり長いと、直しとかやってる時に死ぬんだよな。初稿30万字の『ダンゲロス1969』でもすげえ辛かった。なにせ毎回読み直すたびに新書3冊分読むことになるんだもんな……。

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・昨日お知らせした通り、至道流星先生のトークメーカーに『こころオブ・ザ・デッド』の小説第一話を掲載しております。

 いま一度貼り付けておくと、こんな感じで吹き出し形式で小説を書くというサービスですね。んで、これを見てヌガーさんが……

 これさあ、似たようなことを考えてたんだよね。小説を書くというよりもゲームのシステムとして利用できないかな、って。セッションというか。

・例えば学園祭形式のダンゲロスを各自がタイピングしながら進めていくとか。もしくは、ダンゲロスSS(対戦者二人がキャラを作り、同時に相手を倒すSSを書いて読者人気で勝負するアレ)を同タイミングでリアルタイム執筆していき、他のみんながそれをリアルタイムで二戦同時に見てキャッキャするとか。後は、各小説をライブ会場に見立てて、ライブパフォーマンスの執筆に対してみんながファンという体裁でレスポンスを返すとか。なんか、できそうな気がするんだよな。

・一番簡単にできるのはダンゲロスSSのエキシビジョンマッチをとりあえずやってみることか……? 予めキャラを作っておいて、せーので公開して、そっから3時間限定で相手キャラを倒すSS書いて、3時間内に寄せられた評価で勝敗を決めるとか。

・誰か、私と一戦やってみるかい? 私を倒せば名が上がるぞ。

・まるでやくざものが「あいつのタマ取って男になったらんかい」みたいな話である。もちろん私より名のある人が挑んでくれて、私に名を上げるチャンスをくれてもいいぞ。

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・昨日も告知しましたが、『こころオブ・ザ・デッド』のサイン会をやります!

 いかんせん告知期間が短すぎるので、ぜんぜん人が来ない可能性が微レ存です。お店は通常営業しているので、その場合はお茶を飲みながら、ヒマそうにしている私とお話しましょう。希望者にはキャラ絵も描きますぞ。

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・今日のペルソナ5日記。オクムラ・パレス攻略後からストーリーがめっちゃ面白くなった。

・今までは「フーン」って感じで、悪くはないけど、別に良くもないなあ、まあゲームシステムが面白いからいっか、程度だったストーリーが、オクムラ・パレス攻略後から急に面白くなった……。

・なんだか良く分からないけど異質な力を手に入れた高校生たちが、その力を使ってワッショーイしていたら突然力をふるった相手がポックリ死んで、えっ死んじゃった、よく考えたら俺たちこの力のこと何も分かってなかったんだ……って愕然とするあの感じ、非常に良いですね……。

・今回は真犯人が別にいたわけだけど、でも、実際、よく分からない力をよく分からないままに使うってそういうことなんだよな。たったの4回くらいしか成功事例が無かったわけで。明智くんの言う通り、本質的に危険な行為であることは確かなんだよね。

・文化祭のゲスト講演に呼んだ明智くんが、したたかな戦術で主人公たちを上回って首根っこ抑えに来たのも良かったですね。でもあれ、講演会の聴衆たちはどう思ったんだろうな。「ウオーッ!? 怪盗団の正体が発表されるーッ!?」「10分後が待ち遠しいぜ!!!」「ツイッターに途中経過アップしよ!!」(10分後)「すいませーん、仕事で帰りまーす」「ハァ!?」みたいなことにならなかったんだろうか。明智くん退場する時に一応拍手が起こってたけど、どう考えてもブーイングの嵐だと思うぜ!

・そして、主人公たち、公衆の面前で消えたり出たりしすぎなので、いずれ首根っこ掴まれるぞと思ったけど、やっぱり掴まれていた……。というか、警察が本気出したら絶対辿り着いちゃうよなあ。あいつらには動機がありすぎるから、事実関係をしっかり調べれば必然的に行き着くと思う。

パンサー&スカル→鴨志田先生とトラブル。セクハラ&パワハラ。
フォックス→斑目の近親者で被害者。
世紀末覇者→金城の被害者
ノワール→奥村の娘で政略結婚を強要。

 メジエドの件だけは辿り着けないだろうけど、各標的の被害者たちがあれだけつるんでて、しかも、最初の事件から考えて、秀尽高校の生徒である可能性が高い……となるとなぁ。実際、居候先のマスターは薄々勘付いていたわけだし、三島くんも気付いてるし、川上先生も知ってるし、親しい人たちには結構バレバレなんだよな。あと、スカル、声でかいし。

・とまあ、そういうわけでストーリーもすごく面白くなったわけです。私はRPGのストーリーとかどうでもいいと思ってる人間なので(だって目の前にダンジョンがあったら何も理由がなくても入るもん)、その私がストーリーを評価するというのは結構なことですよ。でも、じゃあ、これまでの経過を端折って、もっと早くこの展開をやればもっと面白かったのか、となると多分そういうわけでもないんだよな。このくらいのタメは実際必要だったと思う。このゲームは『放課後ウィザード倶楽部』とストーリーの構造が似ている気がするので、どっかで一度考えてみたいな。

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