【9/10-11】やつは来るといったら必ずここに乗り込んでくる
2016/09/13
【9/10】
朝:バタートースト、目玉焼き、サラダ
昼:塩ラーメン
夜:牛丼、味噌汁
・午前中はだらだらしてから午後からお仕事したぞう。レビューを二本書いた。
【9/11】
朝:牛丼、味噌汁、茹で鶏
昼:鴨と松茸の小鍋、天ぷら
夜:チキングリル
・午前中は放課後ウィザード倶楽部の今後の展開を考えた。
・午後はジャッキーくんと「和食さと」でメシを食いながらブレスト。
「和食さと」初めて使ったけど、いいですね…。ランチの価格帯が幅広くて600円から1500円くらいまである。安く昼を食べたい時にも、今日みたいな接待にも使える。
・今度はディナーでプレミアムさとしゃぶコースを食べてみたいな。しゃぶしゃぶ食べ放題にスシや天ぷら、ステーキなどの食べ放題がついて2500円。ウヒョ~。
・今日は結構お仕事したので疲れてしまい、夜は何か元気になるものが見たいな、ということで「監死カメラ16」を視聴。めっちゃ元気になった。
・監死カメラシリーズは最初の方こそそうでもないものの、シリーズ後半からは「一発ネタホラーギャグ大喜利」みたいなノリになっていて、今回も「撮り鉄(鉄道撮影マニア)が鉄道撮影中に幽霊の姿を目撃するが、撮影に邪魔だということで幽霊に罵声を浴びせる」「こっくりさんが帰ってくれなくなった男性が10円玉から指が離せなくなり、大学の後輩に介護を受けながら暮らしている。時には部屋の中でバドミントンもする」みたいな妙なギャグを繰り広げている。すごく低予算ですごく楽しそうだ。
・アイデアが詰まってるんだよな。基本的には脱力ギャグなんだけど、低予算でいろんなアイデアの脱力ギャグを見せられて、なんだかすごく幸せな気持ちになる。
・個人的に白眉だったのは「物質霊」というコーナーで、無機物にも霊がある、というのをアニミズムを使ってそれっぽく説明した後に、ゴミ捨て場のパソコンモニターから、パソコンモニターの霊が浮かび上がって空に消えていく…みたいな映像を紹介していた。バカすぎる。
・あと、ちょっと前だけど『ゴール・オブ・ザ・デッド』見ました。
売り上げランキング: 170,027
ゾンビxサッカー。フーリガンとゾンビの親和性みたいなのも描かれてる。
・ゾンビxサッカーとか、どう考えても一発ネタなのにまさかの前後編。ちょっと長い。前半はだれる。でも総じて見ると作品としてのクオリティは決して低くない。前半終盤の観客がみんなゲロ吐きながらゾンビに感染していく辺りの悪趣味さは素晴らしかった。
*
・「バビル2世」を読み終わった。
激闘の末に、過労で老化し、動けなくなり、負けを認めるヨミさま。この直後に……
とどめの一撃を入れる鬼主人公。ひどい。
・でも読み返してみると、意外とバビル2世は苦戦していた。私の記憶にあったイメージだと常にバビル2世がヨミさまを圧倒していたような気がしたけど、思った以上に互角の戦いを繰り広げている。バビル2世も大分追い込まれている。
・それでもバビル2世圧勝のイメージがあったのは、たぶんヨミさま側のリアクションが大きくて、かつ、高頻度で描かれてるからだろうな。
バビル2世の「お前に挑戦する」発言を受けてのヨミさま一味のリアクション。絶望的な表情を浮かべる部下のみなさん。「やつは来るといったら必ずここに乗り込んでくるぞ」。
・ニンジャスレイヤーに恐怖する末端ニンジャたちのようでもある。
・あと、バビル2世圧勝イメージに寄与しているのが、バビル2世側戦力の基本ベースの強さだろう。バビル2世による基地への猛攻に対して、ヨミさまが「目の前のバビル2世に対処するのではなく、政治力を使って国を動かし、バビル2世の本拠地たるバベルの塔を空爆しバビル2世を引き上げさせる」という起死回生の策を打つシーンがある。読者的にも「その手があったか!」「これは最善手だ!!」と感動すら覚えるのだが、バベルの塔は基礎的自衛設備で爆撃部隊を簡単にいなしてしまい、ヨミさまも我々読者も愕然とするのである。知恵を振り絞って編み出した妙手が、相手の基礎能力だけで叩き潰される……。
・それとバビル2世の異様な抜け目のなさもポイントか。とかくヨミさま側の仕掛けた策は、些細な違和感さえあれば、基本的にほぼ全て気付いてヨミさまの作戦を見抜いてくる。ヨミさま、めちゃくちゃ頑張って隠蔽工作とかしてるのに一瞬で気付く。ひどい。まあこれはヨミさま側も同じで、ヨミさまはかなりバビル2世の策に気付くんだけど、第四部ラストとか、部下たちにそこまでの注意力がないので、「部下がミスる」→「ヨミさまが気付く」となって後手後手に回っちゃうんだよな。第四部は完全に部下たちの不注意で敗れてる。
それでも最後まで部下を慮るヨミさま。